「レコ×トルネ」ユーザーに朗報! 「torne ver.4.2」
テレビ&レコーダー担当の柳です。
NHK朝ドラ「あまちゃん」が連日大評判ですが、ご多分にもれず僕も観てます。
でも実はまだ4月後半の録画を観てるところなので……どうかネタバレはご勘弁を!
さて今日は、皆さんご存知「torne(トルネ)」の話題ですが……
先週、ちょっと大きめのアップデートがありました。
PlayStation®3専用TVアプリケーション『torne(トルネ)™』“バージョン4.2”を本日リリース~録画したテレビ番組のキーワード検索機能の追加やライブ機能を再開~ | プレイステーション®> オフィシャルサイト
さっそく我が家の「torne」でもアップデートを試してみたので、
進化ポイントを見てみましょう。今回はちょっとマニアックです。
新型トルネ、起動!
まず大きな変化が、ビデオ検索機能の追加です。
大量の録画番組から、検索キーワードに一致した番組だけを絞り込めます。
「なぜ今までこの機能がなかったのか?」とも言うべき重要な機能ですね。
▲検索のスピード感は言うまでもなく、「torne」クオリティです。
もう一つは、ライブ機能の再開。
3月に休止していたTwitter連携機能が早くも復活しています。
▲普通のレコーダーにはない面白い機能なので、復活は大歓迎。
しかし実はこの2つよりも個人的におぉ~~!! と思っている進化点があるので
今回はここを重点的に攻めてみようと思います。
▲この「torne」トップメニューに起きた変化ですが、
左上に出ているタグが増えているのがわかります。
我が家の「torne」では、
・PS3本体
・nasne
に加え、
「レコ×トルネ」も導入しているため
・BDレコーダー
も管理下に置いて、いずれもHDDをガッツリ増設して使ってるのですが……
▲「レコ1」の隣に「外付け」という項目が増えました。
これはBDレコーダーの外付HDDです。
今まで「torne」からは見えなかったコレが見えるようになったことで、
我が家にあるほとんどのレコーダーの中身が「torne」からアクセスできるようになりました!
「torne」で録画予約をする時にも、レコーダーの外付HDDが選べます。
▲やったぜ!
▲「torne」UIでレコーダーの中身が全部整理できてグッド。
しかし残念なことに、我が家のBDレコーダー『BD-AT950W』は
外付HDDのネットワーク再生には非対応の機種なので
ここからは番組の再生まではできませんでした。
▲無念なり。
ちなみにレコーダーが最新のモデルであれば、ちゃんと番組再生までできます。
http://www.sony.jp/support/bd/torne/connect/
↑詳しくはこちらのURLより「レコ×トルネ」機能対応表をどうぞ。
そんなこんなで、「torne」の“無敵”感が高まった重要アップデートなので
ユーザーの皆さんはぜひお試しあれ。
©2013 Sony Computer Entertainment Inc. All Rights Reserved.
iPadで録画番組を快適プレイ 『DiXiM Digital TV for iOS』
ゴールデンウィークが終わっちゃいましたね~。
いろいろ慌ただしくて、連休中のテレビ録画は1本たりとも消化できてません! テレビ&レコーダー担当の柳です。
さてさて。そんな連休突入寸前にさかのぼる出来事ですが、
このリリースがレコーダーファンの間で話題をさらいましたね。
DigiOn NewsRelease デジオン、iPhone、iPad、iPod touch用DTCP-IP対応Playerアプリケーション 「DiXiM Digital TV for iOS」を発売
平たく言えば、iPadやiPhoneでレコーダーの録画番組を観られる、いい感じのアプリです。
類似するものとして『Twonky Beam』が先行していましたが、
今回こちらの『DiXiM』はこれまでもAndroid端末にプリインストールされたり実績のあったアプリで、無視できない存在なわけです!
1000円の有料アプリということでハードルは結構高めだと思いますが
評判も上々なので、サクッとiPadで試してみました。
▲宅内でホームネットワークにつないでいるレコーダーがiPadから見えます。
(『Twonky Beam』では対応が謳われていないパナソニックのレコーダーが、『DiXiM』の方では正式対応になっていて心強い。)
▲こういった遷移で録画番組にたどり着けます。レコーダー側が対応していれば、USB HDDの中身も見えます。
▲こういう感じです。
映像転送の品質は文句なし、挙動もサクサクと言ってよいのでは! インターフェイスもわかりやすい。
あと気になるのは再生後のスキップ、シーン飛ばし系の操作なのですが、
再生中の操作は画面タップで表示するコントローラーとシークバーでできます。
▲これ。
スキップ(早送り)のボタンをタップすると、次の番組にジャンプします。
(ここでチャプタースキップができてくれるとうれしいのですが……)
ちなみに、「スキップ長押しで30秒先にジャンプ」という機能もあって、
CMカット的なことをしたい人はこれで代用できるかも。
▲設定メニューです。スキップの間隔は好みで変更できます。
再生した番組を途中で止めても、
次回に再生した時に続きから再生(レジューム)できる機能が入っているのもポイント高いです。
惜しいのが、録画した番組をiPadにダウンロードする(持ち出して外で観る)機能がない点ですが、
『Twonky Beam』では実現できているので、『DiXiM』での対応も時間の問題かもしれません。
現在ではその点を差し引いても、
特にパナソニック「ディーガ」を持っているiOSデバイスユーザーならぜひ使ってみていただきたいアプリです。
DiXiM Digital TV for iOS
アプリ価格:1000円
https://itunes.apple.com/jp/app/dixim-digital-tv/id632532659?mt=8
新「ディーガ」におまかせ録画キターッ!
