ラジオ=radikoとの付き合い方
こんにちは。オーディオ担当の副編・石田です。
まだ無線LAN環境を構築していなかった石田の自宅に、無線LANルータを導入し、PCやA&V機器を全てネットーワークに接続してホームネットワークライフを満喫しようという連載企画「H.N.Q.(ホームネットワーククエスト)」。
ネットッワーク関連の話は難解なイメージが強いので、その辺を払拭しようと石田の妄想も加えつつ面白可笑しく(?)話を進めております。
そんな連載も、11月25日に発売する最新の2012年1月号では、もう6回目。スタートから半年でやっと無線LAN環境が構築できたので、いよいよ音響編に突入します。今年、普及に拍車がかかったオーディオ機器のネットワーク化ですが、石田的にはこの音響編で高音質の追求と最適なイージーリスニング環境の構築はもちろん、ラジオ=radikoの聴取方法も極めたいと考えています。
というのも、今、自分はAMラジオ、特にTBSラジオに1年ぐらい前からハマってまして、アナログの聴取環境を持っていないため「radiko」でよく番組を聴いているんですね。中でも日曜日はゴールデンタイム! 朝10時の『安住紳一郎の日曜天国』から始まり、13時から『爆笑問題の日曜サンデー』、17時の『田中雄介の食卓応援隊』まで毎週必聴。
平日もスタジオ撮影などでBGMを流せる環境なら、『大沢悠里のゆうゆうワイド』、『小島慶子 キラ☆キラ』、そしてウチの編集長も月イチで出演している『荒川強啓 デイ・キャッチ!』を聴いていますが、『食卓応援隊』以外はどの番組も2時間を超える長時間番組です。
でも、渋滞中のクルマでもなければ、なかなかラジオを2時間集中して聴き続けるというのは難しいもの。理想の環境としては、家中のどこにいてもradikoとポッドキャストを流せる状態にして、“ながら聴き”をしたいんですね。
ひょっとして、連載を読んでいただいている方なら、別に『iPhone 4』や『MacBook Air』を持っているんだから、それで聴けばいいじゃんと思われるかもしれませんが、ウチとウチの地域、3G回線の入りが悪いんス。しかも、ルータを1階に設置してしまっているので、3階までWi-Fiの電波が届きにくい時があるんスよ。3GもWi-Fiも完全にアウトではなく、強かったり弱かったりで、これが逆にイラッと来る要因だったりもします。
だって、アナログラジオとは違って、ストリーミング放送で受信環境が整わないと、音声ノイズとかではなく、完全にアウトになるでしょ。radikoアプリだと「buffering」状態になることが多く、アプリよりブラウザ経由で聴いた方が安定しやすいかも~って試すと、ブラウザ(Safari)からradikoを立ち上げた場合は、Flashが使われていて『iPhone 4』では再生できない!
先に挙げた番組はどれも基本生放送なので、一瞬でも聴き逃すとラジオ特有のライヴ感が激減してしまいます。何としても自宅のあらゆる場所で途切れなく、しかも良い音でradikoとポッドキャストが聴ける環境を作りたいんです!!
現状考えられる対策ですが、ネットワークに関しては2階に中継機を導入してさらなる安定を目指すか、モバイルルータを加える。radikoのためにそこまでするかのかって声もありますが、してもいい気がするほど最近聴いてるし、当然このネットワークの安定は今後にも生きてくる。
そして再生環境については、『iPhone 4』もしくは『MacBook Air』の音源を「AirPlay」経由で対応スピーカーなどに飛ばせるようにするのが、手っ取り早い方法かと思っています。
もちろん『H.N.Q.~音響編~』では、radikoに特化した話だけでなく、DLNAも含め最適なホームネットワークオーディオを模索していきます。自分の得意ジャンルということもあり、1月号以降はしばらくこのネタを追求していきますので、箸休めにご一読ください。
よろしくお願いします!