自転車ナビ特集やります!
家族は4人なのに、なぜか家には8台も自転車が(内3台が自分の)あるカーナビ担当の増谷です。
やっと暖かくなってきて、自転車に乗るには良い時期になりましたね。
編集部の近所でも、かっこいい自転車に乗った通勤者を見かける機会が多くなっています。
通勤など、さまざまなシーンで自転車を楽しむ人が増えてきている昨今ですが、良い自転車を買ったものの会社と自宅の2地点を往復するだけで、それ以外の場所にはなかなか足が伸びないという人も多いと聞きます。
そんな時、知らない場所にも行ってみようという気にさせるアイテムが自転車用のナビ。
やはり、そうした需要は多いようで、参入するメーカーも増えています。
昨秋に人気のPND「ゴリラ」シリーズに自転車対応モデル『CN-MC01L』を発売したパナソニックもその1つ。
防滴対応のボディにクルマ・自転車・歩行の3つの案内モードを搭載したモデルは、マルチに使える対応力が魅力です。
僕も自転車とクルマで使ってみましたが、コントラストの高い画面は屋外でも見やすく、操作に対する反応の速さやルートの表示能力なども「さすがゴリラ」と思わせる完成度。
▼自転車に装着するためのクレードルも同梱されており、こういう男心をくすぐるサイクルコンピュータ表示にも対応しています。
パナソニック
ゴリラ CN-MC01L
現在の自転車用ナビには、カーナビの機能を拡張したものでクルマと自転車で共用できるモデルと、自転車専用モデルの2つの流れがありますが、『CN-MC01L』は前者の代表的な存在と言えるモデルです。
ソニーの『ナブ・ユー NV-U37』なんかも同じ流れのモデル。
こちらはサイクリングロードのデータも収録しているのがポイントです。
ソニー
ナブ・ユー NV-U37
もう1つの流れである自転車専用モデルで一番の注目株は、パイオニアが新たに発表した”ポタナビ”の愛称で呼ばれる『SGX-CN700』です。
カーナビ界の大御所と言える「カロッツェリア」ブランドを展開する同社ですが、この製品はその愛称からもわかるように「ポタリング(自転車を散歩のように楽しむこと)」に特化したモデルです。
パイオニア
サイクルナビゲーション SGX-CN700
最もユニークな点は、カーナビメーカーが作ったにも関わらず、「次の角を右」というような固定したルートの案内は行なわないこと。
自分の現在地と、目的地を結んだラインを表示するだけなので、通るルートは気分に合わせて自由に選べます。
これ、実は自転車のナビには以前から要望の多かった機能で「自分の位置と目的地のおおよその方向だけ教えてくれれば、どの道を通るかは自分で選びたい」という声は自転車ユーザーの中に根強くありました。
そんな自転車ユーザーのニーズをよく捉えた製品だけあって、サイクリストの注目も高いようです。
で、本題ですが、こんな自転車用のナビを集めた特集を次号3月24日発売の『デジモノステーション』で行ないます。
概要はまだ発表できませんが(ページができていないので……)、キーワードだけここで書いてしまいます。
それは、ズバリ「自転車ナビはエンタメ性で選べ!」。
実用性が気になるナビの世界ですが、趣味で乗る機会の多い自転車では、実用性はもちろんですが「使ってみたくなる」「使っていて楽しくなる」モデルを選ぶことが大切。
そんな感じで「楽しさ」を前面に押し出したページにできればと思っています。
乞うご期待!
最後にちょっと、記事の撮影シーンの1コマ(を僕がコンデジで撮った写真)を公開したいと思います。
こんな感じで、いろんなモデルをそれぞれ自転車に取り付けて「どのくらい楽しいか?」をチェックしています(決して自分が自転車に乗りたいだけではありません!)。
そうそう。
写真でもわかるように、先日値下げが発表したばかりのサイクリストあこがれのモデル、ガーミン『Edge800J』も取り上げていますよ~。
ガーミン
Edge800J