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ジェスチャー操作に対応した新しい「楽ナビ」登場!

 [クルマ全般]

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やっと涼しくなってきた、と思ったら朝晩は寒いくらいですね。
なんだか鼻がグズグズするカーナビ担当の増谷です。

秋は春と並んでカーナビの新製品が発表される時期でもあります。
特に秋は売れ筋のメモリナビが発表されるシーズン。
今年も注目のモデルがリリースされています。

カロッツェリアの「楽ナビ」シリーズは、シリーズ累計出荷台数が300万台を超える売れ筋No.1を誇るシリーズ。
その「楽ナビ」が大幅リニューアルして登場しました。

大きく変わったポイントは2つ。
1つはシリーズのラインナップが新しくなったことです。
従来はHDDタイプの「HDD楽ナビ」とメモリタイプの「楽ナビLite」の2つに分かれていましたが、HDDタイプがなくなり、全てメモリナビとなりました。
そして、これまで「エアーナビ」のシリーズ名で販売されていたPNDも「楽ナビ」に統合。
今後は「サイバーナビ」と「楽ナビ」の2シリーズに集約されることになりました。

▼ポータブルタイプの『楽ナビ AVIC-MRP009』。メモリタイプのナビはPNDも含めて「楽ナビ」シリーズとして展開されます。
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もう1つのポイントは新しいユーザーインターフェイスが採用されたこと。
画面下部にセンサーが設けられ、手をかざしたり、手を振ったりすると、その動作に合わせてナビを操作することができます。
画面タッチの操作だと、どうしても視線がナビの方に行きがちでしたが、手をかざしたり振ったりする操作なら、視線をほとんど動かさずにできますから、この機能はありがたいです。

▼据え置き型の『楽ナビ AVIC-MRZ009』。画面の前に手をかざすと「お出かけランチャー」と呼ばれる操作パネルが画面上に現われます。地図表示中はA&V情報も表示されるので、再生中のトラックなどが確認可能。
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左右に手を振る動作には、地図とA&Vの画面切り替えや、曲送り、ロゴマークのON/OFFなど、さまざまな機能を割り当てることができます。
手を振る動作も、右振り、左振り、両振りのそれぞれに機能を割り当てられるので、よく使う機能を設定しておけば、直感的な操作が可能です。

▼展示されていたモデルでは地図上のロゴマークのON/OFFが割り当てられていました。左に振るとロゴマークが現われ、右に振ると消えます。
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「エアジェスチャー」と呼ばれるこの機能はポータブルタイプでも利用可能。(据え置きタイプには非搭載モデルも用意されています)
「楽ナビ」は元々「誰でも使いやすい」ことをコンセプトに生まれたシリーズ。
「エアジェスチャー」は、そのコンセプトをさらに突き詰めたものだと言えます。
「使いやすさ」という原点に立ち戻りながら、新しい価値を生み出した新「楽ナビ」。この秋、一番の注目モデルと言えます。

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今年のカーナビは大画面とスマホ連携がトレンド!

 [クルマ全般]

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季節外れの風邪をひいてしまい、久々に40℃近い自分の体温を目撃したカーナビ担当の増谷です。
みなさんも体調にはくれぐれもお気を付けて…。
暖かくなったからといって油断は禁物です。

前回のブログでも書きましたが、この時期はカーナビ新製品が最も熱い季節。
前回はカロッツェリアの「サイバーナビ」についてばかり書いてしまいましたが(それだけインパクトの強い製品だったので)、今夏のカーナビ新製品群はもちろんこれだけじゃありません! 今回はそれ以外の注目モデルについてもご紹介したいと思います。

今年のトレンドと呼ぶべき機能はいくつかありますが、その中でも昨年から徐々に広まってきていたのがスマートフォンとの連携機能。
今年は、もうスマホにつながらないナビの方が少ないんじゃないか? というくらいスマホ連携機能が一般的になってきています。

中でも個人的に注目しているのが、カロッツェリアの発表した『アプリユニットSPH-DA09』です。

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カロッツェリア
アプリユニット
SPH-DA09

5月下旬発売
価格:オープン
実勢価格:6万4800円

この一見するとカーナビにも見えるユニット、実は“GPSとジャイロセンサーを搭載したディスプレイ”とも呼ぶべきモノで、カーナビとしての機能は装備されていません。
スマートフォンと接続し、スマホのカーナビアプリをディスプレイに表示させて使うものなんですね。
いつも使っているスマホの画面を、大きなディスプレイに表示するかたちで、操作性もスマホと同様のため、カーナビに慣れていない人でも使いやすいですし、新たにカーナビを購入するよりは価格が抑えられるのもメリット。
スマホのナビの弱点である画面の小ささと、自車位置精度の低さ(カーナビと比べて)を補ってくれる点がすばらしいです。(しかも「iPhone」とAndroidスマホに両対応!)
さらに、カーナビアプリもカロッツェリア自身で開発している点も期待が持てます。

