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新サラウンドシステム『HT-ST7』と『HT-ST3』は、ただのプレミアムモデルじゃない!

 [オーディオ]

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みなさんこんにちは。オーディオ担当の玉造です。
ここ一年のオーディオ業界で人気が集まっているのが、ワンバータイプのサラウンドシステム。そのジャンルで特に力を入れているのがソニーです。昨年10月に『HT-CT260』、そして今年5月に『HT-CT660』を発売。初めてBluetoothを採用した『HT-CT260』が人気を博し、さらに音質に磨きをかけた『HT-CT660』も好調だそう。

この2台の発売間隔もなかなかのハイペースだと感じていましたが、先日さらに2機種のバータイプを発表!


ソニー『HT-ST7』
実勢価格:12万9800円 8月31日発売
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ソニー『HT-ST3』
実勢価格:5万9800円  10月19日発売
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さてさて、そんな2台ですが、先日早速実機を試聴する機会がありました!
実際に聴いて思ったことですが、この2台は両方とも「ただの良品ではない」ぞ、と。

まず『HT-ST7』ですが、「ソニー初の7.1ch」という市場的にもとても大きな意味を持つ製品。
「バータイプの7.1ch」と言えば、オーディオ好きの方ならすぐにピンとくるはずですが、
これまでずっとヤマハの名機「YSP」シリーズの代名詞でした。
そこに『HT-ST7』が参戦することで、ユーザーにとっては製品選びに選択肢が生まれますね。

では製品としてはどうなのかというと、これがまたかなり思い切った製品。
「最重要なのは音」という、ピュアオーディオ的な思想が込められた製品なのです。

「磁性流体スピーカー」や「S-Master」といった、最近のソニー製オーディオの中でも高品位な技術を積極的に取り入れた上で、「S-FORCE PROフロントサラウンド」に「波面制御技術」という、音に広がりを加える技術を追加。

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とても贅沢な仕上がりですが、実際の音も十二分に納得できるレベル。
サラウンド感はもちろんですが、個人的には部屋を覆い尽くすほどの密度感に驚きました。
「これ、バータイプの音か!?」と思ってしまうほどの迫力!

ただ音が圧倒的に良い反面ボディの厚みや高さが大きいのが気にはなる。
目指す音を実現するために必要なボディの厚みや高さを妥協しなかった結果とは思いますが。

では反面『HT-ST3』の特長はというと?
これはもう誰が見てもわかる通り、細い!!
こっちは『HT-ST7』とは反面、とにかく設置性を追求したモデルなのですが、
それでも「プレミアムモデル」! 高さ40mmのサイズ感で4.2chですよ。

4.2chを片手で持てるどころか、指でつまんで持ち上げられちゃいます。
この『HT-ST3』も『HT-ST7』と磁性流体スピーカー以外は、同じ音響技術を用いています。

『HT-ST7』と比べて圧倒的な音質という訳ではないですが、サイズ感を考えると十分に上質なスピーカーと言えるでしょう。

圧倒的な音質と、極限まで切り詰めた設置性。
どちらも一つの要素を軸にして振り切った製品です。普通プレミアムモデルと言ったら、とにかく全方位に優れているものが多い中、こういう良い意味での偏りを頂点に持ったシリーズはとても面白く感じます。

このソニーの勢いに続いて、他のオーディオメーカーがサラウンドシステムを出してくれたら、
2013年は「サラウンドシステム戦国時代」に突入するでしょう。

うーん、ゾクゾクしますね~。
秋以降のリリースを楽しみに待ちましょう!




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