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人型入力デバイス『QUMARION』

 [その他]

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開がとても楽しみな、レコーダー担当・柳です。
『序』も『破』も初回上映に深夜から並んで観にいってしまった口ですが、今回はどうなることやら……?


『Q』、と言えば、ロボ好きなデジモノファンの中で最近話題沸騰中の品があります。
皆さんはこのフィギュア、ご存知でしょうか?

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その名も『QUMARION』(クーマリオン)!

背中から生えているのはUSBケーブル。
これはただの玩具ではなく、PCとつないで使用する、“入力デバイス”なのです。

で、PCにつないで何を“入力”するのかと言うと……こうです。

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こう!

画面の中の女の子が、『QUMARION』と同じポーズを構えて立っています。

つまりこれで、“ポーズを入力する”ことができる。
『QUMARION』がポーズをとると、画面の中にあるCGも追随して同じポーズをとる。
フィギュアを使ってモーションキャプチャ的なことができる……という画期的デバイスだったんです!


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こんな感じだったり、

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こ~んな感じだったり(左足の柔軟な可動域に注目)!

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体育座りさせてみたりもします。


そんなすごい『QUMARION』ですが、
これを使って最終的に何ができるかというと、3D CGを使ったアニメーション。
本来は制御するのがすご~く大変な「人の動き」が、
フィギュアでガチャガチャと遊んでいるうちに再現できてしまうのです。
本体付属の3Dモーション作成ソフト『CLIP STUDIO ACTION』を使えば、
入力したポーズを合成したモーションデータが簡単に作れます。

ほんのちょっとしたものですが、僕も実際に3D CGを動かしてみました。



“女の子がこっちに気付いて、手を振ってくれている”の図です。


「座っている」→「気付く」→「起き上がる」→「直立」→「腰を手に当てて」→「手を振る」
といった、部分部分のポーズを入力することで、
その間を上手に補完しながら、なめらかな動きにして見せてくれました。
すごい!クーマリオンさんすごい!


“画期的な技術+完成度の高いフィギュア+すごく便利なソフト”のパッケージであること、
アニメーションやイラスト(構図決めにも便利!)といった創作を志している人に向けた製品であるという性質から
価格は少々お高めの6万7800円。
しかし公式サイトによれば、初回出荷版はみごと完売とのこと。
欲しい人はぜひ欲しい! というアイテムなわけですね。


個人的にはこの『QUMARION』、
フィギュアという“三次元”の造形物と、“二次元”の3D CGがリンクするというテクノロジーが
今流行の“AR”に通じるところもあり非常にグッときました。
これは今後、クリエイター以外にも楽しめる技術として応用されていくことに期待しちゃいますよ!

タグ:QUMARION
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