秋冬テレビ、第一陣が到着!
こんにちは。テレビ担当の岡部です。
これから続々登場するであろう秋冬新製品の先陣を切って、東芝「REGZA」新モデルが発表されましたね。
発表されたのはシアターグラス3D対応の「ZP3」、高画質・多機能録画モデルの「Z3」、USB HDD録画対応のベーシックモデル「B3」、CCFLモデルの「BC3」。
中でも要注目はシアターグラス3D、つまり偏光方式を採用している3Dテレビ「ZP3」です。
何が注目かと言うとこの「ZP3」、前機種の「ZP2」からサイズアップされたんですね。
「ZP2」は最大で32V型でしたが、今回の「ZP3」は42V型と37V型。従来、37V型以上の偏光方式3Dテレビを国内で展開していたのはLGの「CINEMA 3D」のみなので、そこに東芝が加わったわけです。
現在国内で主流のフレームシーケンシャル/アクティブシャッター方式よりも、疲れにくくて見やすいと言われている偏光方式ですが、選択肢の少なさが気になっていました(実際体験してみるとかなり良いのに、そもそも体験する機会が少なかったんですよね……)。東芝が偏光方式の大画面3Dを展開することで、複数の製品から選べるようになったことは歓迎したいです。
さらに!
先日ドイツで行なわれたIFA(国際コンシューマエレクトロニクス展)でも注目を集めていたスマートテレビですが、「REGZA」も着々と進化中。
スマートフォン、タブレット、PCなどとの連動機能「レグザAppsコネクト」にDLNAサーバー「レグザリンク・シェア」が加わりました。家のどこにいても「REGZA」のUSB HDDに録画した番組をスマートフォンなどで観られるようになったわけです。東芝はIFAでAndroid3.2搭載の10.1型タブレット『Toshiba AT200』を発表済みですし、今後の展開が楽しみですね。
あ、そうそう。先代機「Z2」では非搭載だったLAN HDD再生機能が復活したのも地味にうれしいところ。しかも「Z2」に関しても、アップデートで対応するそうです(ただし、アップデート時期は来年とのこと)。
IFAでは4K2Kの55V型裸眼3Dテレビが発表(写真上)されましたし、2011年中には「レグザサーバー」の発表もありそうと、しばらく「REGZA」の動向から目が離せなそうです!