▼スマホと接続すると全く同じ画面を表示(Android端末の場合)。ディスプレイでも、スマホでも同じように操作できます。
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発表会の席で触ってみた限りでは、完成度は非常に高く「こんなの出しちゃうと、普通のカーナビが売れなくなっちゃうんじゃないの?」って余計な心配をしてしまうほど。
これは、今後のカーナビのスタイルとして注目です。

通常のタイプのカーナビでも、スマホ連携機能は着実に広がって来ています。
パナソニックの発表したHDDナビ『ストラーダ Hシリーズ CN-H510WD』もその1つ。

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パナソニック
ストラーダ
Hシリーズ
CN-H510WD

6月7日発売
価格:オープン
実勢価格:15万8000円

パナソニックの「ストラーダ」シリーズには「おでかけナビサポート ここいこ♪」という専用アプリを使って目的地を検索し、それをBluetoothで転送するというスマホ連携機能が搭載されていました。
スマホからワイヤレスで目的地を転送すると、ナビが自動で検索を開始するというスマートなシステムでしたが、この機能がHDDナビの「Hシリーズ」にも搭載。
使い勝手が良いだけに、実用度は非常に高いです。
こちらも「iPhone」とAndroidスマホの両方に対応しています。

新たにスマホ連携機能を搭載したのがクラリオンの『NX712』。
同社は「Smart Access」と呼ばれるクラウド型サービスをスタート予定で、その第一弾としてスマホと連携できるアプリを用意しています。

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クラリオン
NX712

価格:オープン
6月発売
予想実勢価格:13万円前後

インターネットラジオが聴けるアプリや、TwitterやFaceBookをカーナビ画面で見られるアプリなど、5つのアプリをラインナップしています。

昨年、いち早く「iPhone」との連携機能を搭載したナビを発売したイクリプスからも、新たなスマホとの連携機能を搭載したカーナビが登場。

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イクリプス
AVN-ZX02i

7月上旬発売
価格:オープン
予想実勢価格:22万円前後

こちらも、いくつかのアプリを介してスマホと連携する仕組みですが、ユニークなのがスマホのカメラで写した映像を、カーナビの画面に表示させ、簡易的なARナビとして使える機能。
「これぞAR」という機能が搭載されているわけではありませんが、十分に楽しい機能です。

▼スマホのカメラ性能も高くなっていますので、実際にカーナビの画面で見ても十分な解像度となっていました。
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イクリプスの『AVN-ZX02i』は、もう1つ今年のトレンドと呼べる機能を搭載。
それが9V型の大画面です。
昨年は8V型が大画面モデルとして注目されていましたが、それを一気に飛び越えたサイズを実現しています。
そのサイズは7V型比で約1.8倍。
画面の大きさは地図や案内の視認性を高めることになりますし、地デジ放送なども見やすくなるので、それだけで大きな機能アップにつながります。
イクリプスの同機種は、今のところトヨタの『アルファード/ヴェルファイア』『プリウス』、ホンダの『フィット』の3モデルに対応しています。

もう1機種、9V型大画面を搭載してきたのが大画面カーナビの老舗と言えるアルパインの発表した『ビッグX VIE-X009』。

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アルパイン
ビッグX
VIE-X009

8月下旬発売
価格:オープン
予想実勢価格:24万円前後

こちらはトヨタ『アルファード/ヴェルファイア』のみの対応ですが、完全専用設計の受注生産で車種専用のオープニング画面などが充実しています。
従来からある8V型画面モデルもラインナップを拡充し、全34車種に対応。
他社に先駆けて大画面カーナビを作ってきたメーカーらしいラインナップとなっています。

駆け足で、各メーカーの新製品動向を見てきましたが、スマホ連携と大画面モニタが今期のカーナビトレンドと言えそうです。
各モデルの詳しい特長などは、次号6月25日発売の『デジモノステーション』8月号でご紹介しますので、期待してお待ち下さい。


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新しいサイバーナビが凄すぎる!

