オーブンレンジで“自動”パンづくり!?
炭水化物好きの私、シロモノ家電担当 中村がビビッと来た調理器具があります。
それは、日立のオーブンレンジ『ベーカリーレンジ ヘルシーシェフ MRO-BK1000』!
姿形は普通のオーブンレンジですが、
なんと、ホームベーカリー機能が搭載されているんです。
例えば、食パンを作る場合、
ホームベーカリー単体機と同じように、パンケースに必要な材料を入れ、
オーブンレンジにセットしてメニューを選んでスタートするだけで、
練り~焼きまでオートで完成。
パンケースの上には投入器をセットするようになっており、
この部分にドライイーストや具入りパンの具材を入れておくことで
必要なタイミングに投入が行なわれます。
手間が大きく軽減されるので、非常に重宝する機能です。
ベーカリーメニューは、オートと手作りが用意されており、
オートベーカリーメニューには、
食パン、ソフト食パン、米粉パン、ライ麦パン、天然酵母パンなど12メニューが搭載。
食パンは約2時間で焼き上がるというスピーディさも魅力です。
セットして2時間なのに、これだけふっくらの食パンが完成するのは嬉しいですよね。
実際に、発表会で食べてみましたが、ふっくらモチモチで美味でした。
そして、約41分で焼き上がる「早焼きソーダブレッド」というメニューも搭載。
スコーンのような食感のパンなので、朝食やお茶の時間に楽しみたい一品です。
一方、手作りベーカリーメニューは13メニューを用意。
パン生地・ピザ生地・うどん生地・パスタ生地・そば生地作り、餅作りが主なメニューですが、
その中でもパン生地を作って手で成形するパン作りは、
生地を作ってから成形し、パンを焼く工程までがオーブンレンジを利用するため、
作業がスムーズに行なえます。
11月10日発売の本機は、実勢価格が12万9800円と決して安くはありません。
安価なホームベーカリーとオーブンレンジなら、それぞれ購入しても半額以下で手に入るでしょう。
しかし、本機はオーブンレンジとしての機能も優秀。
日立独自の機能である重量センサーが本機にも搭載されており、
食品の重さにあわせて火力や加熱時間がコントロールされるため、
個数の違う焼き物も、温度帯の違う食品の同時温めも、最適に完成します。
もちろん、過熱水蒸気によるヘルシー調理も完備。
それに加えて、多彩な調理のできるホームベーカリー機能がプラスONされていることを考えると、
納得の価格ではないでしょうか。
オーブンレンジ+ホームベーカリーがあるよりも収納場所に困らないので、
パン作りにチャレンジしたいと思っているなら、買って損はしません。
ホームベーカリー単体機にも負けないメニュー数と完成度を持つ「ベーカリーレンジ」、
ヒットの予感がしますー!!!