面白くなってきたシロモノ家電
残暑厳しい日々が続きますが、皆様お変わりないでしょうか。
夏風邪をこじらせている初代シロモノ家電担当の副編・石田です。
昨日、行ってまいりました!
パナソニックが提案するシロモノ家電の新しい在り方、ネットワーク機能を有する「スマート家電」シリーズの新製品発表会です!!
▲シロモノ家電担当の中村さん。発表会の写真はもっとたくさん撮って下さい。なんでこれ1枚しかないんだ!
既に発売されている『スチームオーブンレンジ NE-R3500』と『スチームIHジャー炊飯器 SR-SX102』に加えて、新たに発表されたラインナップがこちら!!
エアコン
Xシリーズ
冷蔵庫
NR-F557XV
ななめドラム洗濯乾燥機
NA-VX8200
体組成バランス計
EW-FA43
手くび血圧計
EW-BW53
活動量計
EW-NK63
これでパナソニックは6カテゴリ、8製品をスマート家電として展開することになりますが、パナソニックのスマート家電のポイントはスマホとクラウド型サービスです。
特にエアコン以外は、全てスマホでのタッチアクセス(NFC【近接無線通信】など)を利用して、それぞれの情報やサービスを取得します。
何故、スマホとの親和性を求めたのか? 「iPhone」には搭載されていないNFCを中心機能としたのは何故か? そしてパナソニックは今後スマート家電をどう発展させていくのか?
いろいろ気になることがありますね~。
ハイ! ということで、これらの疑問の答えは各製品の機能紹介と併せて、25日発売のデジモノステーション 2012年10月号/パナソニック スマート家電 開発者インタビューに全て詰まっておりますので、ぜひぜひ、ご一読くださいませ!
これで我々の生活はまた変わるでしょうね~。アプリとクラウド型サービスなら、日々機能を進化させていくことができるし、将来A&V機器とつながることも考えられるでしょう(実際、発表会の質疑応答でもこの話は出ました)。
例えばウェルネス系製品で取得した情報がテレビで観られたらどうなるか? 体組成バランス計で計測した日々のデータはグラフ化されるでしょう。リビングのテレビでこれが観られると、家族同士でダイエットを競ったり、逆にサボリを指摘したり、励まし合ったり、新しいコミュニケーションツールになるように思います。活動量計、血圧計しかりですね。
また、ネットワーク化が進むことでハード側にも変化が生じてくるのではないでしょうか。例えば冷蔵庫ならモニタやスピーカーを搭載すると新しいライフスタイルが見えてきます。モニタはキッチンで料理作りに励んでいるお母さんの“ながら観”用途を中心に、クラウドからダウンロードしたレシピの表示や、レコーダーに録り貯めた料理番組がホームネットワークでつながってレシピだけ観られるというのも有り難い。
さらに冷蔵庫のスピーカーからは音楽だけでなく、radikoが流れてくるのもいいかもしれない。(AMラジオファンの自分としては、この機能めっちゃ欲しい!)
もちろん今こうやって想像していることは、既存の製品を組み合わせることである程度は実現可能です。それこそスマホでも。ただ、それってデジタルリテラシーが高い人、少なくともデジモノに興味のある人じゃないと、なかなか買い揃えなかったり、活用しない機能です。
でも、生活に密着したシロモノ家電にそういった機能が追加されることで、今まで興味を持っていなかった人、ネットワークって何? デジタルって難しそう、と考えている人も意識をせずに使いこなせる時代が来るってことです。
だって冷蔵庫だもの。
シロモノ家電とネットワークの融合は、幾度かのトライアル&エラーを経て今日に至ります。そして育んできた芽がいよいよ花開く時です。まだまだ満開ではありませんが、しぼむことはあり得ない! 皆さんも是非スマート家電の今とこれからに注目してみてください。
ん? 何か締めがポエティックに……。
まっ、いいか。