 [クルマ全般]

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D部の活動(?)に影響を受け、久々に体重計に乗ったら思ったより増えてて軽くショックを受けてるカーナビ担当の増谷です。

GWが明けると、カーナビは新製品発表が相次ぐ時期。
特にこの時期に発表されるのは各社のフラッグシップモデルなので、1年で一番カーナビが熱い時期です。

今年は9V型の超大画面搭載モデルが発表されたり、注目モデルは多いのですが、何と言っても衝撃的だったのはカロッツェリアの発表した「サイバーナビ」の新モデルです。
昨年モデルでは、実写映像をナビ画面に表示し、そこに情報を重ねる「ARスカウターモード」を搭載して、業界に衝撃を与えた「サイバーナビ」ですが、今年モデルでは、そのAR機能がさらに進化!
「AR HUD」と呼ばれるヘッドアップディスプレイ(HUD)を採用したことにより、フロントウインドウをナビ画面のように使うことが可能になったのです。

カロッツェリア
サイバーナビ
AVIC-VH99HUD

7月下旬発売予定
価格:オープン
予想実勢価格:32万円前後

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「AR HUD」ユニットは、運転席の上、通常サンバイザーが取り付けられている部分に設置されます。
そして、その部分にルートや地図などの情報が表示されるのですが、運転席に座ると、それがフロントウインドウのちょっと先に浮かび上がっているように見えるのです。
現実の風景の上に、ルートや交差点名、走るべきレーンなどの情報が表示され、まさに拡張現実(AR)!! という光景が目の前に広がります。

昨年、初めて「ARスカウターモード」を目にした時も衝撃を受けましたが、まさかそのわずか1年後に、それを上回る衝撃的な製品が登場するとは予想していませんでした。
昨年の東京モーターショーなどで、カロッツェリアのブースに展示されているヘッドアップディスプレイは見ていたのですが、まさかこんなに早く製品化されるとは思っていなかったんですよね。
何と言うか「もっと未来の技術」だと思っていたものが、いきなり目の前に現われてしまったような……。

発表会の際には、実際に走行しながら「AR HUD」の表示機能を体験させてもらいました。(ちなみに、この時は運転席ではなく助手席側に「AR HUD」ユニットが取り付けられていました)
実際に走行しながら、この目で見ると、「パイオニアの実現したかった“AR”とは、こういうことだったんだ」というのが感じられました。
とにかく、現実の風景とのマッチングがスゴイ。
実際に風景の中に情報が浮かび上がってくる感じは、SFの世界のようです。

▼写真で見るとこんな感じですが、実際に座ると、もっと先に表示されているように見えます。ちなみに、逆光でまぶしい時などは、サンバイザー代わりになる機能も搭載されています。
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だいたいフロントウインドウから3mくらい先に表示されているように見える設計だそうです。
その距離の設定が絶妙で、前を見て運転しながら目の焦点を変えずに情報を見ることができます。
もちろん、目線も前に向けたままで見えるので、安全度は従来のカーナビに比べて飛躍的に高まります。

▼地図の表示も可能。交差点で止まると3つ先の交差点名まで表示してくれたり、高速道路でもPAなどの施設情報を3つまで表示してくれます。
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この表示には、パイオニアの培ったレーザー技術が使われているのですが、撮影時の裏話をすると、これが非常に撮りづらい。
レーザーで描画しているため、シャッタースピードが速いと写る部分と写らない部分が出てきてしまいます。
かと言って、あまりシャッタースピードを遅くするとクルマの振動などで、ピントがぶれてしまう。
当日はカメラマンの松川さんに、相当がんばっていただきました。
おかげで、良い写真が撮れたと思っています。

これだけの衝撃的な新製品が登場したということで、5月25日発売の『デジモノステーション』では、巻頭の新製品スクープのページで、ガツンと「サイバーナビ」のレビューをお届けしちゃいます。
より詳しい情報が読みたいという人は、ぜひ次号の本誌にご期待ください!

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自転車ナビ特集やります!

