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上州ロボット紀行(前編)

 [その他]

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こんにちは。現在絶賛校了中の田中です。
みなさんは子供の頃、自宅のガレージに自分専用のロボットがあったら良いのになぁ~
なんて妄想をしたことはありませんか?
いや、別に慌ただしい校了作業から現実逃避をしているわけではありませんよ。
実は今月の「What's Up!」コーナーでは、何とロボットを取材したんです。
詳しくは9月24日発売の本誌をご覧頂きたいのですが、その前に少し先出ししちゃいます!


榊原機械
『KID'S WALKER』
価格:189万円~(受注生産)
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こちらのロボットは小学生くらいの子供が操縦できるように開発されたもの。
足元には遊園地にあるアミューズメント用のマシンのようにローラーが付いており、
前進・後進、左右旋回で移動します。

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ペダルを踏むことで移動します。
矢印型になっているので視認性も高く、子供でも簡単に操作できます。

大人でも乗れますが、身長制限の目安はおよそ160cm以下とのこと。
僕も実際に乗ってみましたが、ペダルの所はやや窮屈でした。

子供が操縦するので、操作はいたって簡単。
僕も数分で慣れました。



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アームも動かすことができ、こちらはレバーと連動しています。
自分の腕力でレバーを引くとアームも上がるのですが、子供が操縦することを想定し、
あまり高く上がらないように設計してあります。
アーム先端の爪は挟み込み防止機構付き。
レバーの親指部分の銀色のスイッチで開閉操作をします。

ちなみにバッテリーで動くのはこの部分のみ。
動力はガソリンエンジン。
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座席の後ろに備え付けられています。

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座席の横にあるオレンジのレバーで、乗っていない時は安全のためにロックします。
子供が乗っても大丈夫なように、安全性に配慮した作りになっています。


で、ここからは誌面には載らない裏話になるのですが……。
実はデジモノステーションでは「原則としては電気の通っているモノしか紹介しない」というルールがあるのですが、
取材前日まで『KID'S WALKER』の動力が電気ではなくガソリンということに全く気付きませんでした。

取材も撮影も準備万端であとは行くだけとなった前日に気付き、
編集部一同で、どうする? どうする? と慌てること120秒。
ガンダム世代の編集長の鶴の一声でゴーサインが出ました!
いや~、あの時はページが作れないんじゃないかと肝を冷やしました。
編集長がアラフォーで良かったです。

そして翌日、いざ取材日には日本列島に台風が上陸しており、大雨で前方が全く見えず、関越道が通行止め。
メーカーさんのある群馬まで、東京から片道5時間かかりました。
何だか取材するまでの方が大変な気が……。


予定時間から数十分遅れ、開発されている榊原機械さんに到着。
着いてからは非常にスムーズなもので、メーカーさんには平日のお忙しい中お時間を頂き、
とてもご親切にお話をお聞かせ頂けました。

ロボットの機能や開発に関しての説明をして頂いたのですが、
アミューズメント事業は技術を磨くために
社員教育の一環で行なっているそうです。

開発で一番苦労されたことは何ですかと質問したところ、
『KID'S WALKER』の開発者である榊原豪さんは「全部です!」とおっしゃっていました。
設計から基盤、外装の鉄板加工まで全て自分一人で行ない、しかも未経験から勉強しながらなので、
全部大変であるとのこと。

さらにこちらの榊原機械さん、他にもさまざまなロボットやアミューズメントマシンを制作しているんです。
ほかに『LAND WALKER』という大型のロボットにも乗りましたので、
そちらは次回、10月3日のブログでレポートします。
(撮影:松川忍)

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