『ガラポンTV』はテレビの見方をどう変えるのか?
先日「スゴすぎ! 全録機『ガラポンTV参号機』で使える驚きの機能まとめ」という記事を書いたところ、なかなかに反響が大きく、気になってる人多いんだなと実感しました。
今回はその続き。
がっつり使い込んでみて感じたことを書こうと思います。
口コミ・レビューから直接番組を再生できるのは、やっぱりスゴい
これは前回の記事でも少しだけ触れましたが、本質的な部分なのであらためて。
ドラマとか特定ジャンル限定のものを除くと、テレビの口コミサイトって今までほとんどありませんでした。
これなんでだろう、って考えると、レビューしたとしても、読者が当のその番組を見られないからなんですよね、たぶん。レビュー読んで、うわ面白そう、と思っても、たまたま録画してるか、再放送を待つか、有料配信で買うかしなきゃいけないわけで。
検索エンジンとかTwitterの急上昇ワードにテレビ発の単語が入ってること自体はかなりあります。話題にはなってるんです。ただ、“その番組を実際に見る”って段になるといきなりハードルが上がっちゃう。
それが「ガラポンTVサイト」だと、「お、面白そう! じゃ、観よう」ができるわけです。
まだ利用者数はそこまで多くないみたいですが、現状でも十分便利だし革命的。
テレビの楽しみ方は一つじゃない、ということ
この点については、前回の記事で驚異的な機能の数々を紹介した通り。
ほかにも、個人サイト「ガラポンTV用独自Web g256_garapon」を使えば、ニコニコ実況アプリ(Windows限定)を録画番組の再生に合わせて起動できたり。
ウィンドウを2つ開けば、番組を2つ同時に再生するなんてこともできます。
『ガラポンTV参号機』は、マルチデバイスで使える全録機として便利なだけじゃなく、それ以上に“テレビを見る”という体験の再解釈、というか、解釈自体の自由度を上げてくれる製品だと思うんです。
テレビってこんな風にするともっと面白いんだよ、と。
その姿勢は開発者向けにAPIを公開していることにも表われていて、『ガラポンTV参号機』を使って、テレビでどれだけ遊べるか、みんなで盛り上げていこうぜ、という風通しの良さを感じます。これからどんどん便利に楽しくなっていくはず、と期待したくなる。
うん、やっぱり『ガラポンTV』面白いです。これは多くの人に試してほしい!