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このヘッドホンがすごい! 2012【玉造独断バージョン】

 [ヘッドホン]

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どうもこんにちは。「年をとると音楽を聴く機会が減る」って話を目上の人から聞くことが多いですが、自分はそんなことねえ!……と、愛用の『iPod Classic』に黙々と楽曲を入れまくっているオーディオ担当・玉造です。オーディオの原点は音楽を楽しく聴くこと、と信じてやみません。

さて、最近編集部ブログは、「何たらアワード」のラッシュですが、もちろん玉造もその波に乗っていこうと思います。タイトルは、某マンガ紹介本のパロディですが、僕はオーディオ担当らしくヘッドホンでいきますよー! テーマは「独断」です。それでは早速どうぞー!

第3位
JVC(ビクター)『HA-FXZ200』
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ヘッドホンって他のデジタルグッズと比べるとメカニズム的にも全然難しいものではないのですが、本機に関しては、「ねえ! この構造こんなにスゴイんだよー」と説明したくなってしまうようなギミックが取り入れられています。本機はウーファー構造をインナーイヤー内のユニットで表現しているのですが、まずそれ自体に驚きがありますし、そのハイレベルな低音再生だけにとどまらず、広帯域再生を目指して、どんなユーザー、どんな音楽ジャンルにとってもクオリティの高いものになっていることに感動しました。もうね、「原音探究」最高と言わざるを得ません!

ちなみに最近の玉造的お気に入りです。実は低音が強いモデルに対しては若干の苦手意識を持っているので、「純度の高い低域を抽出」とか言われて渋っていたのですが、構造通り全く中高域を殺さず、あくまで低音のハリと立体感を強調しつつクリアな音像を描き出しています。個人的には特にクラブミュージックなどのビート系の音楽が聴いていると楽しいです。

個人的ベストマッチアルバム→フィッシュマンズ『宇宙 日本 世田谷』
(ダブ要素満載の楽曲の雰囲気を、しっかりと描き出してくれました!)


第2位
ソニー『MDR-1R』
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いやー、もうアチコチ&本誌でも紹介されることの多い本機ですが、お世辞抜きに良いです。「誰にでも薦めたい」とは、まさにこのヘッドホンのことだなーと思います。標榜している通り、ビート感には凄くこだわりを感じます。どの楽曲を聴いても、ある程度キック音(ドスドスって鳴るやつね)が、シャープで小気味良い音になる。個人的な見解になりますが、本機を使用すると楽曲のリズムが「ハネる」んだと思います。かつ、楽曲全体では高音域の尖りが無くなり、まろやかな質感ながら非常に音のヌケは良い。それ、パーフェクトじゃね? って声が聴こえてきそうですが、あながちその言葉は間違ってないと思います。

個人的ベストマッチアルバム→ビートルズ『ザ・ビートルズ(ホワイトアルバム)』
(変なチョイスかも知れませんが、多様な楽曲が入ったこのアルバムだからこそ色々な気付きがあります。「バック・イン・ザ・USSR」とか「ヤー・ブルース」もシンプルに楽しめますよ!)


第1位
Parrot『Parrot Zik』
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実はかねてから玉造がゴリゴリ推していたオーバーヘッドです。ここまで音の話をメインにしてきましたが、一つ言いたいのは、ヘッドホンのデザインは大きな機能の一つですよ!! ということ。この一見機能的でない様に見えるデザインに、NFCやハウジングのタッチ操作などの機能が詰まっているのが素敵じゃないですか? まあ一番は何と言っても機能なんですけれども。みなさん、コンビニでお会計する時とかにヘッドホン外して終始音漏れしているなんてことありませんか? もうね、僕はそれが大嫌いで、本機の脱着に合わせた楽曲再生/停止機能は待ちに待ってたんですよ。細かい機能に思えますが、これかなり使い勝手良いです。しかもワイヤレスですからね!

まあ1位ですから、音もかなり良いです。ここは超「独断」の見せ所。つまり1位の理由は、完全な僕の好みの音ということです。
中~低音がかなりヤンチャな音で、「一番好きな音楽はパンクです!」と、年甲斐もなく言っちゃう僕にはかなり良い。低音に関しては、先にも述べた通り好みがあるかと思いますが、「ボワボワ」した拡散する音ではなく締まりを保ちながら迫力ある低音になっています。そんな本機はクラブミュージック寄りの音作りだと思いますが、僕はあえてバンドサウンドを提案したい! ギターの音が太い上にかなり伸びるんですよね。余韻も含めて気持ち良い。一言で言ってしまうと「触っても聴いても楽しいヘッドホン」。

個人的ベストマッチアルバム→ダムド『ニート・ニート・ニート』
(パンク・ロックの古典的名盤がライブ感を持って生まれ変わります。とにかく大音量で聴いてほしい!)



…とまあ、こんな感じですが、実は冒頭の「オーディオの原点は音楽を楽しく聴くこと」にかけて独断でのアルバムチョイスまでやってみました。
今回挙げた3製品は、まさに僕のミュージックライフを楽しく彩ってくれた名機たちなので愛着もあります。
音質は絶対的に命なんですが、あくまで読者のみなさんがカジュアルに「音楽を楽しむ」デジタルグッズとして、2013年も最新オーディオグッズを紹介していきたいなーと、このブログを書きながら勝手に考えていました。
ヘッドホンはオーディオの中でも、音質&音楽を楽しむ入り口になると思いますので、是非みなさんも今からでも2012年のマイベストヘッドホンを探してみては!?



タグ:ヘッドホン
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