JVC(ビクター)からWi-Fiに対応したビデオカメラが登場!
こんにちは。ビデオカメラ担当の田中です。
ここ最近のビデオカメラ市場は続々と新作が登場しており、担当としてもうれしい限りなのですが、
ここに来て新たにJVCから超注目のニューモデルが登場しました。
何と先日発表された4機種のうち、3機種がWi-Fi対応モデルなんです!
今回のブログでは、この3製品に注目してみます。
まずはラインアップをご紹介。
JVC
エブリオ GZ-VX770
2012年2月22日発売予定
価格:オープン
予想実勢価格:9万9800円
こちらは既に発売されている『エブリオ GZ-V570』と同じデザイン。
違いは、『GZ-VX770』はWi-Fiに対応し、カラーリングがシルバー1色のみである点。
『GZ-V570』はピンクゴールド、シルバー、ブラウンの3色展開です。
続いてミドルモデルの『エブリオ GZ-EX270』と『エブリオ GZ-EX250』。
外観は両モデルとも同じで、違いは内蔵メモリの容量。
『GZ-EX270』は32GB、『GZ-EX250』は16GBとなっています。
JVC
エブリオ GZ-EX270
2012年2月22日発売予定
価格:オープン
予想実勢価格:6万9800円
JVC
エブリオ GZ-EX250
2012年2月22日発売予定
価格:オープン
予想実勢価格:5万9800円
Wi-Fiに対応したビデオカメラと言えば、
先月発表されたキヤノン『iVIS HF M52』が記憶に新しいですね。
しかし今回の「エブリオ」はそちらとは方向性が異なります。
早速無線LANによる新機能をご紹介していきましょう。
主な機能は次の通り。
●「モニタリング」機能
新「エブリオ」はiOS/Android用の専用アプリ『Everio Sync』をインストールすることで、
端末からコントロールができます。
離れた場所から録画の開始/停止、静止画撮影、ズーム/ワイドといった操作が可能。
無線LANルータを経由せず、スマホやタブレットにダイレクトで接続することもOKです。
例えば隣の部屋にいる赤ちゃんの様子を端末で観たり、
インターネット経由で外出先から自宅を確認することなどができます。
●「お知らせメール」機能
ビデオカメラが顔や動きを検出すると静止画を自動撮影し、Eメールに添付して自動送信する機能です。
例えば子供が帰宅したら「エブリオ」が反応し、親のスマホに静止画付きメールが送られるといったことも可能。
ファイルサイズは640×360で、送信先のメールアドレスは最大8つまで登録できます。
●「動画・静止画転送」機能
もちろん静止画だけでなく動画も、無線LANやネット経由でスマホなどに転送可能。
動画の記録方式はAVCHDですが、転送する際にはMP4(640×360ドット)にコンバートされます。
最初からMP4での撮影はできません。ここはキヤノンと違う点ですね。
また転送できる動画の時間は最大5分となっています。
●「ビデオメール」機能
さらに短いメッセージ動画もメールに添付し、ビデオカメラから直接送ることが可能。
こちらは最大15秒となっています。
ファイルサイズは640×360で、最大8カ所のメールアドレスに送ることができます。
以上がWi-Fi対応「エブリオ」の主な機能となります。
キヤノン『iVIS HF M52』はiOS端末での視聴や操作、DLNA対応テレビとの連携を主な目的としていました。
それに対しこちらの「エブリオ」は撮影した動画をそのまま観るというより、
ネットワークを介して短い動画や静止画として楽しむもの。
同じ無線LAN内蔵モデルと言っても、目指している方向は異なります。
ビデオカメラメーカー各社とも違った方向で進化をしてきているので面白いですね。