新米の季節がやってキター！
炭水化物……中でもごはんが大好き、シロモノ家電担当 中村です。
デジモノステーションでは毎年、新製品の炊飯器を一同に介し、
米のプロ（5つ星お米マイスター）による白米の炊き比べをしています。
過去に3回行なっているのですが、
今年も9月25日発売のデジモノステーション11月号で特集してるんで、
とれたての新米から長く保管されている古米まで、
美味しいごはんが食べたい方はチェックしてみてください。
▲ 6社の最上位、上位機種の合計12台で炊き比べ。 日本で3本の指に入るほど有名なお米マイスター 西島さんが判定してくれました。
毎年着実に美味しく炊けるようになってきており、
ハッキリ言っちゃえば、3年前の炊飯器より今年発売されるモノの方がウマイ！
近々で買い替えても、損はしませんよ。
その特集には掲載していないのですが（新製品を紹介する「Scoop」というコーナーに掲載）、
注目の炊飯器が登場しました。
デジモノ好きなみなさんなら既にご存知でしょうが、
洗米機能搭載のシャープ「ヘルシオ炊飯器」。
▲ ヘルシオ炊飯器 KS-PX10A 価格：オープン 実勢価格：8万9800円 9月20日発売
「かいてんユニット」が装着されており、これが回転することで洗米されるというしくみ。
洗米機能による洗米時間は約30秒～1分。
私が試した3合では、たった30秒洗米完了。
そんな短時間で、これだけ水が真っ白になるぐらいヌカがとれました。
とは言え、最初にたっぷりの水を入れてサッとひとかきして水を捨て、
洗米機能で洗ったあとの内釜にある水を捨てる、
キレイな水を注ぎすぐに捨てる……といったことは手動となるため、
完全に自動というわけにはいきません。
正直、全部自動じゃないなんて微妙……と思っていたのですが、
洗米がおまかせで30秒で終わってしまうというのがとにかく楽。
今の時期は問題ありませんが、冬は冷たい水で研ぐのってキツイので、重宝しそうですよね。
洗米って、けっこう絶妙な加減が必要で、研ぎすぎると栄養素が欠落していくだけでなく、
炊き上がりも柔らかくなってしまったりと、美味さに直結する工程。
「ヘルシオ炊飯器」は、そういった部分をしっかり保持してくれるので安心です。
さらに、この「かいてんユニット」、
浸水、加熱、沸騰という工程時にも回転します。
浸水時の回転で、米の重なりをほぐして一粒一粒にしっかりと水を吸わせ、
加熱時の回転で、内釜の温度を均一に保ち、
沸騰時の回転で、おねばの泡を切って噴きこぼれを防ぎ、連続沸騰を実現。
▲ 必要に応じて「かいてんユニット」から「かいてんウイング」が出ます。
▲ 沸騰時には「かいてんウイング」は収納され、 「かいてんユニット」の回転によって沸騰中の泡がカットされるので、 炊き上がった米粒が「かいてんウイング」により潰れるということはありません。
この「かいてんユニット」の回転により、シチューや肉じゃがなどの調理も得意とのこと。
炊き込みごはんもまんべんなく混ざるので、おすすめデス。
洗米機能搭載といっても全自動じゃないのでイマイチと思われている方もいらっしゃるでしょうが、
実際に使ってみると楽で、炊き上がりも美味しい。
ギミックとして魅力的なだけでなく、炊飯器としての実力も十分。
栄養素も味も手軽さも求めたい人に、おすすめ！
2012-09-21 17:46
