Windows Phone発表会
副都心線は意外と便利だということに気付き始めた、ケータイ担当吉田です。
えーっと本日発表された「Windows Phone」。
今日はその発表会の模様を書きたいと思います。
まず、「Windows Phone」とは何なのか。
これは、マイクロソフトが提供するスマートフォン向けのOSを搭載している端末のことを指します。(以前は「Windows Mobile」というOSを提供)。
日本国内のスマートフォンは主に「iOS」と「Android」というそれぞれ違うOSを搭載しているモデルが主流です。
そこで、今回マイクロソフトが国内のスマートフォン市場に「もうひとつの選択肢」として提案をした(海外では去年発表済み)。という感じ。
ちょっと前置きが長かったですが、今回発表された国内初の「Windows Phone」はどんなモデルなのか見てみましょうか。
キャリアはauからで、富士通東芝製となっています。
『Windows Phone IS12T』
カラーはシトラス、マゼンタ、ブラックの3色展開で
ポップなカラーリングが目立ちますね。OSのバージョンは最新の「7.5」を搭載。
シトラスカラーのトップ画面を見ればわかるようにタイル状のUIを採用しています。んで、階層はひたすら右へ進むというWindowsユーザーなら納得?の仕様(もちろん良い意味でね)。また、このUIは「ハブ」と呼ばれる6つのカテゴリーに分類され、例えば「Peopleハブ」と呼ばれるものはFacebookなどと連携するアドレス帳が用意されています。
「iOS」や「Andriod」とは違ったアプローチで直感的な操作を目指したといったところでしょうか。
本機は、富士通東芝製ということだけあって、IPX5/7/8等級の防水性能、IP5X等級の防塵性能を実現。カメラは有効1320万画素の高画素CMOSを搭載しています。
スペック面ではスキは見当たりませんね。
発表会ではタッチ&トライコーナーがあったので触った印象も書きたいと思います。
手に持った感じは、同じauから発売されている『INFOBAR A01』に近いかなーと思いました(横幅は『IS12T』の方がひとまわり細い)。これはサイズだけじゃなくディスプレイサイズが同じ3.7型だからですかね。
薄さは10.6mmと、スペックを考えるとかなり薄いです。
薄いけどホールド感も良好で操作しやすかったです。タッチ精度もかなり高いと言えますよ。(ちなみにUIのテーマカラーは好みによって変えられる仕様です)
物理キーもしっかり搭載されているので、僕好み。
他に注目すべき点は、Internet Explorer 9を搭載しており、 Officeのビジネス文書の閲覧、編集機能や、クラウドストレージサービスの「SkyDrive」に約25GBのユーザー領域が用意されている点が挙げられます。内蔵メモリ32GB搭載しているので、合計約55GBという大容量というわけ。
気になる発売は9月以降を予定しています。
「第三の選択肢」として、成熟しつつある日本国内のスマートフォン市場に「Windows Phone」が確立していくのか。
担当としては引き続き「Windows Phone」に注目していきます。
最後に発表会にいたおねーさんの写真でバイバイします。