女の子とは一緒に行かないほうがいい夏の映画
今年夏休みに公開されるハリウッド映画はどうも男子心が反応する作品が多いなと気になっている、玩具&ガンダム担当の益子です。
『パシフィック・リム』(8月9日公開)は巨大ロボvs怪獣。
『ワールド・ウォーZ』(8月10日公開)はゾンビ。
『マン・オブ・スティール』(8月30日公開)はアメコミ。
中でも『パシフィック・リム』はこのヴィジュアルを見て、「これ、ガンプラのパッケージ構図だろ!」と心の中でツッコミを入れ、担当としては居ても立ってもいられず試写会へ行ってきました。
ストーリーは“ほぼない(笑)”と言っていいほどの「巨大ロボ vs 怪獣」映画。
ですが……ファーストカットのKAIJU(怪獣)がサンフランシスコを壊滅させるシーンからがっつりやられます。
戦闘スーツ装着シーン
巨大ロボへの搭乗シーン
出動シーン
怪獣とのバトルシーン
日本に住む男子ならば既視感を憶えるシーンの連発連発連発。
かつて見たスーパーロボットものや怪獣ものを引き合いにし、「あのシーンは○○○だろ」「あの設定は×××でしょ」と、終演後に友人と話したくなること間違いなし。
会ったこともない年上監督に、「こいつわかってるな」と上から目線に。
決して「パクり」ではない、日本のアニメや特撮に多大なる影響を受けたと言うスペイン人(ヲタク)監督の「オマージュ」。
愛情と敬意に満ち溢れた演出と猛烈なハリウッド資本による最新CGに、あとちょっとで失禁するところでした。
全男子必見!!!
『パシフィック・リム』は男子カタルシスのみで構成された映画でしょう。
女性が『セックス・アンド・ザ・シティ』を男性と観に行かなかったように、男子は男子と共にこの映画を観に行くことを強くお薦めします。
女性からこの映画について聞かれたら、「『パシフィック・リム』は男性版『セックス・アンド・ザ・シティ』だから」とお伝えください(たぶん伝わらないだろうけど)。
もう1つ、ガンダム担当として気になるのが、日本語吹き替え版。
パイロット2人の声を、杉田智和と林原めぐみが。
司令官役に玄田哲章(『トランスフォーマー』のコンボイ!)。
古谷徹、池田秀一も共演しているということで、日本語吹き替え版も観に行くことにしました。
日本のスタッフの方もよくわかってらっしゃる(笑)。
『パシフィック・リム』
人類に残された道は2つ。「絶滅」するか「戦う」か…!
2013年、太平洋の深海から突如出現した未知なる巨大生命体に、世界中の大都市が次々と破壊され、人類は絶滅の危機に晒される。
甚大な被害を受けた人類は、巨大生命体と戦うため、英知を結集して人型巨大兵器 “イェーガー”を開発する。
“イェーガー” は、次々と現われる巨大生命体の侵攻を食い止めることができるのか?
果たして人類の下した決断、そして運命は…!
監督:ギレルモ・デル・トロ
脚本:トラビス・ビーチャム
キャスト:チャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子、ロン・パールマン、芦田愛菜 他
2013年8月9日(金)より、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他で3D/2D同時公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC
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