デノンの新ヘッドホンを勝手に簡単インプレッション!
こんにちは! このブログでもちょいちょい話してた引っ越しがあと一週間後に迫って、てんやわんやのオーディオ担当・玉造です。
前回のブログで、『Parrot Zik』というヘッドホンが熱い!! 的な話をしましたが、まだまだ熱いヘッドホンはたくさんあります。記憶に新しいところでいうとデノンから新シリーズ「Lifestyle」全8モデルが発表されましたね。
今回は注目が集まるこのシリーズで、個人的に気に入ったモデルのインプレッションを書きたいと思います。
『MUSIC MANIAC AH-D600』
価格:オープン 実勢価格:4万9800円
音にとことんこだわりたい人向けのシリーズ「MUSIC MANIAC」の中級機です。
音を聴いた時に驚いたのが、解像感と臨場感が段違いだということ。ロック系の楽曲を聴いていると、まるでギターをコードで鳴らした時の弦の1音1音が分離して聴こえてくるようでした。音域は低・中・高域のどこも極端に主張し過ぎることはなくバランス良く響く鳴り。
ロック以外にもダブステップのようなクラブミュージックや、歌モノのポップスも聴いてみましたが、どれも丁寧に楽曲を描写してくれるような解像感の高さ。 音が立体的かつ臨場感があるので、個人的にはクラシックのような多くの楽器や音が入った、ホールで聴くような音楽を楽しみたいですね。
黒革で厚みのあるイヤーパッドもしっかりと耳を包み込んでくれるので装着感はバツグン。黒で男らしくまとめたデザインに所有感をくすぐられる逸品です!
『URBAN RAVER AH-D400』
価格:オープン 実勢価格:3万9800円
高出力アンプを内蔵するという全く新しい発想の重低音モデル。これは本当にビックリしました! アンプ内蔵という構造にも驚きましたが音が物凄い。アンプONにすると低音が強くなるんですが、単純に出力が上がってるんじゃなくてクリアで強い低音に「変化」するんです。
バスドラムやベースなどの低音域を担う楽器が、アンプONすることで輪郭がハッキリとします。ただ迫力が増すというよりも、低音域全体の音像が、アンプを 通すことでハッキリとシャープになり存在感を増す印象です。もともと低音強調を好む人でも新鮮な感覚を得られるはずです!
しかもアンプ内蔵にも関わらず装着した時に重みはなく、他のオーバーヘッドモデルとほぼ差異はありませんでした。
……という感じで今回は駆け足で簡単にインプレッションを書きましたが、8月25日発売のデジモノステーション10月号では、よりもっと音質について掘り 下げた「ヘッドホン特集」をやります!! 今回紹介した以外のデノン製品やそれ以外の超注目の製品がたくさん出ますのでお楽しみに~。