通話もできる7型タブレット『Fonepad ME371MG』
どうもー。PC/タブレット担当の小林ですよー。
エイスースが4月25日に発売した『Fonepad ME371MG』がだいぶ気になっていたのですが、うっかり手元にあったので今回はこいつをレポートしてみたいと思います。
『Fonepad ME371MG』は、国内初のインテル製プロセッサ「Atom Z2420」搭載の7型Androidタブレット。3G通信に対応しており、SIMカードを用意すれば通話やモバイルデータ通信ができる、いわゆるSIMロックフリー端末。実勢価格は2万9800円。
同じくエイスースが製造している『Nexus 7』のSIMロックフリー版も実勢価格が2万9800円なので、「どっちを購入したらいいか悩んでる」なんて人も多いのではないでしょうか。というわけで、ちょっと比べてみました。ちなみに僕もどっちを買うか悩んでいる派です。
▲サイズ感はほぼ同じ。『Fonepad ME371MG』は、W120.1×H10.4×D196.6mmで、重量340g。『Nexus 7』よりも10gくらい軽くて、ちょっぴり薄い感じです。
シングルコア「Atom Z2420」採用ということでパフォーマンス的にどうなのかなと思ってましたが、実際に触ってみるともたつきもなく快適。動画の再生などもスムーズでした。
さらに、『Nexus 7』よりも『Fonepad ME371MG』のほうがいいなと思うポイントが3つあります。
■ポイント1
アウトカメラがある
▲タブレットでは写真をそんなに撮らない気もしますが、ないよりはあった方がいいに決まってます。
■ポイント2
外部ストレージ対応
▲内蔵ストレージは8GBと少なめだが、microSDカードでストレージを追加できるので容量不足に困ることはなさそう。
■ポイント3
通話に対応
▲7型タブレットにしては珍しく、通話が可能。究極的にはスマホ+タブレットという2台持ちをやめて、『Fonepad ME371MG』1台に集約できちゃいます。タブレットで通話している様は若干不思議な絵になるので、実際はBluetoothのヘッドセットなどを使うのがいいでしょうけど。
■番外編
プリインストールアプリも充実
▲エイスース独自の実用系アプリがプリインストール。写真管理アプリ「ASUSスタジオ」と写真加工アプリ「MyPainter」が使いやすかった。
というわけで、個人的にはだいぶ『Fonepad ME371MG』のほうに傾いてますが、『Nexus 7』にもNFCがあったり、最新OSのアップデートがいち早く来たりと見逃せないポイントもあるんですよね。うーん、決められない……。皆さんならどちらを買いますか?
●『Fonepad ME371MG』の主なスペック
ディスプレイ:7型(800×1280ドット) プロセッサ:Atom Z2420(1.2GHz×1、Hyper-Threading TechnologyによりOSからはデュアルコアとして認識される) メモリ:1GB ストレージ:内蔵8GB(microSDによる増設に対応) カメラ:120万画素(インカメラ)、300万画素(アウトカメラ) 通信:3G、無線LAN、Bluetooth サイズ/重量:W120.1×H10.4×D196.6mm/340g
MS純正タブレット『Surface』、ついに国内発売!
どうもー。PC/タブレット担当の小林ですよ。
いやあ、またしても新しい“板”が発売されますね。マイクロソフトの純正タブレット『Surface RT』が。発売日は3月15日で、価格は4万9800円~。
▲一見PCのように見えるマイクロソフト純正タブレット『Surface RT』。 ※写真は海外版。実際の製品では、キーボードが日本語になります。
『Surface RT』は、「Windows 8」の簡易版となる「Windows RT」を搭載したタブレット機。ボディには、「VaporMg」(ベイパーマグ)と呼ばれる素材を採用し、軽さと強度の高さを両立しています。「Kickstand」(キックスタンド)と呼ばれるスタンドを内蔵しており、自立させることが可能なのも特徴。さらに、感圧式キーボードを備えたカバー「Touch Cover」もしくは、機械式のキーボードを備えたカバー「Type Cover」を取り付けることで、PCライクに使えるのもポイントになりそうです。
また、「Office 2013 RT」をプリインストールしているので、「Word」や「Excel」、「PowerPoint」などが利用できます。
▲本体の背面に備える「Kickstand」により自立させることが可能。他のタブレットとはひと味違う!?
ただ、注意したいのは、既存のWindows PC向け(x86向け)のアプリには非対応となっている点。Windows RTでは、基本的に「Windowsストア」で配布されているアプリのみが利用可能となっています。
Windows RT登場直後は、「Windowsストア」のアプリの数が少なく、日本語対応アプリもあまりなかったのですが、それに比べると、現在は充実してきているので、一般的な使い方をするのであればそこまで大きな問題にはならないかもしれません。
USB機器なども基本的に標準の「Windows 8」で動作するものであれば、『Surface RT』で利用できるので、タブレットと言うよりは、タブレット型のPCと言ってもよさそうです。
▲発表会で『Surface RT』を披露するマイクロソフトの樋口社長。
というわけで、タブレットに“Windows”をいう選択肢が増えたわけですが、皆さんはどれを選びますか?
