GOPAN劇的進化!!!
寒くて布団から出られないのに、食べることだけは怠らないシロモノ家電担当 中村デス。
そんな食べるの大好き中村の耳に、見逃せない新製品情報が届きました。
なんと、米がパンになるという、あのライスブレッドクッカー「GOPAN」のニューモデルが発売されるとのこと!
発売は3月1日なんですが、待ちきれないので早速メーカーに借りてみました。
パナソニック
GOPAN SD-RBM1001
価格:オープン 実勢価格:5万4800円 3月1日発売
ではでは、どこか変わったのかを見てみましょう。
【進化1】サイズが小さくなった
こちらが前モデルの『GOPAN SD-RBM1000』。
見てください、スリムじゃないですか。
新GOPANは2つあったモーターを1つにしたことで、コンパクト化を実現。高さや奥行きはそれほど変わりませんが、幅が385mmから240mmまで小さくなりました。一般的なホームベーカリーより、ちょっと大きいかな……という程度なので、キッチンに常置もできちゃいますね。
【進化2】焼き上がった米パンの美味しさが向上
調理家電において、一番重要なのは味。新GOPANの米パンの味は向上したのでしょうか……。
▲左:旧GOPAN 右:新GOPAN
見た目が全く違いますねー!
どっちが美味しそうかって言われたら、迷わず、右って言いますわ。
なんでも、新しい製パンプロセスを搭載したそうで、低速ミル&練り、じっくり発酵、スピーディな焼きによりしっかりと窯のびした焼き上げを実現。さらに本体上部にあった窓をなくしたことで、天面もこんがり。
食べてみたところ、新GOPANのクラム(パンの内側の白い部分)の方がしっとりとしていながら、ふんわりとした食感。クラストは歯ごたえが良いのに硬すぎず、噛むほどにお米の香りを楽しめました。見た目で感じた「美味しそう」は実際に食べた感想もそれと同等の違いあり。同じ材料を使っているのに、これほど違うとは……。お見事です。
【進化3】具入りの米パンができる
パナソニックのホームベーカリーでは当たり前の機能なのですが、レーズンやナッツなどの具材を自動的に入れてくれる「レーズンナッツ自動投入機能」が新GOPANに搭載されました。
蓋の裏にある「レーズン・ナッツ容器」に米パンに混ぜ込みたい具材を入れて置けばOK。あとは「GOPAN」がタイミングを見て、パン生地に投入して練り込んでくれます。
手動で入れるタイプと違い、時間を気にする必要がないから楽ですよー。
また、かぼちゃやほうれん草などの野菜をパンケースに入れておけば、生地に野菜を練り込んだ米パンも作ることが可能。
【進化4】低騒音化&手入れが簡単に
米からパンを作るために欠かせないのが、米を粉砕するという工程。たっぷり吸水させてからミルするものの、やはり生米を砕くとなるとかなりの騒音がしました。旧GOPANを自宅で使った時には、音と振動にビックリしたものです。それが今回、羽根の構造を改良したことにより、運転音を従来の約60dBから約50dBまでに低減。50dBってまだまだ大きいだろ!? と思ったのですが、日常空間では全然気にならないレベルでした。
そして、もう一つ大きく進化したのが手入れのしやすさ。
▲旧GOPAN
▲新GOPAN
羽根の形状は似ていますが、分解できるようになっているんです。
旧GOPANでは、刃の付け根に餅状の米が貼り付いてしまい、これを取るのが本当に大変で……正直、手入れが面倒でした。それが、新GOPANでは分解できる構造になり、すごく洗いやすい! これなら毎日作りたいという気持ちになれます。
以上、基本の米パンを作って試食してみた所見なのですが、思った以上の進化でビックリしました。従来の問題点を改善し、さらに美味しさと快適さをプラス。このモデル、かなりレベルが高いです……。GOPANブーム再来になるかも!?