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海外ドラマが豊作年で大変です。~その1『ホームランド』~

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寝不足続きで、
目の下のクマがハンパない映画担当の鈴木です。

……というのも、入稿前に
海外TVドラマの新作モノに手を出す、
という失策を犯してしまったから。

大変な目に合ったのは、
オバマ大統領もファンだと公言している
『ホームランド』です。

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完っ全に、油断していました。
これまで『24』も『ホワイトハウス』も『ER』も『グリー』も
楽しんで見てきましたが、
言うほど、そこまで“海外TVドラマもの”にハマったことがない私。

なので、<『X—ファイル』、『24』の製作チームが再集結で
10年ぶりに眠れない日々が再来!!>と聞いても、
「へぇ~、そうなんだぁ」程度に横目で流していたのが、
大きな間違いだったんです、そうなんです!

<シリーズ1>のサンプルをプレイヤーに入れたが最後、
“やめられない、止まらない状態”に陥り、
「何これ何なの、やだよーもー……」と言いながら
結局連日朝まで一気見することに。
まさか、ここまで眠れないとは…..(涙目)

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イラク戦争中にアルカイダに拘束され、8年後に帰還した海軍軍曹ブロディ。“アメリカの英雄”と一躍有名になるが、CIAのキャリーだけが、彼がアルカイダに洗脳されたテロリストとして、国内での報復テロを企んでいると確信、その正体を暴こうと追いかけるという話。

「なんでこんなに中毒性があるんだろ?」と考えると、
まずは脚本が秀逸なんです。謎解きの展開やじらせ方も上手くて
ぐいぐい引っ張られてしまう娯楽性の高さ。
ガツンとくる映像や、実力派揃いの役者陣も勿論ですが、
何より、イラク戦争という史実をもとにした題材が、リアルすぎるから。

今も続いているテロとの戦いを題材に、
CIAや米政府の暗部にも触れているので、
まらうで現実の舞台裏を垣間見ているかのような生々しさを
上手に散りばめてくるんですよね~。
「これって、あの時のあの人がモデル?」とか、
「いくらフィクションといっても、
これは大使館からクレームくるんじゃないかなあ….」などなど、
思わず現実と照らし合わせて観てしまうリアル度の高さ!

CIAや軍隊の一員として仕事をまっとうする彼らは、
飛び抜けて優秀で強者揃いだけど、やっぱり生身の人間。
「公(パブリック)」の姿と、それを支える「私(プライベート)」な面が交錯しながら、
政治や事件が動いていくさまが、実に生々しいんです。

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いつも眉間に皺で険しい顔のキャリー役クレア・デインズは、
映画『ロミオ&ジュリエット』(1996)の美少女ジュリエット役だった……と思うと月日を感じます。


ところどころで、びっくりな展開や、トンデモ系なエピソードも入るけど、
それは主人公キャリーのキャラや、
ブロディ役のダミアン・ルイスの演技力で魅せられてしまう、という状態で、
エミー賞やゴールデングローブ賞を総なめしたという事実に、
今更ながら納得させられています。

その『ホームランド』のDVDは、とうとう5月31日に発売されるようですが、
その前になーんと、一大キャンペーンが始まる様子。
5月30日~6月5日まで、
東京(渋谷・新宿)、大阪、名古屋、札幌、福岡の
5大都市の大型街頭ビジョンで、深夜
第1話を“同時多発試写上映”するとのことです。

なお、お家でゆっくり観たい方は、
4月20日(土)と21日(日)にはFOXクライムチャンネルで、
5月4日(土)と5日(日)にはFOXチャンネルで
<シーズン1>が全話一挙放送!

詳しくは、こちらから。
http://video.foxjapan.com/tv/homeland/

ゴールデンウィークにうってつけの作品だけに、
ぜひ眠れない日々を体験してみてはいかがでしょうか。

<シーズン2>が待ちきれない、鈴木でした。

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ホームランド<シーズン1>
5月31日発売、レンタルは6月5日から
BD(3枚組12話収録)1万2600円
20世紀フォックス ホーム エンターテインメント ジャパン



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