ソニーとパナソニックがビデオカメラの新製品を発表!
こんにちは。ビデオカメラ担当の田中です。
全国のビデオカメラファンに朗報!
本日ついにソニーとパナソニックが新製品を発表しました。
約1年ぶりのニューモデルということで、担当としても期待がかなーり高まっていたのですが、
新製品もそれに応えてくれるものでした。
まずはソニー「ハンディカム」からレポート。
「ハンディカム」の注目ポイントは2つ。
一つ目はハイエンドモデルにプロジェクター機能を搭載したこと。
プロジェクター機能は前期モデルの『HDR-PJ40V』にも搭載されていましたが、
こちらは最大投影サイズが60インチでした。
新モデルの『HDR-PJ760V』は最大100インチまでと大幅に拡大しています。
ハンディカム HDR-PJ760V
2012年春発売予定
価格:オープン
予想実勢価格:13万9800円
『HDR-PJ760V』に搭載されている、もう一つの大きな特長は「空間光学手ぶれ補正」です。
もともと「ハンディカム」は手ぶれ補正に定評がありましたが、さらに驚異的な進化を果たしています。
従来の光学手ぶれ補正では、レンズが動いて手ぶれを補正していました。
新開発の「空間光学手ぶれ補正」はレンズからセンサーまでをユニット化し、ユニットがカメラ内で動いて補正するというもの。
正面から見るとレンズがグリグリ動いて、結構驚きました。
目で見てわかるほどに思いっきり動くんです。
補正性能も向上しているので、発売されたらぜひ店頭でチェックしてほしいですね。
続いてパナソニックの新製品をご紹介。
今期の製品で僕が特に注目したのが『HC-X900M』と『HC-V700M』の上位2機種。
HC-X900M
2012年2月発売予定
価格:オープン
予想実勢価格:14万9800円
ハイエンドモデルの『HC-X900M』は3MOSセンサーを搭載していて、非常に精細な描写力を誇っています。
前モデルの『HDC-TM750』同様に、赤・青・緑の3色センサーという特長をいかし、
フルHDの約4倍相当(約828万画素)の画素数から変換処理をする「ピクセルシフト」が可能です。
さらに本機は別売のコンバージョンレンズで3Dが撮れるモデル。
新開発された高速エンジンにより、3DのフルHDが撮影可能になりました。
そして1MOSモデルの『HC-V700M』。
HC-V700M
2012年2月発売予定
価格:オープン
予想実勢価格:10万9800円
こちらの製品の最大のトピックは、高倍率700mmでありながら258万画素で撮影ができること。
ズームは基本的にすればするほど画質も落ちてしまいます。
高画質を気にするハイエンドモデルに光学10倍ズームが多いのもそのため。
しかし『HC-V700M』は高倍率ズームでありながら、画質の劣化がないという画期的なもの。
高倍率ズームを求めるユーザーは多いので、今後こういったモデルが増えてくるかもしれません。
今日のビデオカメラも本誌「SCOOP」ページに掲載予定です。
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