俺的デジモノアワード【交換レンズ編】

どもども。新デジカメ担当の加藤です。

前任者の増谷が【デジカメ編】を既に公開しているので、僕は俺的デジモノアワード【交換レンズ編】を発表しますね。



第3位『Carl Zeiss Makro Planar T* 2/100 ZF.2』

カール・ツァイスのレンズと言えば、ソニーのデジカメが真っ先に思い浮かびますが、実はニコンのFマウントやキヤノンのEFマウント向けの製品もコシナから発売されています。その中でも、標準レンズの代名詞的存在と言われる「Planar」の名を冠したこのマクロレンズにずっと憧れていました。「いつかこのレンズを！」と思い続けて幾年月……。マニュアルフォーカスであったり、マクロレンズを使う機会がなかったり、べらぼうに高価だったりと、さまざまな理由からこれまで購入を控えてきました。今年も手に入れることができなかったなあ……。


▲マクロレンズのくせに最大撮影倍率が1/2となっているのがちょっと残念ですが、絞り開放がF2.0という驚愕のスペック。レンズ性能云々よりも「憧れのカール・ツァイスを所有したい」という欲求を満たしたい！


第2位『M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 リミテッドブラック』

マイクロフォーサーズ用の明るい単焦点広角レンズ。実はマイクロフォーサーズ機を持っていませんが、このレンズを使うためなら1台買っても良いなと思っています。フルサイズ用の24mm F1.4のレンズを愛用しているのですが、これがもう異次元の描写なんです。「広角レンズなのにここまで背景がボケるのか！」って唸りっぱなし。ただ難点もあります。気軽にスナップを撮るにはちょっとデカいんですよね……。『M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 リミテッドブラック』なら、『E-P3』や『E-PL5』と組み合わせて使えば、ずいぶんとサイズダウンするのが魅力です。ちなみに、シルバーではなくリミテッドブラックを選んだのは「カメラは黒であるべき」という、カメラオタクにありがちなこだわりから。


▲焦点距離は35mmフイルム換算で24mm。マイクロフォーサーズだけあって、最大径56mm、全長43mmで重量がわずか130gとコンパクト。絞り羽根は7枚で、円形絞りなのがうれしいですね。


第1位『1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6（仮）』

「Nikon 1」のヘビーユーザーである僕が本当に気になるレンズと言ったらコレ！ 35mmフイルム換算で18-35mmに相当する広角ズームレンズです。10月24日にニコンから開発発表された時は狂喜乱舞したのは言うまでもありません。ご存じの方も多いと思いますが、マウントアダプター『FT1』を使えば、豊富なFマウントレンズを「Nikon 1」で利用できます。しかし、焦点距離が2.7倍になってしまうため、手持ちの広角レンズを装着しても全て標準～中望遠レンズになってしまう、という難点がありました。広角好きとしては、「Nikon 1」のコンパクトなシステムでワイドアングルを堪能したいと常々思っていたわけです。このレンズが来年発売されたら、2013年の俺的デジモノアワードの1位は2年連続でコイツに決まりかも！


▲「Nikon 1」ユーザー待望の広角ズームレンズ。広角にもかかわらず、手ぶれ補正機能を内蔵しているのは○。どのくらいコンパクトになるのか楽しみです。ちなみに、同時発表されたポートレート用の中望遠レンズ『1 NIKKOR VR 32mm f/1.2（仮）』も見逃せません。試作品に刻印されている「N」（ナノクリスタルコート）マークがまぶしい！

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