プラス8800円でAirPlay
PASMOの定期を導入してからもう何年も経ちますが、
結局、カバンからPASMOを取り出すのと、
普通の定期を取り出すのとでは、
アクションとしてなんら省略されてないよ!
ってことに今さら気づいたエンタメ担当の瀧です。
なんかもっとこう、カバンの中でも利用できるみたいな?
通るだけでPASMOを認識するみたいな?
近づくだけで広告を見せられるみたいな?
そんなスピルバーグ的未来が待っていると思っていたのは私だけでしょうか。
まぁ要するに面倒くさいということですが、
編集部生粋の面倒クサガリータの私は、
これまでSDカードの読取をワイヤレス化したり、
HDDへの保存をワイヤレス化したり、
最近では「iOS5」でiPhoneの同期もワイヤレスでできるにようにしてやりました。
コードをつなぐ行為が面倒くさいんです。
そんな私が次にワイヤレス化に取り組んだのが音楽再生環境。
CDの入れ替えが面倒くさいと感じる私は、
これまでiPodやiPhoneをUSBケーブルで
アンプ&スピーカーに接続して再生してましたが、
これがまたけっこう面倒くさい。
なんとかワイヤレス再生にしたいけど、
手持ちにはAirPlay対応機器がない。
そこで登場するのが『AppleTV』。
テレビで音楽なんて聞きたくないよって思ったあなた!
私もそうでしたが、
ポイントはテレビにHDMI接続しつつ、
アンプに光デジタルケーブルを接続すると、
音だけがスピーカーから流れるということ。
【TV】――(HDMI接続)――【AppleTV】――(光ケーブル接続)――【アンプ】―【スピーカー】
これで音がアンプに通されスピーカーで再生されます。
(48kHzにアップサンプリングされるけど)
さらにiTunesのホームシェアリングをオンにすれば、
母艦の音楽データをiPhoneから遠隔操作して
そのままAirPlayでアンプ&スピーカーからワイヤレス再生することもできる。
つまりたった8800円で、
お手持ちのAVシステムがAirPlayに対応した簡易ネットワークオーディオになり、
たった8800円で、
iTunesに貯め込んだ全ての音楽データ(もちろん動画も)が
ワイヤレスで再生できるシステムに早変わりするというわけ。
数十万かけてネットワークオーディオシステムを構築するのが馬鹿らしい。
実はこれ、AirMac Expressを使ってもできるし、
知ってる人には何を今更な話ですが、
個人的に最近アンプとスピーカーを買い換えたので
せっかくなんでいいスピーカーで鳴らしたかっただけです、はい。
最近はiPod/iPhoneでしか音楽を聞いてなかったという人も、
手持ちのコンポやアンプに接続すれば、再生環境が豊かになり、
眠っていた膨大な音楽が蘇ると思います。
ちなみに光端子がついてない古いタイプのミニコンポやそれこそラジカセとかでも、
以下の機器とケーブルを使えばなんちゃってAirPlayが楽しめます。
ハイパーツールズ デジタル→アナログ音声変換器 DCT-3
参考サイト
AppleTVで古いラジカセをAirPlayデバイスとして蘇らせよう
http://motomory.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/apple-tvairplay.html
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