テレビ&レコーダー担当の柳です。
新番組シーズンまっただ中の今日この頃。
ここ半年間で一番の楽しみだった『ジョジョの奇妙な冒険』も先日、感動の最終回を迎え……
(“第3部”以降の展開もあるのか!? 超期待してます)
いよいよ今週あたりから、本腰入れて新番組をチェックしていきたいと思っている次第です。
というわけで、大量の新番組をチェックするなら、何はともあれレコーダーですよね!
各社から春モデルの発表が続いていますが、
先週にはパナソニック「ディーガ」の新製品登場が明らかになりました。
HDD搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダー DIGA(ディーガ) 3機種を発売
HDD搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダー DIGA(ディーガ) DMR-BRT250を発売
『DMR-BZT750』、『BWT650』、『BWT550』、『BRT250』の4モデルが新登場!
型番でピンときた方もいると思いますが、今回は入門機~中位クラス機のみの新ラインナップ。
スペックは
『DMR-BZT750』が3チューナー、2TB HDD搭載
『DMR-BWT650』が2チューナー、1TB HDD搭載
『DMR-BWT550』が2チューナー、500GB HDD搭載
『DMR-BRT250』が1チューナー、500GB HDD搭載 といった並びになっています。
このうち『BRT250』を除く3モデルには、
「マイメニュー」や「おまかせ録画」といった新機能が追加。
本日は幸運にも、3チューナー機の『BZT750』を触らせてもらえる機会を得たので
注目の新機能をちょっとだけご紹介。
まずは新「ディーガ」のスタートメニュー画面を見てみましょう。
これがあらゆる機能の入り口です。
ここ最近の「ディーガ」と似てますが、細部が変わっていて
特に下の方に「マイメニュー1」「マイメニュー2」… という表示があるのが新しい。
そこでリモコンの青ボタンを押してみると、
青色がついた別のメニュー画面にジャンプしました。
赤ボタンを押せば赤いメニュー画面に…
つまり、4つのボタン色ごとに「マイメニュー」が割り当てられている。
アイコンが3×3個並んでいますが、ここによく使う機能のショートカットをお好みで設定。
これでカスタムした“自分だけのメニュー画面”を、最大4人(=家族)で使い分けられる仕組みです。
そして本題はここから。
「マイメニュー」の中には「おまかせ録画」というアイコンが3つも入っていますが、
これがキーワード自動録画機能の入り口になっていました。
ここをこうすると、
こうなります!
(明日はももクロのニューアルバム発売だZ!)
あらかじめ用意された人物名を選べるほか、
お好みのキーワード入力ももちろんOK。(これが大事!)
この流れで、各「マイメニュー」ごとに3つずつ、
「マイメニュー」4画面合わせて12種類までの「おまかせ録画」を設定可能。
キーワードに一致した番組は、チューナーに空きがある限りどんどん録画されていきます。
以後は「おまかせ録画」アイコンを選ぶことで、該当する録画番組が即座に呼び出せるというわけ。
これまでも「ディーガ」にはキーワード自動録画機能はありましたが、
PCやスマホを使いネット接続が前提となるなど、他社に比べ敷居が高かったのも確か。
今回追加の「おまかせ録画」、やっていることはシンプルですが、
これこそみんなが欲しかった機能なのではないでしょうか?
「家族内のメニュー画面の使い分け」という提案も相まって、これは好感触ですね~。
パナソニック『ディーガ DMR-BZT750』
内蔵HDD:2TB チューナー:地上・BS・110度CS×3
価格:オープン 実勢価格:10万8000円
4月30日発売予定
※発売前の製品につき、画面写真などは変更される場合があります。
BDレコーダー新ブランド「アイヴィブルー」
先日、WOWOWの『24』(海外ドラマの)20時間連続放送に目が止まり
真夜中から「録るべきか?」「今観るべきか?」と自問自答していた、
テレビ&レコーダー担当の柳です。
(※結局、大部分は録画しました!)
さて、今年はレコーダー新製品の話題が絶え間なく続いていて楽しいですね。
本日もこんなニュースが到着しました。
「録る自由」「増やす自由」「持ち出す自由」がここにある!世界初!iVDRスロット搭載ブルーレイディスクレコーダー「アイヴィブルー」2機種を新発売
http://www.maxell.co.jp/jpn/news/2013/news130321.html
カセットHDD「iV」(アイヴィ)で知られるマクセルのレコーダーが、
Blu-ray Discドライブを加えた「アイヴィブルー」として4月から発売されます!
