オレノガンプラ2012
ガンダムグッズ紹介ページ担当の益子です。
2012年は、ガンプラのポージングに数時間かけたり、お台場のガンダムフロント東京を取材したり、ガンダムグッズに関わるメーカーの人と飲みに行ったりと、毎月毎月ガンダムにまみれた生活を送ることができ本当に幸せでした。
今回は年末ということで、2012年に紹介したものから個人的にアガったガンプラを3つピックアップさせていただきます。
自分で作成したものも作成してないものもありますので、造形・ギミック・機体への思い入れ、の観点からのセレクトです。
第3位:ジュアッグが好きだ。『HGUC MSM-04G ジュアッグ』
少年期を往年のガンプラブームにどっぷり浸かり、今春に公開&リリースされた『機動戦士ガンダムUC episode 4』のジオン軍モビルスーツによる“オールスター感謝祭”にシビれた身としては、まさかの再ガンプラ化に驚きました。
うーむ、カッコ悪いけどカッコ良いこの造形……。
第2位:RGで刻の涙を見る……。『RG MSZ-006 ゼータガンダム』
デザイン的にはゼータよりもMk-IIのほうが断然好きなのですが(放送当時からゼータの顔が好きになれない……)、1/144スケールながら変形と抜群のフォルムを両立させたRGシリーズならではの、ガンプラ技術の粋を結集させた設計&デザイン力にしびれました。
ここまで来ると、ガンプラ設計者は、匠というか伝統工芸の域に達していると思わせます。
ちなみに、機体名は「Zガンダム」じゃなくて、「ゼータガンダム」です。お間違いなく。
第1位:Ver.Kaは伊達じゃない!! 『MG RX-93 νガンダム』
『機動戦士ガンダムUC』が発表された以降にリリースされたνガンダム。
ということもあり、メカデザイナー・カトキハジメによって、サイコフレームを初めて搭載したガンダムとしてその「発動」に新解釈が施されました。
実際にガンプラの開発リーダーの方に取材を行ない、機体に込められた新たな設定を伺った時は本当にアガりました。
若き頃に劇場で『逆襲のシャア』を観て、結末に「?」と思っていたことが、ここで納得させられる。
「ガンプラ」というキャラクターグッズが本編のディテールを深め、物語の隙間を補完していくという、ガンダム独特のアニメと製品との関係性がよく表われた作品です。
ガンダム以外にもいろんな仕事をした2012年でしたが、ガンダムグッズの撮影・記事制作をしていると、ここが僕の帰れる場所なのではないかと思い、こんなにうれしいことはありません。
ララァならわかってくれると思います。