シャープの冷蔵庫SJ-GF60Yシリーズは「ココロエンジン」で「ココロ配り」。耐震機能もついてます!
朝晩すっかり涼しくなって、秋の気配がしますね~。
スマート家電とかHEMSとか、シロモノ家電を巡るネットワーク化が著しく、未来感にワクワクしちゃっております、シロモノ家電担当、宮川です。
そんな中、今日は画期的な機能を持った冷蔵庫をご紹介します。
シャープのSJ-GF60Yシリーズ。
カラーはレッド系とホワイト系の2色。
まず、この冷蔵庫、外気温の変化や庫内温度などを“人工知能”が
検知&判断して、プラズマクラスターイオンの放出をコントロールします。
しかも、シャープは、冷蔵庫にもココロエンジンを搭載。
家事をする我々を音声で励ましてくれたり、
便利機能なんかも説明してくれるそうなんです。
さらには、「耐震ロック」なる機能がついていて、
揺れを感知すると自動的にレバーが下りてドアをロック!
揺れが収まると自動的にレバーが上がって、
ロックが解除されるそうなんです。
震災時、庫内の食べ物が、揺れによってドア前へ移動することで、
重心が動き、転倒しやすくなるのを防止する効果もあるそう。
ちなみに、耐震ロックは、冷蔵庫のドアのみに付いています。
もし、地震の揺れで、野菜室、冷凍室の引き出しが飛び出しても、
それがストッパーになって、転倒を防ぐ設計になっているそうです。
耐震機能を標準装備した冷蔵庫の登場で、
今後も、新しい発想から生まれた機能が、
どんどん加わって行くかもれしれません。
日本人ならではの発想で家電が進化していくのを見守るのは、本当に面白いですね。
アツくなってきた、スマートシロモノ家電市場
アツ~~~~~~~い。もう、イヤだ~~~~!
夏大キライ宣言、副編・石田です。
さてさて、連日、新製品発表が続く昨今ですが、昨日も注目の新製品、新サービスが発表されました。
それが東芝が手掛けるスマート家電!
昨年、パナソニックが国内メーカーの先駆けてとして、スマホの活用を主とするネットワーク対応のシロモノ家電、「スマート家電」シリーズを展開しましたが、東芝もいよいよい本格参戦です。
そもそも東芝は、2002年から「FEMINITY」シリーズというネットワーク家電を発売し、その後ホームITシステムとして現在に至るまで展開しています。
今回のスマート家電シリーズは、この「FEMINITY」と連携するサービス(別売のITアクセスポイントとHAアダプタが必要)というわけ。
ざっくりできることは、ドラム式洗濯乾燥機の『ヒートポンプドラム ZABOON TW-Z96X1』で、フィルターの目詰まりなどをメールで教えてくれる「故障予知機能」やタブレット端末などから直接修理センターに修理の依頼を行なう通知機能を装備。
東芝
ヒートポンプドラム ZABOON TW-Z96X1
実勢価格:34万8000円 11月20日発売
エアコンの『プラズマ空気清浄エアコン 大清快 GDRシリーズ』では、外出先からの遠隔操作に加え、室温が32℃以上になるとメールで知らせる「見守りサポート」機能も備えます。
東芝
プラズマ空気清浄エアコン 大清快 GDRシリーズ
11月上旬発売
そして、冷凍冷蔵庫の『VEGETA GR-G56FXV/GR-G51FXV』では庫内に別売のカメラユニットを設置することで、外出先から庫内の様子を確認できるようになるなど、パナソニックのスマート家電シリーズとはまたひと味違った機能展開で注目を集めそうです。
東芝
VEGETA GR-G56FXV/GR-G51FXV
実勢価格:32万8000円(GR-G56FXV)/30万8000円(GR-G51FXV)
9月下旬発売
ということで、パナソニックに続き、東芝もスマート家電に本格参入したことにより、いよいよこのカテゴリも競争が激化していくでしょう。
シロモノ家電は人の生活に密接に関わってくるモノ。シロモノ×ネットワークが、我々のライフスタイルに与える影響は計りしれません。今後の展開含めて、要チェック! であることは間違いないのです!
