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電気自動車に特化したカーナビが登場!

 [クルマ全般]

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今週から東京モーターショーが始まるので、ちょっとソワソワしている乗り物担当の増谷です。

ここ何年かの間のモーターショーで注目を集めているのはEV、つまり電気自動車を始めとする電気で動く乗り物です。
地球温暖化が問題となってきた頃から、その原因とされる二酸化炭素(CO2)の排出量が少ない(走行中はゼロ)ことから注目されていたEVですが、最近では乗り物としての性能にも注目されるようになっています。

EVがガソリンエンジンの自動車に比べて優れているのは、出だしのトルク。
電気モーターは回転し始めから最大トルクを発揮できるので、最高出力が小さくても出足の鋭い加速が可能です。
そして、エンジンのようにガソリンなどを燃やすわけではないので、排気ガスが出ないことはもちろん、音も静かで振動もありません。

もう1つは、モーターやバッテリーなどはエンジンに比べてレイアウトの自由度が高いため(極端な話、モーターはホイールと一体化させることも可能です)、これまでの自動車ではできなかったようなデザインも可能になります。
今回の東京モーターショーでも、かなり個性的なデザインのEVが数多く出展される予定です。
加えて、このブログでも何度か書いていますが、EVは大容量のバッテリーを搭載しているので、それを利用して電気を蓄えておき、家庭用の電源として活用することも期待されています。
最近注目されている太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーは天候による変動が大きいとされていますが、EVのバッテリーに蓄電することでそうした変動もある程度吸収することができます。

そんな期待感もあって、EV向けの充電ステーションなど、関連製品も開発が進んでいます。
カーナビもその1つで、既にEV専用のカーナビも製品化されています。
そして、先日、そんなEV向けカーナビの新製品がリリースされました。
発表されたのはカロッツェリアのメモリナビ『AVIC-EVZ9』と『AVIC-EVZ5』。
発売は1月の予定で価格はそれぞれ14万7000円と10万5000円。

▼カロッツェリアの『AVIC-EVZ9』と『AVIC-EVZ5』。『AVIC-EVZ9』はフルセグ地デジに対応し、『AVIC-EVZ5』はワンセグ対応。
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上記のようにメリットの多いEVですが、1回の充電で走れる航続距離がガソリン車に比べて短いことや、充電ステーションがガソリンスタンドに比べてまだ少ないことが欠点です。
このEV専用のカーナビでは、そうした欠点を補うために、電力消費量の少ないルートを選べるEV専用の「エコ・ルート探索」機能や、今いる位置の周辺にある充電スポットを検索できる機能、電力消費量の少ないエコ運転の度合いを表示する「エコステータス」機能などを搭載しています。

▼周辺の充電スポットを検索する機能を搭載。急速充電スポットと普通充電スポットをそれぞれのロゴで表示します。
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▼電力消費率やエコ運転の度合いを表示する「エコステータス」機能。数値やグラフィックで表示されることで、電力消費の少ない運転を促します。
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通常のナビゲーション機能についても、カロッツェリアのメモリナビ「楽ナビLite」の機能を継承しているので、豊富なデータや「スマートループ」などの機能はそのまま使えます。

EV時代の到来を感じさせる製品。
東京モーターショーでは、こうした周辺機器にも注目して見たいと思っています。

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