 [クルマ全般]

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家族は4人なのに、なぜか家には8台も自転車が(内3台が自分の)あるカーナビ担当の増谷です。
やっと暖かくなってきて、自転車に乗るには良い時期になりましたね。
編集部の近所でも、かっこいい自転車に乗った通勤者を見かける機会が多くなっています。

通勤など、さまざまなシーンで自転車を楽しむ人が増えてきている昨今ですが、良い自転車を買ったものの会社と自宅の2地点を往復するだけで、それ以外の場所にはなかなか足が伸びないという人も多いと聞きます。
そんな時、知らない場所にも行ってみようという気にさせるアイテムが自転車用のナビ。
やはり、そうした需要は多いようで、参入するメーカーも増えています。

昨秋に人気のPND「ゴリラ」シリーズに自転車対応モデル『CN-MC01L』を発売したパナソニックもその1つ。
防滴対応のボディにクルマ・自転車・歩行の3つの案内モードを搭載したモデルは、マルチに使える対応力が魅力です。
僕も自転車とクルマで使ってみましたが、コントラストの高い画面は屋外でも見やすく、操作に対する反応の速さやルートの表示能力なども「さすがゴリラ」と思わせる完成度。

▼自転車に装着するためのクレードルも同梱されており、こういう男心をくすぐるサイクルコンピュータ表示にも対応しています。
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パナソニック
ゴリラ CN-MC01L



現在の自転車用ナビには、カーナビの機能を拡張したものでクルマと自転車で共用できるモデルと、自転車専用モデルの2つの流れがありますが、『CN-MC01L』は前者の代表的な存在と言えるモデルです。
ソニーの『ナブ・ユー NV-U37』なんかも同じ流れのモデル。
こちらはサイクリングロードのデータも収録しているのがポイントです。

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ソニー
ナブ・ユー NV-U37



もう1つの流れである自転車専用モデルで一番の注目株は、パイオニアが新たに発表した”ポタナビ”の愛称で呼ばれる『SGX-CN700』です。
カーナビ界の大御所と言える「カロッツェリア」ブランドを展開する同社ですが、この製品はその愛称からもわかるように「ポタリング(自転車を散歩のように楽しむこと)」に特化したモデルです。

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パイオニア
サイクルナビゲーション SGX-CN700



最もユニークな点は、カーナビメーカーが作ったにも関わらず、「次の角を右」というような固定したルートの案内は行なわないこと。
自分の現在地と、目的地を結んだラインを表示するだけなので、通るルートは気分に合わせて自由に選べます。
これ、実は自転車のナビには以前から要望の多かった機能で「自分の位置と目的地のおおよその方向だけ教えてくれれば、どの道を通るかは自分で選びたい」という声は自転車ユーザーの中に根強くありました。
そんな自転車ユーザーのニーズをよく捉えた製品だけあって、サイクリストの注目も高いようです。

で、本題ですが、こんな自転車用のナビを集めた特集を次号3月24日発売の『デジモノステーション』で行ないます。
概要はまだ発表できませんが(ページができていないので……)、キーワードだけここで書いてしまいます。
それは、ズバリ「自転車ナビはエンタメ性で選べ!」。
実用性が気になるナビの世界ですが、趣味で乗る機会の多い自転車では、実用性はもちろんですが「使ってみたくなる」「使っていて楽しくなる」モデルを選ぶことが大切。
そんな感じで「楽しさ」を前面に押し出したページにできればと思っています。
乞うご期待!

最後にちょっと、記事の撮影シーンの1コマ(を僕がコンデジで撮った写真)を公開したいと思います。
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こんな感じで、いろんなモデルをそれぞれ自転車に取り付けて「どのくらい楽しいか?」をチェックしています(決して自分が自転車に乗りたいだけではありません!)。

そうそう。
写真でもわかるように、先日値下げが発表したばかりのサイクリストあこがれのモデル、ガーミン『Edge800J』も取り上げていますよ~。

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ガーミン
Edge800J

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今年のカーナビトレンドはスマホ連携と大画面!?

 [クルマ全般]

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カーナビ担当の増谷です。

カーナビの本格的な商戦時期は春と秋ですが、今年は早くも注目のモデルがいくつか登場しています。
まず、先陣を切ったのは1月に発表されたケンウッドの「彩速ナビゲーション」シリーズ。
彩り鮮やかな画面表示と、すばやい操作レスポンスで高い人気を誇るシリーズです。

ケンウッド
彩速ナビゲーション
MDV-737DT


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ケンウッド
彩速ナビゲーション
MDV-535DT


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1月の発表時点では、自車位置精度のアップや地図データ更新の簡易化など、従来モデルのブラッシュアップといった印象(それでも十二分に機能も高まっているのですが)だったのですが、2月に入って追加発表された内容で、このモデルの持つ実力の全貌が明らかになりました。
それは「iPhone」を接続してカーナビを操作したり、検索情報を転送できること。
これまでも、専用アプリを使って「iPhone」などのスマホと連携できるカーナビはありましたが、このモデルでは接続した状態で「iPhone」画面の地図スクロールなどの操作するとナビ画面の地図もスクロールさせることができます。