※サービスを利用するには「フェミニティ倶楽部」への登録が必要で、登録料1000円と月額500円のランニングコストがかかります。
シロモノ家電担当の新人です。
はじめまして、今月からシロモノ家電を担当すべく、デジモノ編集部にお邪魔することになりました宮川です。よろしくお願いします。
ちなみに今欲しいシロモノ家電はサイクロン掃除機。クロモノ家電だとBoseのBluetoothスピーカーが欲しいです、ちっちゃいやつ(笑)。
さて。では新人のくせにネタバレしてみます。
私がいよいよ編集部に本格参入する9/25発売の11月号の特集でご紹介するシロモノ家電は、新米の美味しい季節到来!!! ということで「炊飯器」です。
新製品もたくさん出ていますが、どのメーカーさんの製品にも気になるオリジナル機能が付いていてスゴイ。どれを買おうか本当に目移りしてしまいます。
そんな中、大変気になっているのがこちらの、「象印 圧力IHジャー 極め羽釜NP-WS10」。
だってこれ、「我が家炊き」という機能がございましてね、炊飯器がね、「この間炊いたご飯、どうでした?」って、聞いてくれるんですよ?
この機能を正確にお伝えするとですね、まず、炊飯の際にお米を洗って、お釜に水を入れ、炊飯器にセットしますね? そこで「我が家炊き」のボタンを押すと、液晶に質問が出てくるわけです。「我が家炊きの炊きあがりはいかがでしたか?」と(まあ、そうは書いてないですけど……)。
で、我々は、前回の炊きあがりを思い出して、「かたさ」を三段階から(やわらかい、よい、かたい)、「粘り」を三段階から(弱い、よい、強い)から選んで、ボタンを押すわけです。
すると! 食感や味がより自分好みに調整されたごはんが炊きあがる! という機能なのです。
美味しいご飯が炊きたくて、土鍋使ったり、長時間水に浸けたり、精米器買ってみたり、お酢入れたり、竹炭入れたり、過去、人間は知恵を絞っていろんな技を試みてきたわけですよ。
ですがもうね、そんな必要はございまぜん。なにもかも炊飯器にお任せすれば、毎日毎朝、本当に美味しい、つやつや&ぴかぴかのご飯が炊けてしまうわけです。
すごい…そのうち、炊飯器とおしゃべりできるようになる日もそう遠くはないな、と夢見がちなことを思う宮川なのでした。
次号ではこういったデキる!機能を持った炊飯器たちが炊いたご飯を、食べ比べたりしようと思っております。詳細レポート、ぜひご期待下さい。
タグ:炊飯器
本日が校了日だから次号告知
副編・石田です。
本日は本誌10月号(8月24日発売)の校了日、いわゆる締め切りの日。
なので、ズバリバタバタしてます。
ということで、本日は10月号の告知をちょびっと。
10月号の第二特集は、昨年のブサイク芸人ランキング1位を獲得したあの方をスペシャルゲストに迎え、今、シロモノ家電市場で熱い注目を集める「ノンフライヤー」を大特集しています。
「ノンフライヤー」と言えば、今年の4月にオランダの大手家電メーカー・フィリップスが、従来のコンベクション・オーブンの構造を利用して開発した『ノンフライヤー HD9220』を発売したところ、瞬く間に大ヒット! 家電量販店では数多の類似品が登場し、たった数カ月で十数製品がしのぎを削るジャンルに成長してしまいました。
フィリップス
ノンフライヤー HD9220
実勢価格:2万9800円
そんな製品群の中から、編集部が厳選した5アイテムを試用して、操作性と味を中心に徹底比較をしております!
スペシャルゲストにもしっかり味わってもらい、
評価してもらってますので、みなさん~見逃しちゃノン×ノンですよ~。
ミライのシロモノ家電
今朝、コンビニで買い物をしてレジでお釣りを受け取る時、外国の男性定員さんに手をソッと握られて、朝からドキッ! とした副編・石田です。あのお釣り握りは、相手が異性でも同性でもドキっとしませんか? しますよね?
