疲れた時のガンプラという回復薬
ガンダムグッズ紹介ページ担当の益子です。
1年の計はガン旦にあり。
年明け早々に、1月25日発売の『デジモノステーション 3月号』の撮影を行ないました。
今回取り上げるのは、ガンプラ『HGUC MS-06R-A1 黒い三連星ザクII』です。
80年代のガンプラブームに、突然現われたサイドストーリーシリーズ「MSV」。
その代表格とも言えるモビルスーツが久しぶりに登場します。
発売当時、あの黒い三連星がザクに搭乗し、しかも見たことのないランドセルやバーニアを装備してる……というの知り、昂ぶりまくった少年は少なくないはずです。
特にこのパッケージ。
製品パッケージなのに、モビルスーツを正面から描かない構図がとても斬新でした。
一年戦争を描いた「ファーストガンダム」に別設定が存在する。
それは、ガンダムの世界観が無限であることを感じた瞬間でした。
「MSV」がなければ、「Z」も「SEED」も「ユニコーン」もなかったと、あえて大げさに言っておきましょう。
記事を作っていると、副編集長・石田(アラフォーの宇宙世紀原理主義者)が「やっぱMSVだよね!!」と鼻をフガフガしながらやって来ました。
彼はジョニー・ライデン派。
「あのシャアの機体とは異なる深紅のカラーリングがたまらないない」と、校了で疲弊しきったカラダを誤魔化すように高いテンションで話を続けます。
「ライデンっていう名前も子供心には響きまくったよねぇ」とわかるようでわかりづらいことを同世代あるあるのように語る始末。
おそらく相当疲れていたのでしょう。
かくいうワタクシは、シン・マツナガ派です。
ガンダム以外では珍しい、むしろガンダムよりも白い機体。
“白狼”という呼称。
ドズル中将の右腕。
日本人的な名前。
数々のファクターが、少年のガンダム心を熱くしてくれました。
そんなシン・マツナガのザクIIも「HGUC」で3月に発売されるようです。
これも物撮りしてページを作りたい!
2号連続で「MSV」というのはアリなんでしょうか?