『GALAPAGOS A01SH』は“最強自炊ビューアー”になるか!?

こんにちは。編集部デスクの岡部です。

先日イー・モバイル／シャープ製タブレット『GALAPAGOS A01SH』発表会に行ってきました。
電子書籍配信サービス「TSUTAYA GALAPAGOS」対応、液晶テレビ「AQUOS」との連携、Android3.2の搭載、CPUは「Tegra2」……と、単純に電子書籍リーダー／タブレットとして見た場合のスペック・機能としても要注目の製品なのですが、個人的に気になるのは、そのサイズ、です。





画面サイズは7型、重さは389g……これって、自炊した書籍を通勤電車内で読むのに最適なサイズ、じゃないですか！（自炊についてはこちら）

と言うのも、トーキョーのすばらしき通勤事情では、昨今主流の10型前後のタブレットって、ちょっと大きすぎる。タブレットの雄、「iPad」を思い浮かべてほしいんですが、満員電車の中で立ちながら片手持ちで使うのは結構キビシイんです。
でも、スマホだと小さすぎる。自炊したデータは文字の表示サイズを調整できないので、文字がつぶれてしまって読むのに骨が折れるんですね。

そこで注目なのが7型タブレット、というわけ。
ところが、たしかに今までも7型タブレットはいくつかの製品がありましたが、3G通信契約が必要で導入のハードルが少し高かったり、ちょっと重かったり、タブレットとしての基本性能が今一つだったりと、それぞれ決定打に欠ける印象があった。かくも悩ましい状況だったんです。

だいぶ前置きが長くなりましたが、『GALAPAGOS A01SH』、そんなわけで、私的“最強自炊ビューアー”になるのでは、と非常に期待しています。文庫版コミックを1ページ丸々実寸大で読めるサイズでありながら、片手でも読めるサイズ。しかもかなり軽い。



電子書籍配信サービス「TSUTAYA GALAPAGOS」にも対応しているので、購入した書籍も自炊した書籍も両方一台で済んでしまう網羅性もうれしい。
従来の「GALAPAGOS」はアプリ追加できず、自炊書籍用ビューアーもダウンロードできないのが不満だったんですが、今回はAndroidマーケットにももちろん対応しているので自分の使い慣れたビューアーがそのまま使えるわけです。

当日は発表会場が非常に混雑していたので少ししか実機に触れられなかったんですが、近々製品の詳細なレビューをデジモノステーション本誌がブログに掲載したいと思っています。
うーん、それにしても発売が楽しみ！

タグ：ビューアー 自炊 GALAPAGOS A01SH