MSV好きはおっさん認定
ガンダムグッズ紹介ページ担当の益子です。
2月25日に書店・コンビニに並ぶ『デジモノステーション 4月号』では、ガンプラ『HGUC MS-06R-1A シン・マツナガ専用ザク』を紹介します。
80年代のガンプラブームに突如登場した「MSV」シリーズ。
中でも、キャラクター、ジョニー・ライデン少佐とシン・マツナガ大尉というアニメには登場しなかった新キャラクターに我々は歓喜のブレイクダンスをして、涙のテイクアチャンスだったわけです。
「深紅の稲妻」ジョニー・ライデンと、「白狼」シン・マツナガ。
僕はシン・マツナガ派でした。
当時の男子は「聖子と明菜、どっちが好き?」と同じくらいにその好みを聞き合ったものです(うそ)。
シン・マツナガは、ルウム戦役でシャアや黒い三連星に劣らぬほどの戦果を残してエースパイロットと称され、その後はドズル・ザビ中将の右腕として活躍。
ソロモン戦の直前に本国に招集されたことで、ドズルの死の傍らにいられなかったことを激しく悔やんでいたという。
その後はア・バオ・ア・クー戦で行方不明となったとか、アクシズへ逃げ延びて専用のゲルググJ(イェーガー)に乗っていたとか、カラバの傭兵がΖガンダム3号機B型“グレイ・ゼータ”に乗って「グレイ・ウルフ」と名乗っていたのが彼ではないかとか、憶測はやまない。
デジモノステーション本誌で連載しているm-floの☆Taku Takahashi氏はガンプラのイベントで『シン・マツナガ専用ケンプファー』というif設定のガンプラを披露して、マニアから「わかってる!」と言われていました。
日本人的な名前で、エースパイロット。そして、消息不明。
この設定が「源義経は衣川で死んでおらず……」的に妄想を増幅させ、ファンを昂ぶらせてくれるのだと思います。