この「アイヴィブルー」について、
僕がいいと思っているところが3つあります。
1. これまで「iV」を使っていた人は、「iV」に録画した番組をBDに焼ける。しかも直接、高速ダビングで。
2. これまでBDをたくさん焼いてきた人は、「アイヴィブルー」本体を経由して「iV」にダビングできる。
3. 基本的な録画・再生の使い勝手は “いわゆるふつうの” BDレコーダーである。
▲これがカセットHDD「iV」。500GB(実勢価格:9180円)~1TB(実勢価格:1万5800円)の容量が用意されてます。レコーダーにカチャッと挿せばすぐ使える、手の平サイズのニクいやつ。
内蔵HDDに録画して、人に観せたい番組、渡したい番組はBDに焼き…
連ドラとかアニメとか、大量に保存しておきたい番組は「iV」にダビング/録画。
そういう使い分けができるわけです。
(それこそ、冒頭の『24』みたいな長大な続き物のドラマは、何枚もBDに焼くより「iV」が向いてますね。)
これまでマクセルのレコーダーは、録画メディアとして「iV」を一押ししてきましたが
「アイヴィブルー」はその「iV」に対応しつつも、BDの録画・再生機能を手に入れたことで
いい意味で “特別じゃない” “ふつうな” レコーダーとしても選べるものになったと言えるでしょう。
マクセル 『アイヴィブルー BIV-R1021』
(地上・BS・CSデジタルチューナー:×2、内蔵HDD:1TB)
価格:オープン 実勢価格:6万5000円前後 4月25日発売
マクセル 『アイヴィブルー BIV-R521』
(地上・BS・CSデジタルチューナー:×2、内蔵HDD:500GB)
価格:オープン 実勢価格:5万5000円前後 4月25日発売
春の“どこでもテレビ”祭り
春ですね……。
4月からの新番組シーズンでは録画しないといけない番組がかなり増えそうで、
今から戦々恐々です。テレビ&レコーダー担当の柳です。
さて。現在発売中のデジモノステーション4月号で、
こんな製品を紹介しています。
アイ・オー・データ
『RECBOX HVL-A2.0』
価格:2万7720円 実勢価格:2万4800円
→特集ページ(クイズに答えてくれた方には抽選で「RECBOX」のプレゼントも!/2013年3月24日締め切り)
▲「DTCP-IP」ダビング機能搭載のLAN HDDに、新機能「リモートアクセス」を加えた「RECBOX」最新モデルです。
▲ちなみに背面の端子はこんな感じになっています。レコーダーとはLANで接続します。
今年はこの「RECBOX」登場を皮切りに、
“PCやスマホ、タブレットを使い、外出先からでも自宅の録画番組にアクセスする”
ことを可能にした機器が次々に出てきています。
ソフトバンクBB
『SoftBank SELECTION エリアフリー 録画対応デジタルTVチューナー』
価格:オープン 実勢価格:1万9800円
▲ケータイのワンセグ感覚で、iPhoneやiPadでもテレビが楽しめる「デジタルTVチューナー」シリーズの最新モデル。新たに「エリアフリー」に対応し、自宅のテレビを外からでも視聴、録画できるようになりました。
▲背面の端子構成です。テレビのアンテナをつなぐ端子や、HDDを増設するUSB端子などがあります。
イーフロンティア
『Slingbox 350』
価格:1万9800円 実勢価格:1万9800円 3月22日発売
▲現在の“どこでもテレビ”分野を先取りしている「Slingbox」シリーズ。HDDもチューナーも積んでいませんが、この箱を自宅レコーダーとつなげば、PCやスマホのアプリを使い外出先から視聴・操作ができるようになります。新モデル『350』は本体サイズが小さくなったほか、1080p解像度の映像入力に対応しています。
▲背面。映像・音声の入出力がガッツリあるのがわかります。
さらに意外だったのは、この分野に携帯電話キャリアのKDDIが参戦してきたことです。
KDDI
『Remote TV』
価格:オープン 実勢価格:1万9800円
▲この箱を自宅にあるレコーダーとつなげば、PC/スマホ/タブレットから視聴・操作できる。という、「Slingbox」に極めて近いコンセプトの製品です。取り扱いはauショップなどが中心ですが、特にauケータイの契約がなくても購入できるようです。
▲背面。リモコンのコントロール用にHDMI端子を採用しているのがポイントです。
いや~、それぞれくわしく突っ込んで紹介したい……。
今日はちょっとそこまではできませんが、
各製品の仕様や仕組み、使い方など、知れば知るほど
“皆それぞれ持ち味があって悩ましい”ジャンルです。
価格帯も、HDDを積んでいる分「RECBOX」が少し上がるものの、ほぼ横並び。
各社“どこでもテレビ”合戦、にわかに熱を帯びてきましたよ!
これはいずれ「デジモノ」誌面でも、じっくり比較するような機会が出てきそうです。