「アイドルの汗腺はばけものか」
暑い暑い暑い。
連日猛暑が続いている中で、8月25日発売号掲載分の「ビジョメガネ」の撮影をしてまいりました。
今回は、篠崎愛さんです。
グループアイドル全盛の時代といわれている現在のグラビア業界の中で、ピンで表紙を張れる数少ないアイドルです。
その魅力は、そのベイビーフェイスながらも、その全くの対局を行くようなグラマラスバディー。
でも、お会いしてみてよーくわかったのですが、いわゆる「巨乳だけどそれ以外は……」と心ない男子どもに言われてしまうような水着専用アイドルではなく、キュートな小顔で、足も細くて、非常にフォトジェニックな表情の持ち主。
そんな彼女の巨乳ブリブリな写真は他のグラビア誌にお任せするとして、「ビジョメガネ」では、素に近い、美少女としての彼女の魅力を伝えようと、日常感あふれる都内の某住宅街で撮影。
「いやー、晴れて良かった」と思ったら、晴れすぎの最高気温33.9度!
しかも。集合時間13時からのスタート。
こんな暑い日に、もっとも暑い時間帯での撮影となり、出演者のテンションどころか体調が悪くなる場合も……と心配してしまうほどの暑さ。
メイクと着替えを終え、いざ撮影スタート。
フォトグラファー・木村篤史さんも気を使って撮影時間をできるだけコンパクトにまとめてくれましたが、風もない灼熱のアスファルトの上で30分超え……。
汗ダラダラで「長くなっちゃってゴメンね」と言うと、「え、思ってたより早かったですよ」とのリアクション。
よく見てみると、汗もあまりかいていない。
こちちはハンドタオル片手に尋常じゃないほどの汗をかきながら、その姿に度肝を抜かれるのでした。
グラビアの仕事を10年以上続けきて毎夏不思議に思うのですが、多くのタレントはほとんど汗をかきません。
彼女たちの汗腺は特殊なものなのだろうかと。
適切な水分の取り方など、その人なりの体調管理方法があるのかもしれませんが、ボクは、美人という人種は汗腺すらも優れているとにらんでおります。
ま、小顔でかわいくて、細いのに!なスタイル、という時点で、常人とは異なるスペシャルな遺伝子の塊なのですが。
だとすれば、グラビアとは特別な遺伝子が生み出した作品の図鑑。
凡庸な遺伝子の我々がそれを前にして、ただただ口をポカンと開けて見とれてしまうのは、本能の所業なわけです。
8月25日発売号掲載の篠崎愛さんのメガネ写真群は、遺伝子レベルでしびれていただけるものになったと思っております。
ぜひご確認ください。