欲しくなるデジカメがいっぱい……
ご無沙汰してます。
デジカメ担当の増谷です。
ちょっと目を離していた間に、魅力的なデジカメが続々登場していますね。
まず、フジフイルムからは「X」シリーズのレンズ交換カメラとしては最小・最軽量となる『FUJIFILM X-M1』が発表されています。
解像感に定評のあるローパスレスの「X-Trans CMOSセンサー」はそのままに、ファインダーを非搭載とすることでコンパクト化と軽量化をはたしている点が魅力です。
FUJIFILM X-M1
7月27日発売
実勢価格:7万4800円【ボディ】、8万4800円【レンズキット】、9万9800円【ダブルレンズキット】
最近増えてきたローパスレスセンサーの走りとも言える「X」シリーズ。
その画質の良さは魅力ですが、兄弟モデルの『X-Pro1』や『X-E1』はミラーレスとしてはやや大柄でしたから、コンパクトなモデルの登場を歓迎している人は多いのではないでしょうか?
かくいう僕もその1人。
コンパクト化しながら液晶がチルト式になっているのもいいですね。
個人的にはダブルレンズキットで10万円を切る価格も魅力的です。
ソニーからは高級コンパクト「RX」シリーズのバージョンアップモデルが2機種リリースされています。
1.0型センサーを搭載した『サイバーショットDSC-RX100M2』は前モデルの『DSC-RX100』からセンサーを裏面照射型CMOSとし、暗所での撮影をさらに強化したほか、チルト式モニタやホットシュー、Wi-Fi、NFC機能などを追加したモデル。
さらに35mmフルサイズセンサーを搭載した『DSC-RX1』には、ローパスフィルターを取り除くことでさらに解像感を高めたモデル『DSC-RX1R』が追加されています。
どちらも気になるモデルですが、その辺りは7月25日発売の『デジモノステーション』でがっちり紹介しておりますので、発売をお待ちください。
ソニー サイバーショットDSC-RX100M2
実勢価格:7万4980円
ソニー サイバーショットDSC-RX1R
実勢価格:24万8000円
個人的に一番気になっているのは、キヤノンからリリースされた一眼レフ『EOS 70D』。
「EOS Kiss」シリーズの1つ上のクラスにあたる機種で、Kissユーザーとしてはちょっと憧れるモデルなわけです。
今回のモデルチェンジでの最大の進化点は、「デュアルピクセルCMOS AF」と呼ばれる斬新な撮像面位相差AF機構を採用したことにより、ライブビュー撮影時のAF速度を高速化したこと。
一眼レフカメラの欠点は、ライブビューで撮影した際のAFが遅いことでしたが、この機構の採用でその点が劇的に速くなっていました。
テスト機で触ってみて、ちょっと感動するほど。
まあ、動くものを撮るなど、AF速度が気になる時はファインダーで撮ればいいという声もありますが、例えば子どもを撮る際など、ライブビューで撮ろうとしたら急に動いちゃった、みたいなシーンもあるわけで、やはりAFは速いに越したことはないのです。
特に最近のミラーレスのタッチシャッターの速さなどに慣れてしまうと。
キヤノン EOS 70D
8月29日発売
実勢価格:12万9800円【ボディ】、13万9800円【18-55 IS STMレンズキット】、16万9800円【18-135 IS STMレンズキット】
『EOS 70D』はタッチシャッターも画面の隅の方までしっかり使えるし、ピントも高速で満足行く仕上がり。
それ以外にも、連写速度が速くなっていたり、画素数やISO感度なども向上していたりと中級機らしい充実したスペックです。
う~ん。かなり本気で欲しくなってしまう……。
「デュアルピクセルCMOS AF」の詳しい解説や、細かい進化点については、こちらも7月25日発売の『デジモノステーション』で紹介してますので、お楽しみに!