春の“どこでもテレビ”祭り
春ですね……。
4月からの新番組シーズンでは録画しないといけない番組がかなり増えそうで、
今から戦々恐々です。テレビ&レコーダー担当の柳です。
さて。現在発売中のデジモノステーション4月号で、
こんな製品を紹介しています。
アイ・オー・データ
『RECBOX HVL-A2.0』
価格:2万7720円 実勢価格:2万4800円
→特集ページ(クイズに答えてくれた方には抽選で「RECBOX」のプレゼントも!/2013年3月24日締め切り)
▲「DTCP-IP」ダビング機能搭載のLAN HDDに、新機能「リモートアクセス」を加えた「RECBOX」最新モデルです。
▲ちなみに背面の端子はこんな感じになっています。レコーダーとはLANで接続します。
今年はこの「RECBOX」登場を皮切りに、
“PCやスマホ、タブレットを使い、外出先からでも自宅の録画番組にアクセスする”
ことを可能にした機器が次々に出てきています。
ソフトバンクBB
『SoftBank SELECTION エリアフリー 録画対応デジタルTVチューナー』
価格:オープン 実勢価格:1万9800円
▲ケータイのワンセグ感覚で、iPhoneやiPadでもテレビが楽しめる「デジタルTVチューナー」シリーズの最新モデル。新たに「エリアフリー」に対応し、自宅のテレビを外からでも視聴、録画できるようになりました。
▲背面の端子構成です。テレビのアンテナをつなぐ端子や、HDDを増設するUSB端子などがあります。
イーフロンティア
『Slingbox 350』
価格:1万9800円 実勢価格:1万9800円 3月22日発売
▲現在の“どこでもテレビ”分野を先取りしている「Slingbox」シリーズ。HDDもチューナーも積んでいませんが、この箱を自宅レコーダーとつなげば、PCやスマホのアプリを使い外出先から視聴・操作ができるようになります。新モデル『350』は本体サイズが小さくなったほか、1080p解像度の映像入力に対応しています。
▲背面。映像・音声の入出力がガッツリあるのがわかります。
さらに意外だったのは、この分野に携帯電話キャリアのKDDIが参戦してきたことです。
KDDI
『Remote TV』
価格:オープン 実勢価格:1万9800円
▲この箱を自宅にあるレコーダーとつなげば、PC/スマホ/タブレットから視聴・操作できる。という、「Slingbox」に極めて近いコンセプトの製品です。取り扱いはauショップなどが中心ですが、特にauケータイの契約がなくても購入できるようです。
▲背面。リモコンのコントロール用にHDMI端子を採用しているのがポイントです。
いや~、それぞれくわしく突っ込んで紹介したい……。
今日はちょっとそこまではできませんが、
各製品の仕様や仕組み、使い方など、知れば知るほど
“皆それぞれ持ち味があって悩ましい”ジャンルです。
価格帯も、HDDを積んでいる分「RECBOX」が少し上がるものの、ほぼ横並び。
各社“どこでもテレビ”合戦、にわかに熱を帯びてきましたよ!
これはいずれ「デジモノ」誌面でも、じっくり比較するような機会が出てきそうです。