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少人数世帯にピッタリなシロモノ ~その2~

 [シロモノ家電]

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1日に1食は米を食べないと元気が出ない、
シロモノ家電担当 中村デス。

前回、少人数世帯向けの家電を紹介しましたが、
今回は、その予告通り、小容量タイプのIH炊飯器を大調査。

美味しいごはんを炊くためには、マイコン式よりもIH式ということは、
もうみなさんご存じだと思いますが、
3合や3.5合という小容量タイプにはIH式は、まだ数えるほどしかありません。

マイコン式の小容量タイプは高くても1万円、
IH式は安くても1万5000円ですから、価格差も大きい。

しかし、近年は熟年層の夫婦2人暮らしをターゲットにした、
小容量タイプの高級炊飯器が主要メーカーから発売。
少人数世帯の家族構成も増えており、小容量タイプは今後も売上が伸びると考えられます。

そこで、小容量タイプの高級IH炊飯器を使い比べ&食べ比べ!
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取り上げるのは、写真左から、
象印『極め炊き NP-RD05』(容量:~3合/実勢価格:3万4300円)
三菱電機『本炭釜 NJ-SW063』(容量:~3.5合/実勢価格:5万3100円)
タイガー『炊きたてミニ JKM-A550』(容量:~3合/実勢価格:2万9900円)。

まず、各製品の特徴をみていきましょう。
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象印『極め炊き NP-RD05』

内釜には「プラチナ真空釜」を採用。
内釜にコーディングされたプラチナ粒子の採用で、釜内の水質が弱アルカリ性に変化。
これにより、米の表面にあるタンパク質が分解され、中心まで水がしっかり浸透する。
熱が米の中心部まで伝わることで、デンプンのα化が促進し、ごはんの甘み成分が約30%UP。
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3段階の圧力が選べ、しゃっきり、ふつう、もちもち食感に炊き分けできる。
すしめしには「しゃっきり」、白米には「ふつう」、お弁当には「もちもち」がピッタリ。

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三菱電機『本炭釜 NJ-SW063』
【ブラック】
【レッド】
同社の最上位機に搭載されている、純度99.9%の炭素材料を使用した「本炭釜」を採用。
内ぶたにも炭コート遠赤放熱板を備えており、上下左右から包み込むように加熱する。
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沸騰後も火力を落とさずに加熱できる「連続激沸騰」も完備。
激しい対流で、米全体をしっかり加熱する。
さらに、内蔵カートリッジで沸騰時にでたうまみ成分と蒸気を分離し、
うまみ成分(おねば)のみを蓄積。
むらし工程時に、うまみ成分を戻すことでふっくらと艶やかな炊き上がりを実現した。

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タイガー『炊きたてミニ JKM-A550』

表面5層コートの土鍋釜が、強力な沸騰を実現し、ごはん一粒一粒に均一に熱を伝える。
釜底が接する部分には、天然石プレートを用いており、
蒸らし工程でたっぷり溜めこんだ熱を放出して、じっくり蒸らす。
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火加減が小・弱・中・強の4段階で切り替えでき、
おこげを味わうこともできる。

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ということで、1合の米を「標準」の炊き方で炊飯。

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象印
炊飯時間:約55分
三菱電機
炊飯時間:約44分
タイガー
炊飯時間約50分


硬さの順番は、タイガー → 三菱電機 →象印というカンジでした。
食感の傾向は違うけれども、3社とも高級炊飯器というだけあり、
ふっくらと膨らみ、噛むほどに甘みの増す完成度。

その中で、私の好みで選ぶと三菱電機。
しっかりとした弾力が残りつつも、口にひろがる甘みが好み。

個人の好みによるところが大きいので、一概にコレが絶対! とは言いにくいのですが、
味以外でも、私が三菱電機を気に入っている点を紹介します。
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目盛りが特徴的で、三角形を組み合わせたような形状。線だけのものより断然、水量が合わせやすいです。
0.5合単位での炊飯にも、この目盛りが活躍。

さらに、炊飯時間を長くすることで甘みをより引き出す炊飯「芳潤匠炊き」では、
「合ピタ」機能を使うことができます。
この機能は、0.5合単位で設定でき、炊飯量に合わせた正確な加熱ができるのです。
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また、忘れてしまいがちですが洗い物の数も大切。

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象印
三菱電機
タイガー

IH炊飯器は、炊飯のたびに内ぶたやカートリッジを洗わなくてはなりません。
細かく分解して洗浄しなくてはならないものもあります。
三菱電機は、内ぶたにカートリッジが装着されているので、付け忘れもなくて便利。

お手入れも簡単だし、もう少しプライスダウンしたらほしいなー。

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