ロボット掃除機の恩返し
5月9日のブログで発足しました「D部(デジモノステーション ダイエット部)」で部長を務める、副編・石田です。
あれからまだ2週間も経っていないわけですが、
石田は着実にダイエットについて結果を出しつつあります。
(ダイエット方法は後日改めて!)
目指すは、8月末までに60kg台を切るだったのですが、どうもどうやらそこまでかからないかと。このブログで引き続き報告していきますので、お付き合い下さい。
あっ、ちなみに、昨日のブログで部員の玉造が、5月11日のブログでは同じく部員の中村が、それぞれなんか言ってますけど、奴らにはやっぱ無理! だって、玉造は昨日の早朝4時に「天下一品 六本木店」でライス定食(ラーメン+ライス中盛りですよ)を食ってるし、中村に至っては1mgも体重減ってないって言ってますからね……。
部長一人で頑張ります!
さて、本日は今話題のロボット掃除機のお話。
今週金曜日(25日)に発売するデジモノステーション7月号では、「スーパーロボット掃除機大戦」と題してiRobotの『ルンバ780』と東芝の『スマーボ VC-RB100』、そしてLGの『ホームボット2.0 VR6170LVM』の3モデルを編集部の岡部、玉造とともに徹底的に使い倒し、それぞれ真の実力を検証しております。
iRobot
『ルンバ780』
東芝
『スマーボ VC-RB100』
LG
『ホームボット2.0 VR6170LVM』
某大人気ゲームシリーズをタイトルにオマージュしている通り、制作開始当初は各ロボットを機体に見立ててネタにして盛り上がったりしておりました。
「やっぱり『ルンバ780』はロボット掃除機市場の火付け役だから、マジンガーZ」じゃないすか?」
「『スマーボ』は各種センサーやカメラを駆使したモデルだから、やっぱニュータイプ用の機体でしょう。ボディがグリーン? 「クインマンサ」かな?」
「『ホームボット』のインテリジェンスな動きは目を見張るものがあるね……、その上で鮮烈な赤の機体と言えば、これはまさに「サザビー」!」
てな具合。
まぁ、記事ではボリュームの関係上、この辺を割愛してますが、ロボット掃除機の真価を、さまざまなシチュエーションで試しております。
そんな中、石田が試用させてもらったのは、LGの『ホームボット』。
詳細な実機レポートは誌面でご確認いただくとして、使い倒していて気付いたことが1つ。
それはロボット掃除機が頑張って作業しているところを、覗いてはいけない! です!!
何を言っちゃってんの? と思われる方、まぁ聞いて(読んで)下さい。
今回試した3モデルとも、当然階段などの段差を認識して落下を防ぎ、障害物を認知して避ける、ぶつかっても家具に傷を付けない仕様になっています。
また、ゴミを関知する機能や空間の広さを認知して最適なお掃除ルートを選ぶなど、機体によって機能差はあるものの、総じて非常に賢い! しかし、とは言え相手はロボットです。人間なら、目に見えるゴミを認識したら、まずはそれから掃除機で吸い取ろうとしますよね。ですが、ロボット掃除機たちは自ら考えたコースに沿って動くため、臨機応変に動いてゴミを吸引しません。当たり前ですけどね。
そういったシーンをまじまじ観察していると、「あぁあぁ~そこそこ、そこのゴミ取ってよ!」みたいな、勝手なユーザー心理に陥るんです。
そうすると、なんだかロボットの方も気まずそうになってきて、
「あ、この後、ちゃんとそこも通るんで……、あのジッと見るの止めてもらえます?」
みたいな雰囲気を醸し出してきます。(ええ、あくまで僕の妄想ですが)
また、全ての障害物を避けられる訳ではないので、当然家具や壁にぶつかったりもします。そのために衝撃吸収ダンパーがあるわけなんですけど、これが気まずい雰囲気に輪をかけます。
「おいおいぶつかるなよ!」的な。
「はっ? しょうがねーじゃん、壁際だって掃除すんだろが!」みたいな。
おいおい、そんな感情論爆発になるならロボット掃除機って使っちゃダメなの? と言う声が聞こえてきそうですが、その質問には完璧にNo! と断言します。
何故なら、ロボット掃除機は間違いなく働き者で、掃除をちゃんとしてくれるから。
人が行なう掃除とは違った方法、掃除がしにくいベッドの下やソファの下を始め、普段自分で掃除する時は手を抜きがちなところまで行って、しっかり仕事をしてくるんです。
▲石田家の狭いソファの下にもぐり込んで掃除をする『ホームボット』。
僕は、今回初めてロボット掃除機を自宅で使ったんですが、使用後はやっぱりキレイになっていることを実感しました。家電製品に疎いカミさんも「これは助かる! 欲しい!」と申しております。日々、忙しく家事をこなす人が言っているのだから間違いはないでしょう。ロボット掃除機は掃除補助家電として限りなく優秀。じゃなきゃ、ここまで市場が盛り上がらないよね。
あとは、感情論が出てくることとか、思わずツッコミを入れてしまったり、相手が何を考えているのか妄想してしまうなんてのは、ペットと生活しているような気分になったりもします。
なので、ロボット掃除機は、人が居ぬまに作業をしてもらって上手に付き合っていく、
作業中覗いてはいけない家電製品だと思いました。
「私が掃除をしている間は、絶対に部屋の中を覗いてはなりませぬ……」
なんだか鶴の恩返しみたい……。
ロボットから鶴の恩返し……、かなり自由な発想で私的見解を綴りましたが、
何はともあれスーパーロボット掃除機大戦! 濃ゆ~い特集に仕上がっておりますので、
購入を検討されている方は、ぜひともご一読下さいませ!
デジモノステーション7月号は5月25日(金)発売でございます!!