トラックポイント装備のワイヤレスキーボードが登場!
どうもー。ノートPCは“タッチパッドじゃなくてトラックポイント派”のPC担当小林ですよ。
ちなみにトラックポイントとは、レノボのノートPCブランド『ThinkPad』シリーズが採用するスティック型のポインタデバイス。キーボードの中心にある赤くて丸いあれです。
というわけで、今回紹介するのはそんなトラックポイントを備えた『ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード』です。何と言うか、俺のために作られたような製品ですね。どうもありがとうございます。
トラックポイントのメリットとして挙げられるのは、手の動きを最小限にしつつ、文字入力とカーソルの操作が行えるという点に尽きます。また、ThinkPadのキーボードと言えば、そのキータッチの良さや打鍵感などでも評価が高い製品です。
実のところ、このトラックポイントを備えた外付けキーボードは、IBMがThinkPadを作っていた頃から販売されています。ただ、今までの製品はどれもワイヤード、つまり有線接続のものしかありませんでした。それが今回初めてBluetooth接続のワイヤレス化を果たしたのです。
そんな『ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード』ですが、キーの配列や形状は現行のThinkPadシリーズとほとんど同じ。キートップ形状はアイソレーション型になっている。普段愛用している『ThinkPad T430s』とほぼ同じサイズ感なので、いつもと同じように違和感なく使えました。個人的にはThinkPadのキーボードが最強と信じているので、タブレットなどと組み合わせて使うにはもってこいですね。
▲裏側には折りたたみ式の足が付いているので、角度調節も可能です。
▲NFCタグを内蔵しているので、NFCを備えたPCなどとはタッチするだけでペアリングできます。
とは言え、Bluetoothのキーボードなので、PCにつなげば普通に使えるのは当たり前。実際に接続してみても普通に使えます。“やったー動いたーわーい”じゃ面白くないので『iPad Retinaディスプレイモデル』と『Nexus 10』でも試してみました。
結論から言うと、どちらもキーボードはちゃんと使えます。(ファンクションキーなど一部動作しないキーもありますが、そんなに問題はないでしょう)
『Nexus 10』では、カーソルが表示されてトラックポイントも使えちゃいます。PC感覚で使えるので結構おすすめです。残念ながら『iPad Retinaディスプレイモデル』だと、トラックポイントは動きませんでした。
なお、USB接続の『ThinkPad トラックポイント・キーボード』も用意されているので、ケーブルがないと安心できないという人はこちらを選ぶといいでしょう。
ちなみに、レノボダイレクトでの価格は、『ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード』が1万3041円、『ThinkPad トラックポイント・キーボード』が7728円。キーボードにこだわりたい人はいかがでしょうか。