安川達也のエンタメ日誌～“胸キュン”アワード2012
7年目に突入した
本誌コラム“あのコロに、胸キュン。”の
Blog番外編として、2012年の、
懐かしエンタメアワードを発表。
結局全部が“胸キュン賞”なので、
胸がキュンとなった
その瞬間、その時を
発売中のソフトと一緒に
♪ファイナルカウントダウン（歌・ヨーロッパ）。
第10位は……
80年代の日本マット界に旋風を巻き起こした
“超獣”ブローザー・ブロディ（1988年死去）。
IWGPタッグボイコットの真相、
盟友スタン・ハンセンの回想に男泣きした時に、胸キュン。
永久保存盤DVDが増えたぞ。
『超獣伝説 ブルーザー・ブロディ』
DVD 1万920円（2枚組）
ビデオ・パック・ニッポン
（2012年3月21日発売）
第9位は……
映画『フットルース』（1984年）の
初Blu-rayジャケ写が
初めてみる青色に。
僕らの“青”春だから……胸キュン。
『フットルース』
BD 2500円
パラマウント ジャパン
（2012年3月9日発売）
第8位は……
BOØWYの最新高音質Blu-spec CD2。
何はともあれ「B・BLUE」。
発売前の試聴盤で再生！
♪ゴッカン ゴゴカン ゴゴカカゴゴカン
あ、いい感じ！アナログに近い！
と思ったその瞬間に、胸キュン。
今日からB・Blu-spec CD2と読んじゃおうかな。
（12月25日発売のデジモノステーション2月号の
BOØWY特集もチェックしてください）
BOØWY
『BEAT EMOTION』
Blu-spec CD2 2100円
EMI Music Japan
（2012年12月24日発売）
第7位は……
1986年から2年連続で
クリスマスイヴに放送された特別番組のために
桑田佳祐とユーミンが共作した幻の楽曲
「Kissin’ Christmas（クリスマスだからじゃない）」。
ついに、ついに！CD初収録（初音源化）。
Merry X’mas in Summerならぬ
Kissin’ Christmas in Summerだった
今夏に、胸キュン。
桑田佳祐
『I LOVE YOU -now & forever-』
3CD 3600円（完全生産限定盤〉
2CD 3300円（通常盤〉
（2012年7月18日発売）
第6位は……
2012年2月11日に急逝した
ホイットニー・ヒューストン。
映画『ボディガード』（1992年）の
相手役だったケヴィン・コスナーの弔辞
「I will always love you」に胸キュン……。
『ボデイガード』
BD 2500円
ワーナー・ホーム・ビデオ
（2012年3月16日発売）
第5位は……
1987年9月、
高校2年の時、横浜スタジアムの外で
ダダ漏れ状態の「BAD」を聴きながら
“マイケル・ジャクソン旋風”を満喫。
その横浜公演の映像が、
なんと、なんと！
25周年記念盤に追加収録。
これ、事件です、姉さんと
心の中で叫んだ時に、胸キュン。
マイケル・ジャクソン
『BAD 25周年デラックス・エディション』
3CD＋DVD 8400円
Sony Music Japan International
（2012年9月19日発売）
第4位は……
タツローのオールタイムベスト。
シュガーベイブ時代の
アナログなザラつきを残しながら、
名曲「クリスマス・イブ」は音の厚みも増し、
高気圧ガールよろしく
高音圧テンションまでRIDE ON TIMEな胸キュン！
山下達郎
『OPUS～ALL TIME BEST 1975-2012～』
3CD 3980円
Warner Music Japan
（2012年9月26日発売）
第3位……
『ザ・ベストテン』1983年12月29日放送回。
足の怪我を負いながら豪華セットの前で、
中森明菜が「½の神話」が思うように歌えない！
当時、悔しさがブラウン管からもにじみ出たいたけれど、
DVDにもしっかりと刻印。
その悔しさを29年後
もう一度共有したその瞬間に……胸キュン！！！
『ザ・ベストテン 中森明菜 プレミアムBOX』
5DVD 3万1500円
TBS
（2012年3月28日発売）
第2位は……
プリプリの期間限定再結成ニュース。
久しぶりに「Diamonds」を聴きながら
80年代最後＝10代最後の夏の
♪いくつかの場面～を想い出していた時……胸キュン。
僕にとっては世界でいちばん熱い夏だった！
プリンセス プリンセス
『THE REBIRTH BEST～再会～』
2CD 3500円
