「iPod touch」を「iPhone」化するモバイルルータ
Androidスマートフォンを買いましたが、
音楽は依然iPodで聴きたいレコーダー担当の柳です。
世間の話題はすっかり『iPhone 4S』一色ですが、
「iPod touch」もいいものです。
▲最大容量版の64GBモデルでも3万3800円という安さ。待望のホワイトも出ました。
Wi-Fiにつなげば『iPhone 4』相当の機能でいろいろ遊べるので、
モバイルWi-Fiルータとセットで持ち歩くことで、使い勝手もググッと向上!
…というわけで、今回はこんなアイテムをご紹介。
▲これを。
▲iPod touchの裏側に…
▲合体!
こちらは第4世代「iPod touch」専用のジャケットケースなのですが、
なんと、このジャケットそのものにルータが入っています。
その名も『ジャケットワイヤレスルータ HE-WR01』!
これを装着していれば、「iPod touch」が「iPhone」感覚で使えるという周辺機器です。
実際にちょっと使ってみました。
▲今回はこちらのSIMカードを用意。
通信はドコモのFOMAカード(別売)に対応しているのですが、FOMAネットワークを利用している日本通信製SIMカードが利用できます。
使い切り定額制なので安心。
▲SIMカードを本体にセットしたら…
▲「iPod touch」のWi-Fiをオン。
▲「Safari」から初期設定を行ないます。(画面はパソコン向けレイアウトになっているので、小さい字を拡大しながら進めます)
このブラウザからの設定がちょっと難しかったのですが、
今回使ったSIMカード『b-mobile SIM U300』では以下のように設定することで開通ができました。
▲「Management」→「ネットワーク接続設定」
IDとパスワードに『b-mobile SIM U300』のパッケージに記載されていたものを入力。
「Service Number」は「*99***7#」を選択しました。
▲「Management」→「PDP設定」
「APN」に「dm.jplat.net」と入力。
▲この表示が出れば開通です。
いったんつながってしまえば、後は通常のWi-Fiと同じように利用できます。
FOMAエリアでWi-Fiがつながるので、
言うなれば“ドコモ版iPhone”(本当に出るのかな?)の感覚で使えるというメリットがありますね。
今回使ったSIMカードの場合は、通信速度が上り/下り300kbpsと
とてもサクサクとは言える速さではありませんでしたが…
ハイスピードのSIMカードを利用すれば、ここは当然速くなります。
▲ちなみに「iPod touch」のカメラやボタン類もちゃんといかせます。
本製品の厚さは約18.1mm、重さが86g。
装着すると、昔のHDD搭載型iPodみたいな重さと厚みになりますが
似たような重さのモバイルルータと常にセットで持ち歩くことを考えれば、十分ありなのではないでしょうか。
協和ハーモネット
ジャケットワイヤレスルータ HE-WR01