さて今日は、そのお釣り握りとは何の関係もないシロモノ家電のお話し。以前のブログでも書いたのですが、最近シロモノ家電がまたまた面白くなってきています。
例えば、象印から発売される圧力IH炊飯ジャー、『極め炊き NP-WA10型“極め羽釜”』に搭載されている「わが家炊き」。これは前回食べたごはんの味について「かたさ」「粘り」の項目でユーザーが3択のアンケートに答え、食感を自動で微調整してくれるという機能。もちろん業界初の機能です。
象印/圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-WA10型“極め羽釜”
実勢価格:9万9800円
そして、日立からは人気の「焼き蒸し機能」と「ホームベーカリー機能」を一台に集約した高級オーブンレンジ、『ベーカリーオーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-MBK5000』が発売。
日立/ベーカリーオーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-MBK5000
実勢価格:15万2300円
さらに小物系調理家電でも、ブラック&デッカーが型崩れしやすい食材をキレイに切れる電動ナイフ『電動ブレッド&マルチナイフ EK700』を発売したり、ネスレからは世界初のカプセル式ティーマシン『SPECIAL.T(スペシャル.T)』の発表もありました。
ブラック&デッカー/電動ブレッド&マルチナイフ EK700
実勢価格:4980円
ネスレ/SPECIAL.T(スペシャル.T)
価格:1万4800円
そして忘れてはいけないのが、パナソニックが展開するネットワーク対応シロモノ家電シリーズ「スマート家電」の進化。法の規制で製品発表後に外されてしまった、「エアコンの電源を外出先からONできる」機能が音声認識にも対応して新搭載されるなどなど、試してみたい魅力的な製品、機能が目白押しです。
パナソニック/ルームエアコン 13Tシリーズ
実勢価格:13万8000円(14畳モデル)
そんな中、ボクが最近妄想するのが、もっとこんなことができるんじゃないか、こうしたら便利なんじゃないか、というシロモノ家電のミライです。
例えば、冷蔵庫にスピーカーを付けて、タブレットやスマホが挿さるDockも装備する。
冷蔵庫ってだいたいキッチンにありますよね。で、ボクもたまに料理をするので感じるんですが、キッチンってエンタメ要素がすごく乏しい。まぁ、料理自体がエンタテイメントとも言えますが、毎日作るとなると話は別!
昔よくお母さんがラジカセをキッチンに持ち込んで、ラジオを聴いたり音楽聴いたりしてませんでしたか? それを冷蔵庫でやってしまおうという考えです。もちろん冷蔵庫にはWi-Fiも内臓。
すると、ホームネットワークでPCやスマホ内の音楽が聴けて、さらにレコーダー内の録り貯めたビデオも観ることができます。「radiko」を聴いたり「hulu」や「Music Unlimited」などの放題サービスを楽しむのもあり。
当然キッチンだからレシピアプリも活用できますよね。音声認識でページめくりをしたり、手順の読み上げ機能なんてのが、アプリ側に入ってくれると、さらに使い勝手がよくなるでしょう。
それとエアコンには今、動作感知や温度感知のためにさまざまなセンサーが搭載されているわけですが、その中にはカメラもあります。これはプライバシーの問題もあるので、やろう! やろう! だけですまないのはよくわかってますが、カメラが乗っていて、部屋を上から眺められるのなら、外出先からセキュリティの意味で部屋の様子が観られるといいですよね。
子供のお留守番、お年寄りの一人暮らし、ペットの様子は家族としてはやっぱり気になるものですから。
あとは、最近人気のロボット掃除機。部屋の中を動き回るロボット掃除機にもたくさんのセンサーカメラが付いてますから、こちらもセキュリティに活用してもいい。
あと、これはバッテリーの問題やサイズの問題もありますが、ロボット掃除機とキャニスタータイプの掃除機を合体させちゃうっていうのはどうでしょう? 日々の掃除はロボット掃除機にお願いして、ガッツリ掃除したい時、何か床にぶちまけてしまった時には、ホースをつなげてキャニスタータイプの掃除機に早変わり! なんてのも面白くないですか?
とかとかとか……。
ちなみに、今書きつらねたことって、技術的には既に実現可能なことなんですよ。シロモノ家電=生活家電で、今まではそれぞれの役割を突き詰めていくって考え方でモノ作りされていましたが、ネットワークや別のデバイスを介することで、シロモノ家電は生まれ変われます。
海外では、既にこういった新機軸を取り入れてる製品もあると聞きますので、ぜひ国内メーカーにも頑張ってもらって、新しいライフスタイルを提案してもらいたい思うのです。