「仮面ライダー玩具を作る人たちの『カンブリア宮殿』的魅力」
コレクションの玩具を飾るための業務用ショーケース(高さ180cm)を持っている玩具担当の益子です。
自慢のショーケースですが、自慢になったことはほぼないです(むしろ女子には引かれる)。
先日、新しい仮面ライダーが発表されました。
『仮面ライダーウィザード』。
今回は“魔法使い”がモチーフで、変身のために”指輪”を使います。
平成ライダーシリーズは男児が引っかかるモノ(電車とか吸血鬼とか宇宙とか)をモチーフにしており、そろそろネタがないんじゃないかなと思っていたら、まだまだあります。さすがです。
“魔法”が好きなのは女児だけではないのです。
で、この仮面ライダーの変身ベルトのなりきり玩具というのが、玩具市場最大の書き入れ時となるクリスマス商戦の核となっております。
身近に男児がいる方なら、その加熱っぷりはご存知でしょう。
関連ブログ:『変身ベルト』は玩具界のAKB48!?
http://digimonostation.blog.so-net.ne.jp/2011-12-15
というわけで、9月2日(日)の放送開始に先駆けて、8月25日発売のデジモノステーション10月号でも、新変身ベルト玩具をしっかりと、そして開発者のインタビュー付で紹介します(まさに今、記事作っているところです)。
バンダイ
変身ベルト DXウィザードライバー
■価格:6825円
■9月1日発売
■使用電池:単4形電池×3(別売)
仮面ライダーや戦隊ヒーローの玩具を掲載する際は、ほぼ毎回、その開発の方にインタビューを行なっています。
仕事柄、ハードからエンタメまでさまざまな業種の方から話を聞きますが、玩具開発者、特にヒーロー玩具の開発者は、エンジニアのような職人感と、ミュージシャンのようなクリエイティビティをバランス良く兼ね備えている方が多く、もっと注目や評価があって良いと思うのです。
ご存じのように、ヒーロー作品は玩具メーカーと特撮会社ががっちり組んで制作されています。
そんな中、玩具開発者はヒーロー作品として物語や世界観が良くなることを考えつつ、かつ玩具として人気が出ることも考えなければなりません。
ただ「製品として利益を上げる」ことだけを突き詰めるとファンは興醒めしますし、それに気付く目の肥えたファンも多いですし(笑)。
そんなせめぎ合いの中でアイデアを絞りに絞って作り上げたアイテムの開発エピソードは、ミュージシャンが楽曲の制作秘話を語るような面白さがあります。
今月号は開発者インタビューのボリュームをいつもより増やしました。
変身ベルト玩具の魅力はもちろん、開発者の話もぜひチェックしてください。
タグ:仮面ライダーウィザード