▼専用ケーブルで「iPhone」と接続。ピンチイン/アウトで地図を拡大/縮小することもできます。
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これはカーナビを操作するためのアプリ「NaviCon(ナビコン)」に対応したことで可能になった機能。
もちろん、地図上で目的地を選択して設定することも可能です。
「NaviCon」は連携するアプリも多く、それらのアプリで検索した情報をナビに転送し、目的地にすることもできます。
市販のナビで「NaviCon」に対応したのは、このモデルが初めて。
最近はスマホと連携したナビも数が多くなっていますが、新たな流れを示したモデルと言えるでしょう。

もう1機種注目すべき新製品はパナソニックが発表した「Lシリーズ」という新しいシリーズです。
これは、カーナビを取り付けるパネルの部分まで車種専用に作り起こすことで8V型の大画面を実現したモデル。
従来のカーナビは、クルマのダッシュボードにあるオーディオスペースに取り付けるものでしたが、このやり方だと画面サイズは7V型が上限となっていました。
パネルから専用に作ることで8V型画面としたモデルは、アルパインの「ビッグX」シリーズがありましたが、長らく後を追うモデルが登場していませんでした。
今回、この「Lシリーズ」が登場したことで、カーナビの大画面競争も一気に激しくなって来そうです。

▼パナソニックの新しい「Lシリーズ」。まずは日産『セレナ』とホンダ『ステップワゴン』向けのモデルが登場。

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パナソニック
ストラーダ Lシリーズ
CN-L800SED(日産・セレナ用)

3月7日発売

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パナソニック
ストラーダ Lシリーズ
CN-L800STD(ホンダ・ステップワゴン用)

4月4日発売

▼日産『セレナ』に『CN-L800SED』を装着したところ。ナビの左右のボタン部分に加えて、下のオーディオの部分もパネルを専用に作っています。表面の質感なども純正のパネルに揃えたとのこと。
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▼『CN-L800STD』をホンダ『ステップワゴン』に装着したところ。左右のエアコン吹き出し口の枠にあたる部分まで作り起こし、8V型の大画面を違和感なく収めています。
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カーナビの画面は、大きければそれだけ地図や地デジの視認性も高まり、同じ縮尺であれば地図を表示できる範囲も広がりますので、ユーザーには大きなメリットとなります。
加えて、この「Lシリーズ」ではタッチパネルを静電式としており、スマホのようにフリック(はらい)やドラッグ(なぞり)での操作が可能になっています。
実際にデモ機を触ってみましたが、反応は良好でかなり直感的に使える感じでした。

また、このモデルもスマホとの連携機能も搭載。
「おでかけナビサポート ここいこ♪」という専用アプリを使って検索した目的地をBluetoothを使ってワイヤレスでナビに転送することができます。
転送されるとナビが自動的にルートを検索。クルマをスタートさせれば、そのまま案内を開始します。
機能としてはシンプルなのですが、一連の動きがスムーズで使いやすく、実用度は高い機能です。
「ここいこ♪」では「ぐるなび」や「るるぶDATA」「Yahoo! JAPAN」のデータを検索できるので情報量も豊富。
「iPhone」とAndroid双方向けにアプリが用意されている点もポイント高いです。

これまでに発表されたカーナビの新製品はこの2シリーズだけですが、どちらも新たな潮流となることを予感させる機能を搭載しており、今後本格化するカーナビ春商戦では、さらにどんなモデルが出てくるのだろうと期待がふくらみます。
どちらのモデルも2月25日発売の『デジモノステーション』本誌でしっかりと紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。

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執筆陣

デジモノステーション編集部スタッフ

二代目編集長です
八島編集長

編集部歴11年の古参編集者
石田副編集長

ビジュアル機器・ケータイ・PC統括
副編です
岡部副編集長

心はいつでもニュージャージー!
安川デスク
担当:音楽・映画

自称・コーディネーター
益子
担当:グラビア/玩具/ガンダム

草食系を軽く越えた草系男子
吉田
担当:携帯電話/ゲーム

乗り物大好きな元キックボクサー
増谷
担当:クルマ全般/電動アシスト自転車

“おもしろカッコいい”こそが正義!

担当:テレビ/レコーダー

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玉造
担当:オーディオ/ビデオカメラ

遅れてやってきた新米アラフォー編集者
加藤
担当:デジタルカメラ/オーディオ

No Cinema, No Life.
鈴木
担当:映画

気持ちは常に新人
小林
担当:パソコン/タブレットPC

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