無線系オーディオの愉悦
オーディオ担当の副編・石田です。
急に寒くなってまいりました。秋の深まりを感じます。
秋と言えば、読書、そして読書のお供にはステキな音楽が欲しいですよね~。
ここ最近、秋冬商戦用の音響機器が続々発表&発売されていますが、
今年のトレンドはズバリ無線! DLNAを介したネットワークオーディオや
AirPlay対応機器の急増、またBluetoothを採用したオーディオ機器も多数登場しています。
ということで、石田のブログでは2~3回に渡って無線系オーディオの新製品を
追っていきたいと思います。一回目はBluetoothオーディオ。
Bluetoothは携帯電話とヘッドセットの組み合わせでもお馴染みなので、
ご存じの方も多いと思いますが、メモリオーディオやスマートフォンなどに
入れた音楽を、BluetoothのA2DPという楽曲送信用プロファイルで飛ばし、
スピーカーで鳴らすスタイルです。
メリットはその手軽さと対応機器の豊富さ。
実際ボク自身、今かなりのBluetoothヘビーユーザーでして、
音楽を聴くのはもとより、大好きなAMラジオを「radiko」で聴く時や
YouTube、Podcastを再生する時にも使っています。
また、使っているカーナビも対応しているので、もう自宅とクルマは
Bluetooth飛ばしまくり! 無線サイコー!
そんな背景もあって、新製品はかなり注目していたのですが、
今秋発売されたものの中では、断然おすすめのモデルが2つあります。
一つは、先日ソニーから発表された『RDP-NWX500B』。
ソニー/“ウォークマン”ドックスピーカーRDP-NWX500B
価格:オープン 実勢価格:3万600円
気に入ったのは、何と言ってもその重低音! 決して大きくはない筐体に、
サブウーファーとデュアル・パッシブラジエーターが詰め込まれ、
2.1chスピーカーからは疾走感のあるビートが刻まれます。
さらに、音像をクリアに再現する「クリアフェーズ」や、
音質の劣化を最小限に抑えるデジタルアンプ「S-Master」も内蔵。
試聴させてもらった時、音圧が風のように感じられて
ハッとしたのが印象深い製品です。
その音の迫力は完全に本体のサイズ感を超えいてます。
それと、もう1つ。
こちらは昨日発表されたBoseの『SoundLink Wireless Mobile speaker』。
Bose/SoundLink Wireless Mobile speaker(スタンダード)
価格:3万6750円 実勢価格:3万6750円
Bose/SoundLink Wireless Mobile speaker(スタンダード)
価格:3万6750円 実勢価格:3万6750円
こちらも同じくBluetooth対応スピーカーですが、
面白いのは本体を保護するカバー。
使用する時は、写真のようにカバーがスタンド代わりになり、
閉じれば本体がスリープになる仕様。
『iPad 2』のアクセサリ、『iPad Smart Cover』と同じですね。
また、カバーは付け替えも可能で、
本革製のタン(写真左から順に)とバーガンディー(各7140円)、
ナイロン製のパープルとレッド(各4200円)も用意されています。
もちろん、音も特筆すべきポイント。
『SoundLink』の筐体サイズはW244×H130×D48mmとかなり小型。
こんな小さなボディからは想像できない豊かな音を響かせます。
何十畳もあるリビングでは話は別ですが、一般的な家庭なら
これだけでリビングオーディオとしてまかなえるほど。
さすがはBoseサウンド! 納得の仕上がりです。
Bluetoothは音が悪い! と言われることがありますが、
紹介した2製品を聴くだに、そのイメージは当てはまりません。
そして何よりその汎用性と利便性は、
イージーリスニングスタイルにハマる仕様だと感じます。
ぜひ、皆さんも店頭で一聴あれ!
次回はAirPlay対応機器について書きたいと思います。