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6日連続更新! 本誌連動企画『PowerShot SX280 HS』の魅力 5日目:座談会【その2 ~後編~】

 [デジタルカメラ]

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石田がまさかの遭難? 暗がりの峠道を決死の走行!!

石田「富士川で17時半ちょっと前にバトンを受けた僕は、国道1号線に沿って走り始めるんですが、この辺の1号線は自動車専用道路になってるんですよね」
加藤「その度に1号線と平行して走る道を見付けて進んでいくってパターンでした」
石田「そう。で、海岸線を走りながら静岡市の清水区にある由比駅を通り過ぎたあとなんですよ、問題のポイントは」

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▲18:08、由比駅を通過。この後に事件が

加藤「道に迷ったんですよね(笑)」
石田「違います! 正確には峠道に迷い込んじゃったんです! 地元の方なら分かると思うんですが、由比駅を越えて自転車が通りやすい道を1号線と平行して進んでいこうとすると、スゲー傾斜のある山道に入っていくんですよ……」
加藤「時間は18時を過ぎて、辺りはもう完全に薄暗くなってますな」
石田「僕はこの旅でスマホに頼らない、直感だけで走るってことを決めていて……」
加藤「……(単純に忘れただけでしょ)」
石田「今までは割と一本道だったし、道をロストすることもなく来たんですが、この時ばかりはそうはいかなかったんですね。辺りは夕暮れであと20、30分もすれば完全に夜のとばりが下りる。そんな中、街灯も民家もない、初めて来た土地の峠道に自転車の小さいライト一個だけで入ってごらんなさい。怖いったらないよ!! しかも足も痛いから自転車は押して歩くしかない。その分、時間はかかるのに、辺りはどんどん暗くなっていく。引き返そうかとも思ったけど、おそらく4~5kmは戻らないと道は見付からない。身体がボロボロの状態で、4~5kmも戻るのは精神的にキツイ。でも、この暗い道がいったいどこへ続いているのかは分からない。ないないだらけの暗中模索とはまさにこのことさ!!」
加藤「しかも、その峠道に入る時に見ちゃったんでしょ」
石田「そう。峠の名前が書いてあったんだけど……この峠の名前は菩薩峠!」
加藤「怖がる名前じゃないでしょう」
石田「いや、何か俺このままあの世に導かれちゃうんじゃないかと、変な妄想が掻き立てられて、ホントに半ベソかいてたんですよ」
加藤「あっ、ちなみにネットで調べましたけど、石田さんが通ったその峠は菩薩峠じゃなくて、薩埵(さった)峠ですよ。読み違えしてますね。昼間だと駿河湾の絶景が広がり、富士山も望める絶好の撮影スポットですね。東海道五十三次にも残される有名ポイントらしいですよ。写真撮ってきてくださいよ~」
石田「いや、だからそんな場合じゃなかったんだって!! 何の情報もなく入ってご覧なさいよ! マジで怖いから!!」
加藤「ハイハイ、で結局どうしたんですっけ?」
石田「しばらく進んだら駐車場があって、そこに三つの分かれ道があったんです。一つは徒歩じゃないと行けなそうな、興津駅だったかな? そこに到着するっていう標識がある道。一つはさらに峠を上る道、それと最後に下りになってて自転車が走れるけど、真っ暗な道。これは迷ったよね!」
加藤「結局下りの道をえらんだんでしょ」
石田「あっさり言うな! 僕がこの時どれだけ決死の思いでその真っ暗の山道を下ったことか……。しばらく走って民家の灯りを見付けた時は、ホントに“助かった~”って思ったもん」
加藤「で、結局そのまま道に迷いつつ、清水港も通り過ぎ、僕らは上手く落ち合えず石田さん静岡駅まで走り続けましたよね。ご苦労様でした」
石田「話を端折るな! そして軽い! アンタ、コメントが軽すぎるぞッ!!」
加藤「だって長いんですもん。じゃあ、また明日! この旅行記、長いですけど三日目も皆さんよろしくお願いしま~す」
石田「おおい! まだまだ話足りないぞぉぉぉぉぉ~~~。」

旅行記座談会その3はこちら>>>

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▲静岡駅に向かう途中、総走行距離が200kmに到達しましたのパチリ。

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▲無事(?)に静岡駅に到着した石田。



撮影協力

車両:ライトウェイプロダクツジャパン(問い合わせ:03-5950-6002)
ソノマ D/価格:6万7200円
シェファード アイアン F/価格:6万3000円)

バッグ:レベレイトデザイン
(オルタナティブ バイシクルズ http://altbikes.jugem.jp/
タングルバッグS/価格:1万650円
ピカ/価格:1万7800円
スイートロール/価格:1万3600円

サイクルコンピュータ:いいよねっと(問い合わせ:049-267-9114)
ガーミンEdge800J/価格:6万4800円

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