本を“聴く”。東芝BookPlaceの音声読み上げ機能
こんにちは。デジモノ編集部・岡部です。
2月に発売された東芝『BookPlace DB50』。
東芝の電子書籍ストア「BookPlace」に対応しているコンパクトな電子書籍リーダーですが、ちょっと「おっ」と思う機能が搭載されています。
公式サイトではさらりと触れられている、音声読み上げ機能。
今回実機をお借りできたので、さっそく試してみようと思います。
初聴の印象としては、思ったよりも「機械」っぽくないな、と。
ただどちらかと言うと、小説とかエッセイとか情感が大事な本よりも実用書籍を読むのに向いているかも、という印象。満員の通勤電車で本を取り出せない時に、ラジオ感覚で本に親しむには結構良いんじゃないでしょうか。
読み上げ速度の変更も可能。
受験生とか(日本史の教科書とかね)、資格試験の参考書が対応してきたら需要がありそうです。
音声読み上げ機能は、まだ「BookPlace」で販売されている書籍の一部のみ対応なものの、今後の進化が楽しみですねー。
実は東芝、昨年も棒読み人工音声に情感を込める(!)合成技術の開発を発表するなど、音声合成の開発に関してはかなり力を入れてます。
今回の『BookPlace DB50』に関してはその新技術は採用されていませんが、電子書籍リーダーにもいずれ搭載されるんでしょうか。未来ですなあ。
ところで、音声関連では東芝のこんなサービスもありました。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120201_509104.html
音声書き起こしサービス。こちらはまだ試してないんですが、実用レベルであれば面倒くさ過ぎるインタビューのテープ起こし作業から解放される!? かも。