居並ぶ3Dプリンタ! DMMの3Dプリンティングセンターを訪問してきました
こんにちは、副編集長の岡部です。
DMM.comがスタートした3Dプリンティングサービス「DMM 3Dプリント」。
ユーザーがUPした3Dデータを、3Dプリンタで出力してくれるサービスです。
先日、西麻布にある「DMM 3Dプリンティングセンター」のプレス内覧会に行ってきました。
「DMM 3Dプリンティングセンター」の中へ。
洒落たカフェか何かのような雰囲気。そのカジュアルさが、新しい“製造業”の形を感じさせます。プリンティングセンターはここ東京と大阪にあり、大阪の方では金属の出力も行なっているとのこと。
出ました! 業務用3Dプリンタの数々。
計5台の3Dプリンタが設置されています。メーカーは米・3D Systems。
コンシューマ向けの3Dプリンタは何度か試したことがあるんですが、業務用のモノを見るのは初めて。テンション上がりますね~。
ユーザーから送られてきたデータは、まずデータセンターへ。ここでデータの調整や加工が行なわれた後、3Dプリンタで出力されます。
3Dプリンタ『ProJet 660 Pro』。
石膏パウダーで出力された人形。フルカラー出力!
選べる素材は「石膏フルカラー」「アクリル樹脂」「ナイロン(ポリアミド)」「シルバー」「チタン」。価格は大きさや素材によって違いますが、一つ1000円台~数万円とのこと。
ところで、DMMと言えば……ということで、ぜひ聞きたい質問があったんですが。
当日いらしていたDMM.comの松栄社長に先回りして答えられてしまいました。
「アダルト関連の3Dプリントサービスはやらない」そうで。なるほど……。
それはそうとして、DMM.comの3Dプリントサービスが面白いのは、「ただの出力サービス」に留まらないビジョンを持っていることです。
今後は3Dデータを一般ユーザーが用意しやすい環境も整えていく予定だそう。3Dプリンタに興味があっても、データどうやって準備したら良いの? って人が大半だと思うので、これは期待したいですね。
今回のDMM.comもそうですし、ソニー・ミュージックコミュニケーションズがスタートした「3Dプリント・フィギュア」など、面白い取り組みが続々出てきている3Dプリンタ関連サービス。近々デジモノステーションでも特集記事を組む予定です!