安川達也のエンタメ日誌~矢沢永吉
エンタメな編集者歴も
22年目に突入。
のべ1000回以上の
歌手、俳優、タレント、
スポーツ選手らを
取材させてもらったが、
何度現場でお会いしても
大緊張するのが
「矢沢永吉」このお方。
本誌未掲載カット●撮影:石田昌隆
人との面会での緊張は、
相手をどのように見ているかで
その度合は決まるが、
僕にとってはマックス。
おそらく幼少の頃から
6つ歳上の長兄に
「いいか達也。永ちゃんより偉い
ロックンローラーはこの日本にはいないだぞ!」
と教え込まれてきたからに違いない
(いろんな意味で今もそう思っている)。
2つ歳上の次兄とCokeを飲むときは、
どちらからともなく「Yes My Love」を歌い出し、
最後は、Yes Coke Yes!
ニヤリとゲップするのがお決まりだった
(家族を巻き込む意味では今も変わらない)。
暑い日。都内某所。
2年ぶり5回目の「矢沢永吉」取材。
「はじめましょうか。音楽!」。
いつもの矢沢さんのかけ声で撮影スタート。
完成したばかりの
新作『Last Song』の
オープニングチューン
「IT’S UP TO YOU!」に合わせた
「矢沢永吉」の生歌唱パフォーマンスが始まる。
すかさずカメラマンが撮る、撮る、撮る。
不敵な笑みを浮かべながらレンズを覗きこみ、
手足を次々に組みかえポーズを決める。
カメラマンが撮る、撮る、撮る。
本誌未掲載カット●撮影:石田昌隆
「もうよろしいでしょう」。
矢沢永吉 vs カメラマン(石田昌隆氏)の
3分間の濃密な真剣勝負は終わる。
これが「矢沢永吉」スタイル。
何度見てもこのシーンは死ぬほどカッコいい。
あ~このまま、時間よ止まれ。
「こちらもはじめましょうか」。
矢沢永吉 vs インタビュア(岡勝之氏)の
45分間1本勝負は、
発売中のデジモノステーション9月号で
ご確認ください。
緊張から解き放たれたなかで飲む
Cokeは本当にうまい!
Yes E.Y. Yes!!
CD
Last Song
発売中
3500円(初回限定盤)
3000円(通常盤)
GARURU RECORDS
http://www.eikichiyazawa.com/info/release/index.html#grrc38
EIKICHI YAZAWA 40th ANNIVERSARY LIVE
『BLUE SKY』
2012年9月1日(土) 横浜・日産スタジアム
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●M-ON! MONTHLY ICON 「矢沢永吉」
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