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今年のカーナビは大画面とスマホ連携がトレンド!

 [クルマ全般]

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季節外れの風邪をひいてしまい、久々に40℃近い自分の体温を目撃したカーナビ担当の増谷です。
みなさんも体調にはくれぐれもお気を付けて…。
暖かくなったからといって油断は禁物です。

前回のブログでも書きましたが、この時期はカーナビ新製品が最も熱い季節。
前回はカロッツェリアの「サイバーナビ」についてばかり書いてしまいましたが(それだけインパクトの強い製品だったので)、今夏のカーナビ新製品群はもちろんこれだけじゃありません! 今回はそれ以外の注目モデルについてもご紹介したいと思います。

今年のトレンドと呼ぶべき機能はいくつかありますが、その中でも昨年から徐々に広まってきていたのがスマートフォンとの連携機能。
今年は、もうスマホにつながらないナビの方が少ないんじゃないか? というくらいスマホ連携機能が一般的になってきています。

中でも個人的に注目しているのが、カロッツェリアの発表した『アプリユニットSPH-DA09』です。

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カロッツェリア
アプリユニット
SPH-DA09

5月下旬発売
価格:オープン
実勢価格:6万4800円

この一見するとカーナビにも見えるユニット、実は“GPSとジャイロセンサーを搭載したディスプレイ”とも呼ぶべきモノで、カーナビとしての機能は装備されていません。
スマートフォンと接続し、スマホのカーナビアプリをディスプレイに表示させて使うものなんですね。
いつも使っているスマホの画面を、大きなディスプレイに表示するかたちで、操作性もスマホと同様のため、カーナビに慣れていない人でも使いやすいですし、新たにカーナビを購入するよりは価格が抑えられるのもメリット。
スマホのナビの弱点である画面の小ささと、自車位置精度の低さ(カーナビと比べて)を補ってくれる点がすばらしいです。(しかも「iPhone」とAndroidスマホに両対応!)
さらに、カーナビアプリもカロッツェリア自身で開発している点も期待が持てます。

▼スマホと接続すると全く同じ画面を表示(Android端末の場合)。ディスプレイでも、スマホでも同じように操作できます。
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発表会の席で触ってみた限りでは、完成度は非常に高く「こんなの出しちゃうと、普通のカーナビが売れなくなっちゃうんじゃないの?」って余計な心配をしてしまうほど。
これは、今後のカーナビのスタイルとして注目です。

通常のタイプのカーナビでも、スマホ連携機能は着実に広がって来ています。
パナソニックの発表したHDDナビ『ストラーダ Hシリーズ CN-H510WD』もその1つ。

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パナソニック
ストラーダ
Hシリーズ
CN-H510WD

6月7日発売
価格:オープン
実勢価格:15万8000円

パナソニックの「ストラーダ」シリーズには「おでかけナビサポート ここいこ♪」という専用アプリを使って目的地を検索し、それをBluetoothで転送するというスマホ連携機能が搭載されていました。
スマホからワイヤレスで目的地を転送すると、ナビが自動で検索を開始するというスマートなシステムでしたが、この機能がHDDナビの「Hシリーズ」にも搭載。
使い勝手が良いだけに、実用度は非常に高いです。
こちらも「iPhone」とAndroidスマホの両方に対応しています。

新たにスマホ連携機能を搭載したのがクラリオンの『NX712』。
同社は「Smart Access」と呼ばれるクラウド型サービスをスタート予定で、その第一弾としてスマホと連携できるアプリを用意しています。

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クラリオン
NX712

価格:オープン
6月発売
予想実勢価格:13万円前後

インターネットラジオが聴けるアプリや、TwitterやFaceBookをカーナビ画面で見られるアプリなど、5つのアプリをラインナップしています。

昨年、いち早く「iPhone」との連携機能を搭載したナビを発売したイクリプスからも、新たなスマホとの連携機能を搭載したカーナビが登場。

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イクリプス
AVN-ZX02i

7月上旬発売
価格:オープン
予想実勢価格:22万円前後

こちらも、いくつかのアプリを介してスマホと連携する仕組みですが、ユニークなのがスマホのカメラで写した映像を、カーナビの画面に表示させ、簡易的なARナビとして使える機能。
「これぞAR」という機能が搭載されているわけではありませんが、十分に楽しい機能です。

▼スマホのカメラ性能も高くなっていますので、実際にカーナビの画面で見ても十分な解像度となっていました。
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イクリプスの『AVN-ZX02i』は、もう1つ今年のトレンドと呼べる機能を搭載。
それが9V型の大画面です。
昨年は8V型が大画面モデルとして注目されていましたが、それを一気に飛び越えたサイズを実現しています。
そのサイズは7V型比で約1.8倍。
画面の大きさは地図や案内の視認性を高めることになりますし、地デジ放送なども見やすくなるので、それだけで大きな機能アップにつながります。
イクリプスの同機種は、今のところトヨタの『アルファード/ヴェルファイア』『プリウス』、ホンダの『フィット』の3モデルに対応しています。

もう1機種、9V型大画面を搭載してきたのが大画面カーナビの老舗と言えるアルパインの発表した『ビッグX VIE-X009』。

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アルパイン
ビッグX
VIE-X009

8月下旬発売
価格:オープン
予想実勢価格:24万円前後

こちらはトヨタ『アルファード/ヴェルファイア』のみの対応ですが、完全専用設計の受注生産で車種専用のオープニング画面などが充実しています。
従来からある8V型画面モデルもラインナップを拡充し、全34車種に対応。
他社に先駆けて大画面カーナビを作ってきたメーカーらしいラインナップとなっています。

駆け足で、各メーカーの新製品動向を見てきましたが、スマホ連携と大画面モニタが今期のカーナビトレンドと言えそうです。
各モデルの詳しい特長などは、次号6月25日発売の『デジモノステーション』8月号でご紹介しますので、期待してお待ち下さい。


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