▲『Surface RT』のインターフェイス類。フルサイズのUSBポートを備えるのはうれしいところ。
●SPEC OS:Windows RT プロセッサ:Tegra 3 メモリ:2GB ストレージ:32GB or 64GB ディスプレイ:10.6型(1366×768ドット) インターフェイス:USB 2.0×1、HDビデオ出力×1、microSDXCカードスロット×1、ヘッドフォンジャック×1 通信機能:無線LAN(802.11a/b/g/n準拠)、Bluetooth 4.0 バッテリー駆動時間:最大約8時間 サイズ/重量:W275×H9×D172mm/675g
『ASUS VivoTab Smart ME400C』が気になる
どうもー。PC担当の小林です。デジモノステーション編集部に来てからあっという間に1カ月が経ってしまいました。そして気が付けば2013年に……。あ、今年もよろしくお願いします。
さて、前回のブログでは『ThinkPad Tablet 2』を取り上げましたが、2013年も変わらずWindows 8タブレットに注目していきたいと思っています。
なのですが、年末に買う気満々だった『ThinkPad Tablet 2』は2013年1月下旬に発売延期となってしまい、何だか手持ち無沙汰になっていたところに、かなり気になるWindows 8タブレットが登場しましたよ。それは、エイスースが1月19日に発売した『ASUS VivoTab Smart ME400C』です。
『ASUS VivoTab Smart ME400C』は、10.1型で1366×768ドット解像度のIPS液晶を採用したWindows 8タブレットです。
プロセッサが動作クロック1.8GHzの「Atom Z2760」で、メモリが容量2GB、ストレージが容量64GBと、ざっと見る限り、主なスペックは『ThinkPad Tablet 2』と同等と言ったところ。USBポートを備えていないのが残念ですが、microSDカードスロットやmicro HDMIポートはあるので、個人的には問題ないかなと思います。
公称バッテリー駆動時間も約9.5時間と長いので、持ち運んで使うのに良さそうです。
2月の上旬には、専用のBluetoothキーボードと専用カバーが発売されるそうなので、これらを組み合わせれば、ノートPCのように使えるのも良さそうですね。
▲価格は、専用カバーの「ME400C専用トランスリーブ」が4280円前後、キーボードとカバーがセットになった「ME400C専用トランスリーブ・Bluetoothキーボードセット」が9980円前後になる見込み。
そんなわけで、『ThinkPad Tablet 2』がなかなか発売されないため、『ASUS VivoTab Smart ME400C』に傾きつつあります。『ASUS VivoTab Smart ME400C』は実勢価格が5万9800円と安めなのも魅力なんですよね……。
▲本体カラーはブラックとホワイトの2色。
「MEDIAS TAB UL」のサイズ感が素敵
こんにちは。副編集長の岡部です。
先月発売なのでちょっと機を逸した感があるのですが、『MEDIAS TAB UL N-08D』の軽さがすばらしすぎます。電子書籍ビューアーとして、現状では理想的なサイズ感。
重量は6型以上のタブレットでは最軽量の249g。
……と書いてもその感覚が伝わりにくいと思うので、写真にて。
こんな感じで「つまみ持ち」というか、手を添えるだけで持てる軽さ!
今までの7型タブレットだと厚みもあるし、なかなかこうは持てませんでした。
モノクロの電子ペーパーを採用しているソニーの電子書籍リーダー『Reader PRS-T2』(6型)は164g。カラー液晶/モノクロ電子ペーパーという違いはもちろんあるにせよ、手持ちした感覚としては『N-08D』も“こっち側”に近い重さだと感じます。
7型に限りませんが、タブレットって多くの場合、メインでガシガシ使うというより、+αで持ち歩いて使うことが多いと思うんです。ガラケー“+タブレット”とか、スマホ“+タブレット”みたいに。そうなると、重量に関してはかなりシビアに見てしまう。最初は良くってもだんだん持ち歩かなくなったり。『N-08D』の重さ・薄さなら、無理せず「ちょっとカバンに忍ばせて」持ち歩くことが充分できる。
そんなわけで、『MEDIAS TAB UL N-08D』、携帯性重視な好事家の方々にぜひともおすすめしたい一品なのですが、それはそれとして、この手の機種が出るたびに思うこと……「Wi-Fiのみのモデルもぜひ発売して!」 は今回も書いておきたいと思います。押忍。
Sony Tablet大型アップデート来ます
こんにちは。昨年、ムック『Sony Tablet完全ガイドBOOK』の編集を担当した岡部です。
さて、最近「Pシリーズ」のWi-Fiモデルと着せ替えパネルの新色が発売されたことも記憶に新しい「Sony Tablet」。
Sony Tablet Pシリーズ Wi-Fi-モデル
着せ替えパネル
昨年の発売以来、最大のアップデートが明日24日13:00に提供開始されます!
ついに来ましたねー。
Android 4.0.3を含むシステムソフトウェアアップデート 提供開始日時決定のお知らせ
http://www.sony.jp/tablet/info/20120518.html
アップデートのポイントは大きく2つ。
・OSがAndroid4.0.3に
・「RECOPLA」への対応
Android4.0.3ももちろんですが、何と言っても注目はソニー製レコーダーとの連携アプリ「RECOPLA」です。
RECOPLA
http://www.sony.jp/hitokoto/weblabo/recopla/index.html
このアップデートで、ソニー製BDレコーダー(対応機種は上記リンク先参照)からの録画番組転送に対応。31日に提供される追加アップデートで放送中番組の視聴も可能になります。
「Sony Tablet」がテレビになる! わけですね。
特にグッと来るのはココ。
「最大4台のBDレコーダーとそれぞれに接続した外付けHDDに録画した番組をRECOPLA上でまとめて管理(表示・プロテクト・タイトル名編集・削除)」
「多彩なカテゴリー分類、ソート(並び替え)機能、キーワード検索を使って、素早く見たい番組を探すことができます」
録画番組の管理が捗りそうです!
ちなみに「RECOPLA」は「Google Playストア」からダウンロード可能。
ということは、ほかのAndroidタブレットでも使えるのでは……と欲が出ますが、事前情報では録画番組の視聴には対応せず、管理のみのよう。このあたり、どこまで対応しているのか実際に試してみたいところです。