ソニー「BDZ」、パワーアップ完了!
テレビが新番組の季節ですね。
アニメ『AKB0048』や、『北斗の拳』の再放送、あと『リスアニ!TV』が気になっているレコーダー担当の柳です。
前回のブログでご紹介した、ソニーBDレコーダーの機能強化アップデートですが
3月28日より無事配信スタート。
29日の朝には自動アップデートが完了していたので、
さっそく愛機『BDZ-AT950W』で新機能を試してみました。
ブルーレイディスクレコーダー
「BDZ-AX2700T/AT970T/AT950W/SKP75/AT770T/AT750W/AT350S」
新機能追加と機能向上のためのソフトウェアアップデート開始のお知らせ
http://www.sony.jp/bd/support/information2/20120229.html
まずはこれ。
> 『ソニールームリンク』対応の液晶テレビ<ブラビア>、「プレイステーション 3」、パーソナルコンピューター VAIOへの放送中の番組の配信機能を追加
DLNAによる放送中番組の配信対応、というやつですね。
とりあえず「PS3」を使って実験です。
▲「PS3」のクロスメディアバーからレコーダーが見えます。ここまでは今まで通り。
▲レコーダーを選んで決定すると、録画済み番組のフォルダとは別に「ライブチューナ」という項目が追加されていました。
▲「ライブチューナ」を選ぶと、レコーダーで受信中の番組一覧が出てきます。ここから選局すればテレビが観られるわけですね。
ちなみに地デジだけじゃなく、BS、110度CSの放送中番組も同じように配信できます。
次はこれです。
>外付けUSBハードディスク(HDD)との連携機能を向上
USB HDD→BDの直接ダビング、BD→USB HDDのムーブバックに対応
という大注目のアップデートです。
これにより何が起きるかというと、
▲レコーダー、USB HDD、BDのダビングの関係性(アップデート前)。
▲アップデートした後はこうなります。
つまり、レコーダー本体、USB HDD、BDが
あらゆる方向でダビングできるようになるわけです。
BDからの書き戻しはいわゆる「ムーブバック」ですが、
BD→USB HDDのムーブバックもできるようになったのは
今のところソニーだけのようです。
▲「ビデオ」の「USB HDDダビング」をセレクトすると、
▲おっ!項目が増えてる。
さっそくUSB HDD→BDのダビング、やってみました。
▲順調に焼けてます。
さらに、ソニーBDレコーダーの録画予約などが
スマートフォンでできるアプリ「Chan-Toru」の方からも
USB HDDが扱えるようになっていて……
▲録画先に「USB HDD」が選べるようになりました。
レコーダーのUSB HDDって、本体の内蔵HDDと同じ感覚で使えるようでいて
けっこう制限が多いので、このように内蔵/USBの垣根がなくなっていくことって大事。
また、今回のもうひとつの目玉として
> 地上デジタル/BS・110度CSデジタル放送のリピート放送番組の『二度録り回避』機能を追加
というのもあるのですが、
これは「同じ番組の同じ回」を何度も録らないようにするもの。
スカパー!などで、リピート放送がある番組を「毎回録画」する場合でも、重複を回避してくれるようになります。
……といった感じの今回のアップデート。
レコーダーをもともと使い込んでいる人ほど、効果が実感できるものになっています。
対象製品を持っている人はぜひ体験してみてください。
ソニー
BDZ-AT950W
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