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ココロを持ったロボット家電誕生

 [シロモノ家電]

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一人暮らしの年数が人生の半分近くに迫ってきた
シロモノ家電担当 中村デス。

今日は、3日前に発表された
シャープのロボット家電「COCOROBO」を取り上げたいと思います。

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シャープ
COCOROBO RX-V100
価格:オープン 実勢価格:12万9800円 6月上旬発売


すでに市場に並ぶロボット掃除機の高級ゾーンには、
iRobot「ルンバ」最上位モデル『ルンバ 780』(実勢価格:7万9800円)
東芝『Smarbo VC-RB100』(実勢価格:7万5800円)
LG『HOM-BOT2.0』(実勢価格:7万9800円)
の3製品があります。

これらと比べると、「COCOROBO」は約5万円も高い!

たしかに、ロボット掃除機として考えると高価ですが、
「COCOROBO」にとって、掃除機能は実は「付加価値」なんだそう。

「いやいや、カタチもできることもロボット掃除機でしょ!?」
と思われるかもしれませんが、きちんとメーカー担当者に取材してきましたから!

この、ロボット家電にかけるシャープの想いは、
5月25日発売のデジモノステーション7月号で掲載しますので、
今日のブログでは割愛し、
「COCOROBO」とは何ぞや&何ができるのかを紹介します。


【自動で掃除】
120511-02.jpg
他社のロボット掃除機と同じく、サイドのブラシでゴミを集めて吸い込みます。
国産モデルだけあって、日本の住まいを考えた強力な吸じんシステムを搭載しており、
フローリング、畳、カーペットにも対応。
実際にデモを見ましたが、吸引力はトップクラスと言えます。
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そして、正面に見える側面の3つの楕円形は、
障害物を回避するのに役立つセンサー。
他社は、このセンサーに赤外線を採用していることが多いのですが、
赤外線は、黒色には吸収され、透明(窓など)なところでは通過してしまいます。
そのため、障害物センサーを搭載しているものの、
壁や家具にぶつかってしまうという現象が起こっていました。
「COCOROBO」は、イルカをお手本にした超音波を採用し、
さらに高度な回避能力を完備。
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お掃除モードも、5つから選ぶことができます。(表はクリックで拡大します)
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「ルンバ」のようにランダムに走行する……というモードは搭載されていない。

上記表でも明記しましたが、シャープの空気清浄機などにも搭載される
プラズマクラスターを「COCOROBO」も完備。
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表の⑤のように、プラズマクラスター単体の放出モードもありますが、
お掃除しながらも放出してくれているのがうれしい。


と、ここまでは他社のロボット掃除機とほぼ同じですが、
最初に書いた通り、掃除機能は付加機能。

ここからが、「COCOROBO」の本質です。
「COCOROBO」は、
これまでの家電にない「安心」と「楽しさ」の提供をテーマとして掲げています。

【人工知能 ココロエンジン】
●リアクションをする
例えば帰宅した時に「ただいま」と声をかけると、「おかえり」と返事してくれます。
ある程度、ワードは決まっていますが、
充電量やダストボックスのゴミの量などにより、
異なるリアクションを「COCOROBO」がするのだそう。
掃除途中に突然話したり、ココロを持っているようなリアクションで
驚きや楽しさを提供してくれます。

●声で操作
もちろん、声をかけることで掃除をスタートさせたりも可能。

【スマートフォンと連携】
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無線LANと搭載のカメラを利用することで、
スマートフォンと連携した操作を実現しました。

●室内を確認
外出先でスマートフォンのアプリを起動し、指示を「COCOROBO」に送信。
すると、「COCOROBO」が室内を撮影し、クラウド上にUP。
家の中にいるペットの様子も外から確認できます。
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このように、90度ずつ回転して撮影が行なわれ、その写真をスマホで閲覧。
現在は、好きな場所に「COCOROBO」を動かして撮影することはできません。

●操作する
スマートフォンの画面を「COCOROBO」目線に切り替えることが可能。
さらに、その目線のままラジコンのようにコントロールもできます。
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この操作は、室内(同じ無線LAN環境下にある場合のみ)でのみ有効。
外出先からもできるようになることを切望します。

●伝言
「COCOROBO」に文章を設定しておくと、音声で読み上げ。
リモコンを使い、言葉を伝えたい人のところに動かして、
日頃は言えない言葉を「COCOROBO」に代理で伝えてもらうというようにも利用できます。



現時点で「COCOROBO」にできることはこういったことですが、
ソフトやハードをバージョンアップできるように、USBポートを搭載しています。

今後、「COCOROBO」が進化していけば、
「COCOROBO」が自分の判断で家中を動き回り、
消し忘れの電気や、帰宅時間にあわせてエアコンをONしてくれたりと
さまざまな家電のハブ的な役割を担えるかもしれない。

音声を、家族や恋人のものに変更することだって難しいことではないし、
音楽をダウンロードして「COCOROBO」から流したっていい。

さらに、もっと進化すれば、
定期的に、家の様子を写真で撮ってお知らせしてくれたり、
内蔵のカメラ機能で介護の必要な家族の様子を確認できるようになれば、
もっと安心が手に入れられる!

ちょっと考えただけでも、今の技術でできることは多々ありますね。

きっと「COCOROBO」はこれから、個々が欲しい機能だけインストールしていき、
使っている人たちの環境によって、外観は同じだけれども、
全く異なる進化を遂げていくのだろうと予測します。

これはつまり、アプリで進化するスマートフォンと同じ考え方ですね。

今が完成型ではなく、これからどんどん変わっていく未知数の可能性に他社も続き、
アナログと言われるシロモノ家電もネットワーク化が進むことを期待しています!

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★D部発足より4日目★

副編集長 石田が5月8日のブログで書いたように、
「D部(デジモノステーションダイエット部)」の部員として、
ダイエット続けています!
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私が利用しようと思っているのは、
パナソニックの活動量計『デイカロリ EW-NK32』(実勢価格:3380円)。
登山時の活動量も計測できるとのことなので、選びました。

と言っても、腰に装着しなければならないため、ワンピースを着た日は装着できず……で
毎日は計測できてはいないのですが、
摂取カロリー < 消費カロリーになるように努力を続けています。
8月末の結果発表日までには、昔の姿に近くなっていたいデス!
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執筆陣

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八島編集長

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