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カメラマニアの独り言

 [デジタルカメラ]

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こんにちは、デジカメ担当の加藤です!
今日は僕の趣味である写真撮影についてちょっとお話しさせて頂きます。

実は今回のブログのネタに困っていたところ、石田副編集長から「趣味の写真について熱く語ってみたら?」とのお許しが出たので、遠慮なく語らせてもらうことにしました!

このブログではずっと「Nikon 1」ユーザーであることを推してきたので、愛機『Nikon 1 V1』で撮影した写真をいくつか紹介させてもらいますね。


【下灘駅の俯瞰撮影】

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▲カメラ:Nikon 1 V1 レンズ:1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6 焦点距離:297mm 撮影モード:絞り優先オート 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:200 ホワイトバランス:晴天

このブログの自己紹介コーナーでも既にカミングアウトしていますが、「青春18きっぷ」のポスターのような鉄道旅情写真が大好きです。春休みや夏休みの時期になるとJRの駅に張り出されるアレですね。で、上の写真はその「青春18きっぷ」のポスターに過去3度も採用された、知る人ぞ知る超有名ローカル駅「下灘駅」(愛媛県JR予讃線)になります。『男はつらいよ 寅次郎と殿様』のロケ地としても有名で、僕にとっては「いつかは行ってみたい憧れの地」の1つでもありました。

そして昨夏、意を決して2泊3日の旅程でこの駅を撮るためだけに愛媛へ。「下灘駅」でググっていただくとわかりますが、瀬戸内海に面した駅なので、海を背景にして駅舎側からホームやベンチを絡めて撮るのが定番です。もちろん、僕も同じような構図で何百枚も撮りました。

ところが、どこからともなく「はるばる東京からやって来て、みんなと同じような写真でいいのか?」という心の声が聞こえてくるではありませんか。もともと風景の中に一両編成の車両がちょこんと写っている構図が好きなので、下灘駅でも同じような写真を狙ってみました。

上の写真は、隣町にあるミカン畑の山の上から297mm(35mmフイルム換算)の超望遠レンズで撮影したものです。画面の右隅に、車両が下灘駅に入線するところをパチリ。本当はもう少し望遠ズームで寄りたかったのですが、男らしく「Nikon 1」のシステム以外は自宅に置いてきたため、悔し涙を流す羽目になりました。せめてマウントアダプターの『FT-1』だけでも持ってくるべきだったと今でも反省しています……。



【恋人たちのヨコハマ】

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▲カメラ:Nikon 1 V1 レンズ:1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6 焦点距離:100mm 撮影モード:マニュアル 絞り:F4 シャッタースピード:2.5秒 ISO感度:100 ホワイトバランス:電球

僕は写真(特にスナップ)を撮る時、なるべく人物を入れるようにしています。そうすることで、ぱっとしない風景であっても人物を入れるだけで、写真にストーリー性を持たせたり、写真を見る人に何かを想起させたりすることが容易になります。

上の写真は、夜景撮影の超定番スポット、みなとみらい@横浜です。観覧車と高層ビル群をそのまま撮っても絵になりますが、ちょうど撮影時に、いい雰囲気のカップルがいたので、彼らのシルエットをちょいと拝借。実は2~3秒ほどシャッターを開けていたため、その間にカップルが動いてしまい、被写体ブレの写真を連発。心の中で「お願いだからほんの数秒だけ動かないでくれ~」と念じながら100回ほどシャッターを切りました。

カメラマニア的には、みなとみらいの夜景よりもカップルのシルエットが光で縁取られているところにグッときます。写真を拡大表示して「ああ、やっぱり写真って光だよなあ」「順光よりも逆光だよね!」なんて悦に入っているわけです。



【六本木ヒルズからの夜景】

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▲カメラ:Nikon 1 V1 レンズ:1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6 焦点距離:27mm 撮影モード:絞り優先オート 絞り:F3.5 シャッタースピード:4秒 ISO感度:100 ホワイトバランス:晴天日陰


この写真は、編集部のすぐそばにある六本木ヒルズの「TOKYO CITY VIEW」からの夜景です。この夜景を初めて見た時に「なんかSF映画の世界みたいだな~」とふと思い、そのイメージに近づけて撮ってみたわけです。

まず愛機『Nikon 1 V1』のホワイトバランスを「晴天日陰」モードにして赤みを足し、さらにホワイトバランス微調整機能でマゼンタをがっつりとのせました。夜景撮影でホワイトバランスを意図的に「電球」モードにして青みを足すことはよくやるテクニックですが(もちろん僕もよく使っています)、赤く燃え上がる大都市のほうがSF映画っぽく感じるかなと。さらに画面を少し傾けたのも、そのほうが奥行きはもちろんのこと、SF映画のような終末感をより強調できるかなと思いまして。

こんな具合に、自分の頭の中にあるイメージを写真に反映させる作業はとても楽しいです。試行錯誤を繰り返し、構図や露出、色味を吟味して、自分がベストだと思える組み合わせを見付けます。そして、その写真を見た人がこちらの意図を理解してくれた時の喜びといったら筆舌に尽くしがたいです。



……いかんいかん、また熱く語ってしまいました(汗)。


次回は3月発売予定のNikon 1マウント用の超広角ズームレンズ『1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6』のお話ができるといいのですが!



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