（2012年6月27日発売）
第1位は……
1980年10月5日。
日本武道館のステージでマイクを置いてから32年。
引退後、一度もメディアに登場しないことで
伝説から神話となって語り継がれる永遠のアーティスト。
そんな山口百恵の軌跡を辿る
全3章からなる豪華書籍『完全記録 「山口百恵」』。
手前ミソですが、
この本に携えたことに編集者として誇りを感じながら
第3章のP.100～101を開いた瞬間こそが、
2012年最大の胸キュン！
『完全記録 「山口百恵」』第3章より
当時10歳だった僕も
結婚を控えた百恵さんのさよならコンサートは
ブラウン管の前で見守った。
マイクを置く瞬間の百恵さんは
子供から見ても本当にムチャクチャ綺麗だった。
恋をする女性は美しいと言われるが、
あの時の百恵さんの輝きは神がかりだった。
その輝きの秘密を探すために本を作り、
そしてその答えは自分なりに見つかった瞬間だったから……。
豪華ボックス入り3冊セット
『完全記録 「山口百恵」』
エムオン・エンタテインメント
（2012年3月27日発行）
＊販売終了商品です
2013年、山口百恵はデビュー40周年。
そして、1973年デビュー同期組として
旧CBS・ソニーの至宝と言われた3人組がいる。
『完全記録「 山口百恵」』に続く、
もう一組の伝説の紐解きは、もう始まっている。
“春一番”が吹く頃には、
その詳細をまた皆様にお伝えします！
2013年も、胸キュン。
2012-12-12 12:00
安川達也のエンタメ日誌～尾崎豊
“永遠のロッカー”尾崎豊。
1992年4月25日、享年26。
あの衝撃から20年。
未発表映像を含むライヴ映画
『復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20』が
12月1日（土）より2週間限定公開される。
この“復活”は、
今秋、大盛況で幕を閉じた
“写真展「尾崎豊特別展」OZAKI 20”に
足を運んだ10代～20代の
若いファンに向けた文字であると同時に、
当時のリアルタイムファンにとっては、
忘れることのできないキーワード。
1988年9月12日、
東京ドーム公演を最後に
ステージに立つことがなかった尾崎豊。
2枚組大作『誕生』を引っ提げた
“BIRTH TOUR”の初日、1991年5月20日。
2年半以上のブランクを経たこの日、
どれだけのファンがこの“復活”を待っていたことか。
尾崎豊
『誕生』
発売中
Blu-Spec CD（2枚組）
ソニー・ミュージックレコーズ
（1990年11月15日発表作品）
二十歳の僕は、
この日、ファンとして客席にいた。
4か月前に同じ会場の
横浜アリーナで成人式を迎えたばかりの
自分にとっては“大人”になってから再会する
かつてのティーンネイジヒーロー。
いろんな想いを抱いていたが、
逆光演出の中から尾崎豊が現れた瞬間から
最後まで全曲一緒に歌っていた。
『復活 尾崎豊～』の試写会場で
僕は不思議な体験をしていた。
もう会うことが出来ないかつて大好きだったロッカー。
このわずか1年後に帰らぬ人となった25歳のひたむきな姿を
胸を熱くして観る、42歳になった自分。
ステージ前から15列目で拳を振り上げていた
過去の自分の姿もなぜか探している自分。
そして、表題曲「誕生」の
素晴らしさを再確認しながら
あの日会場では流すことはなかった
涙が止まらなくなってしまう……。
1991.5.20 横浜アリーナ公演チケットの半券（私物）
「十七歳の地図」「僕が僕であるために」
「卒業」「I LOVE YOU」「シェリー」……
全22曲のセットリストから、
約90分に編集された映像の中には、
音楽を奏でる喜びと
ステージと客席のほど良い緊張感が
見事に焼き付きられていた。
尾崎豊、生涯最後のツアーの初日ライヴ。
ご興味がある方は、
ぜひ、映画館に足を運んでみてください。
forget-me-not。
『復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20』
12月1日（土）よりTOHOシネマズ、日劇ほか
全国ロードショー【2週間限定公開】
企画・製作：ソニーPCL
総合プロデュース：須藤晃
制作協力：ソニー・ミュージックレコーズ、アイソトープ
協力：SSPインターナショナル
配給：東宝映像事業部
2012年／日本／カラー／96分
© 2012ソニーPCL／ソニー・ミュージックレコーズ／ISOTOPE INC.
