日本でしかできないパナソニックのシェーバー
1年ぶりぐらいに帰省し、デブりっぷりに
家族みんなに「デブ」を連呼された、シロモノ家電担当 中村デス。
先日、パナソニックのシェーバー「ラムダッシュ」の工場見学に行ってきました。
場所は、滋賀県の彦根。
琵琶湖です。
彦根工場から見えるワケではなく、私の地元がココでして、
家の近くなので琵琶湖を撮影してきたという、まったくの蛇足。
ちょっと滋賀県っぽい雰囲気を伝えたかっただけです……。
本題に戻りましょう。
パナソニックのシェーバーといっても、数々のラインナップがあります。
その製造は、彦根と中国・広州の2拠点となっており、
上位モデルである「ラムダッシュ」の開発~製造は彦根工場で一貫して行なわれているんです。
コスト面だけで考えれば、海外製造する方が適するのでしょうが、
それでも日本生産にこだわる理由は「技術力」と「技能・人」なんだそう。
「ラムダッシュ」の刃に使用される素材は、島根県安来市で作られた「安来鋼」。
これを日本刀と同様の製法(叩く・焼く・研ぐ)で加工した「ステンレス刃物鋼」を採用しています。
通常のシェーバーに使用されるニッケルを電鋳加工した刃よりも、
摩擦に強く、強度があるとのこと。
そして、このステンレス刃物鋼に穴を開けて加工するために必要となるのが金型。
この金型作りのために必要になるのが「エンドミル」という、
刃先70μmという細い工具。
これが、技術者の手作業で作られているのだから驚きです。
↑
これがエンドミルを作る機械。
技術者の方が、何度も視認しながら微調整を繰り返していました。
エンドミルを作るのには20~30年の鍛錬が必要で、同工場でも数名しかいないのだそう。
まさに、職人技ですね。
そうやって、作られたエンドミルなどによって加工され、
アゴの下もノドも剃り残しを防ぐ「くせヒゲシフト刃」、
60μmの厚刃が肌をガードしながら、最薄部41μmの薄刃がしっかり深剃りする「フィニッシュ刃」、
長めの髭をカットする「スリット刃」、
そして、刃先角度が30°まで鋭角にされた内刃「30°鋭角ナノエッジ刃」へと
加工されていくのです。
そして、もう1つ忘れちゃいけないのが、リニアモーター駆動。
内刃の鋭さとリニアモーターの高速駆動で「肌にやさしい深剃り」を実現しているのですが、
この高速振動を受け止める樹脂部品は、職人によって作られています。
そんな「ラムダッシュ」の新モデルが9月1日に発売されます。
『ES-LV92』(価格:オープン 実勢価格:4万4800円)
「5枚刃システム」 で肌への負担を低減しながら、アゴ下の剃り残しゼロを追求。
「全自動洗浄充電器」の設置面積を約30%削減し、洗浄剤をパウチパック方式としたことで、
廃棄物量とランニングコストを削減した。
↑写真左が前モデル。洗面台の置き場からはみ出ていたのが、『ES-LV92』(写真右)ではすっきりと収まった。
上記モデル以外にも、下位モデルが3製品同日発売されます。
女だから剃り味わかんねーだろ!? と思われるでしょうが、
私も体験してきましたよ。
パナソニックが用意してくれた疑似ヒゲをアゴの下に装着し、
剃り残しが多いと言われる部分の剃りを体験。
初体験でしたが、すごいキレイに剃れまして、褒められました(笑)。
ヘッドが前後左右に密着するように可動するので、
初心者でも上手に剃れちゃうんですかね。
細部にまでこだわる製品は、やはり納得の結果(剃り)が出るんです。
また、新製品の発売とともに、「日本でしかつくれない」キャンペーンも実施されます。
5枚刃ラムダッシュを購入し、愛用者登録した人の内、
総計2000名に彦根の伝統工芸職人による名入れと
蒔絵が刻まれたハードケースがプレゼント。
(応募期間は2012年8月22日~2013年1月10日まで)
プレゼント品ではありませんが、
彦根工場50周年を記念して、職人が龍の装飾を施した
「彦根工場50周年モデル」がパナソニックに贈呈されました。
このモデルは、東京・新宿にある新宿パークタワー3~8階、
「monova」に9月1日から期間限定で展示されます。
近くに行かれることがあれば、是非職人の技を見てください。
そして、彦根工場はシェーバーのほかにもマッサージチェアやヘアドライヤーといった、
理美容製品、健康製品を製造しています。
そんな同工場には2011年10月に「KIZUNA館」がOPENし、
彦根工場で製造された製品の歴史や、懐かしいCMが視聴できるようになっています。
時代ごとにゾーンが分かれているので、その時代の流行を思い返したり、
初代シェーバー、マッサージチェアなど、
懐かしい製品から初見な製品まで展示されていて、超楽しいー。
「KIZUNA館」は事前予約しておけば見学可能なので、
彦根に行かれた時には、こちらも是非~。
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★D部残り26日★
とうとう今月末がD部の結果報告期日。
まったくデジタルを無視して、独自のダイエットをしている私ですが、
本腰を入れるのが遅かったため、目標値までは達しないかも。
でも、食事制限に運動を取り込んだだけで、
食事制限だけでは1gも減らなかった体重が、14日で2kg減!
運動ってスゲー大切って痛感しましたね。
D部が終わっても続行したいと思ってマス!