E3に行ってきました!
ゲームは毎日プレイがモットー! 初代ゲーム担当の副編・石田です。
6月9日(日)~14日(金)のスケジュールで、編集部特派員として米国・ロサンゼルスで行なわれた「E3 2013」に行ってまいりました!
いや~、海外への渡航歴と言えば12年前に編集部の先輩に連れて行ってもらった台湾と、6年前に友人の結婚式で同行したハワイだけ。全く旅行慣れしていない自分が、仕事でロサンゼルスなんて……。
▲宿泊場所はチャイニーズシアターのすぐ近く。部屋からHollywood看板をパシャリ。
ということで、今回は「E3」で目玉になった『PS4』と『Xbox One』について、現地での生々しい反応をチラッとお伝えします。
まず、「E3」開幕前日に行なわれた恒例のプレスカンファレンス。今年は、マイクロソフト(以下MS)が朝9時から、ソニー・コンピュータエンタテインメト(以下SCE)が夕方6時から発表会を行ないました(ともに現地時間)。
▲6月10日/AM9:00~、南カリフォルニア大学のGalen Centerで行なわれたMSの発表会。
▲SCEの発表会は6月10日/PM6:00~。ロサンゼルス メモリアル スポーツ アリーナで行なわれた。
内容としては、既に『Xbox One』の外観デザインまで発表していたMS側がローンチタイトルを含め、開発中のゲームタイトルの発表を主にしたのに対し、SCE側は『PlayStation 4』の筐体デザインに加え、展開するサービスにも言及。特に、一部で懸念の声が挙がっていた中古ソフトへの規制も行なわない意向を示し、この発表がされた時は、会場から大きな歓声が挙がります。
また価格の発表でも、MSが$499.99で発売する旨をアナウンスした時は、会場から納得の歓声が挙がったのに対し、『PS4』が$399と発表された時は驚きとともに、会場中が大歓声に包まれました。
自分も含め、おそらく『PS3』発売当初の価格設定がアタマにこびり付いていた分、みんながうれしいサプライズとして捉えたのでしょう。確かに安いです!
先攻MS、後攻SCEという流れの中で、SCE側の方にネタが多かった分、前哨戦第1ラウンド「E3」では、『PS4』に軍配が挙がったように感じました。
ちなみに、会場にいたゲームファンも激しく反応。会が終了し帰りのメトロでたまたま一緒になった男性3人のグループは、『PS4』と『Xbox One』について激論を交わしていました。どっちが買いか? どのゲームを一番遊びたいか? 中古ゲーム対策やオンラインの仕様はどうか? などなど。尽きることのない議題の最中、にわかに「あっ、ボクはジョンです」「オレはジャック」って自己紹介を始めた時はビックリしたけどね。
アナタたちあれだけ話し込んでて、知り合いじゃなかったの??
しかもその後、会話の輪にもう一人加わったよね。
「オレにも話させろ」的な……。
日本ではあまり見られない光景だ。
それにしても、さすが世界一のゲームマーケット・アメリカの人々。発表会もそうですが、ゲーム開発者と話ができるディスカッションの会では、みんなが登壇者の一語一句を聞き逃すまいとしていたし、デモムービーで一瞬流れた映像からモチーフにされた世界観を言い当てたり、会の終了時間が過ぎても質問者があとを絶たないなど、すごい勉強をしているし、ゲームに対する愛が感じられました。
さて、この「E3」に関しては現地で感じたこと、今後の業界の展望など書きたいことが山ほどありますが、6月25日発売の本誌でも巻頭スクープで大々的に取り上げてますので、いったんここまでにしておきます。
9月19日から始まる「東京ゲームショウ 2013」も楽しみですね。
では、また。