http://ozaki-cinema.com/
タグ：尾崎豊
2012-11-27 11:17
安川達也のエンタメ日誌～中川翔子
『ジョジョの奇妙な冒険』
連載25周年と、
荒木飛呂彦さんの30年にわたる
執筆活動を記念し
10月6日～11月4日に
森アーツセンターギャラリー
（東京・六本木ヒルズ）で開催された
『荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展』が
大盛況のうち終了。
自他共に認める
ジョジョ大ファンの
われらがしょこたんも小誌連載で、
期間中に『ジョジョ展』の潜入取材に成功。
取材に対応いただたいた
ジョジョ展スタッフの
皆様にこの場を借りて心から感謝。
で。
しょこたんの表情はいつもと明らかに違う。
大きな目がさらに大きくなって、
展示物をひとつでも見逃せないモード全開。
取材可能時間は1時間30分。
でも、しょこたん
第1部から足が動かない。
気持ちは分かるけれど、
8部まである。
このままでは全部観切れない……。
安川「中川さん、物販コーナーを
あきらめてもらってもいいですか？」
中川「え!?……分かりました全部観たいので」
安川「じゃ、もう2部に行きましょう！」
中川「……あ！待ってください！！」
安川「あ、中川さん、だから逆流しちゃダメです」
中川「（聞こえません）」
しょこたん in ジョジョ展
レポートを読みたい方は、
11月24日発売の
デジモノステーション1月号
中川翔子連載
しょこたんのアニメは人類をつなぐ！
連載第30回
『ジョジョの奇妙な冒険』でチェック！
絶賛、ページ作成中。
2012-11-08 14:18
安川達也のエンタメ日誌～中川翔子
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q』
の公開が11月17日（土）と迫る中、
自他共に認める
“ヱヴァ”大ファンの
われらがしょこたんも小誌連載で、
葛城ミサト役の声優としてもお馴染みの
三石琴乃さんと対談☆
本誌未掲載カット／上飯坂一
月野うさぎ／セーラームーンの“声”としても
子供の頃から三石さんが大好きだった中川さん。
3年前の連載当初から取材現場では
「いつかお会いしたいです～～～～！」と
懇願していたが、その機が熟し、
ついに10月都内某所で2人の対談が実現した。
くしくもこの日。
三石さんは、
中川さんがレギュラー出演する
TV番組『ウチくる!?』の
ナレーション収録のあと、
取材場所に駆けつけてくれた。
本誌未掲載カット／撮影●石森孝一
中川「三石さま！やっとお会いすることができました」
三石「私はいつか会えるかな、って思ってたの」
中川「あ～～～～～～～～～～ありがたすぎます」
……
この続きを読みたい方は、
明日発売の
デジモノステーション12月号
中川翔子連載
しょこたんのアニメは人類をつなぐ！
連載第29回
『三石琴乃☆対談♥』でチェック！
みなさんも有意義な時間を
共有してください：Q。
2012-10-24 13:54
安川達也のエンタメ日誌～エクスペンダブルズ2
2年前、全世界を熱狂させ、
約220億円の興収を突破した
『エクスペンダブルズ』。
80s～00sのハリウッドで
一枚看板を掲げる
アクション系トップスターが勢ぞろい。
“二度と実現不可能なのでは……”と言われた
スーパー・ドリーム・プロジェクトが
奇跡の祝・再結成！
前作で監督・脚本・主演の三役を務めた
シルベスター・スタローンは、
今作では脚本・主演に専念。
だからというわけではないだろうか、
自らを“消耗品たち”と命名した
EXPENDABLESチームの
生身アクションが前作以上にスゴい！
2作連続出演となった
ジェイソン・ステイサム
ジェット・リー
ドルフ・ラングレンら
ツワモノたちが今回小粒に見えてしまったのは、
ブルース・ウィリスと
アーノルド・シュワルツェネッガーが、
本格的に参戦したからだ。
スタローン、ウィリス、シュワちゃんが
横並び一線になってマシンガンを乱射するシーンでは、
試写室会場が異例とも言える笑いと拍手に包まれた。
“この3人と戦える者がこの地球上にいるのだろうか”。
さらに
敵役にジャン＝クロード・ヴァン・ダム（初参戦）、
助っ人にチャック・ノリス（初参戦）って、
もう満腹。
食事に例えるならば
（例えなくてもいいかもしれないけど）
高級寿司屋に入ってカウンターに座って
大将のおまかせ握りが、
初めから脂が乗りまくった
「大トロ」「大トロ」「大トロ」……
“もうお腹がイッパイなんですけど”
などと言っちゃったら、ニヤリとされ
“カウンターさんに「極上の牛トロ」ね！”。
そんな感じ。
え!? 肝心なストーリー？
そんなことは今作も大事ではない！
もっともっと大切なことが1時間40分に
脂が吹き出してくるほど
詰め込まれているんだから。
まじリスペクト2！
『エクスペンダブルズ2』
監督：サイモン・ウエスト（『トゥームレイダー』『コン・エアー』ほか）
出演：シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、
ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、チャック・ノリス、
テリー・クルーズ、ランディー・クートゥア
also ジャン＝クロード・ヴァン・ダム
with ブルース・ウィリス
and アーノルド・シュワルツェネッガー
2012年10月20日（土）
全国ロードショー
配給：松竹・ポニーキャニオン
©2012 Barney’s Christmas, Inc. All Rights Reserved.
http://www.expendables2.jp
2012-10-09 10:36
