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6日連続更新! 本誌連動企画『PowerShot SX280 HS』の魅力 5日目:座談会【その2 ~前編~】

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スタート直後から箱根の峠が立ちはだかる! 無事に越えられるか?

石田「さて、ニーハチマルと行く280km自転車旅行座談会の2回目です! どんどん行きましょう!」
加藤「2日目ですね。本誌でもお伝えしていますが、この日から自転車の走者を石田さんと僕の交代制にしました」
石田「ハイ。正直、初日の身体へのダメージがあまりにもデカすぎて、とてもじゃないけど並走で走り切るのは無理でした。ごめんなさい!」
加藤「まぁ、当然の結果でしたよ。素人がいきなり自転車で280kmも走るのには無理がある。ということで、朝6時起きで小田原城から出発。2日目は石田さんから走ってもらいましたね」

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▲小田原城をバックに出発前のニコパチ撮影。

石田「この日はアタマから箱根の峠越えがあったから。前日の加藤さんの疲れ切った表情を見て、行くことにしたんだよね。ここで走らせるとギブしそうな雰囲気がありましたから……」
加藤「ええ。ぶっちゃけあそこで走れって言われてたら、ロマンスカーで東京に帰っていたと思います」
石田「の、割にはすがすがしい笑顔で写ってますけどね」
加藤「何言ってんですか! バッチリ引きつってるじゃないですか! でもね、この箱根の峠を越えてきた石田さんを見て、僕も負けてられないなって思ったのは事実です」
石田「これ辛かったからなぁ~。3日間通して肉体的に一番きつかったのは、やっぱりココ。もうね、自転車を漕ぐどころの話じゃない! 箱根湯本の駅からすぐの旭橋を渡ってからは延々自転車を押して歩く!!」

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▲国道1号線の旭橋を越えてすぐにサイクルコンピュータの走行距離が100kmに到達。

加藤「全身ボロボロでしたんもんね」
石田「そう。そんな状態でクネクネ坂道をひたすら歩き続けるのは、ある意味苦行だったよ。しかも一人でしょ? 俺、なんでこんなことしてるんだろう? って、ずっと考えながら歩き続けてました」

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▲1号線を登り続けると途中で小涌谷駅への近道があります。

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▲確かに近道ですが結構山道なので、自転車を担ぎながらいくと後悔します(涙)。

加藤「石田さんがそんな苦労をしている時、僕とカメラマンさんはクルマで一足先に芦ノ湖に向かい撮影を楽しんでました。そこでニーハチマルの試し撮りをメチャメチャやってましたよ」

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▲『PowerShot SX280 HS』の手ぶれ補正を試してます。

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▲『PowerShot SX280 HS』のズーム性能を試してます。

石田「いや、ホントによく心折れなかったなって我ながら思ったよ。そして、歩き続けること4時間! いよいよココに到着します!!」

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▲10:55、国道1号線の最高地点874m看板とともにパチリ!

加藤「ここまでずーっと登りでしょ? よく歩きましたよね」
石田「厳密に言うと、このちょっと前に少しだけ下り坂があるんですけどね! でも達成感はハンパなかった!! そして、ここから芦ノ湖までの下り坂が、なんと気持ち良かったことか……(涙)」 
加藤「石田さんが芦ノ湖に到着したのは11時過ぎ。ここで僕がバトンタッチして、一気に沼津まで目指すことになったんですよね」
石田「でしたね。ただ芦ノ湖を過ぎて、しばらくは上り坂ですけど、割とすぐに15kmの下り坂に入るじゃないですか。“ここから15kmの下り坂”の標識を見た時、加藤さんにはしばらく走ってもらわないといけないな、と強く! 強く思いました!!」
加藤「だから走ったじゃないですか! 沼津で一休み後、富士川まで走ったでしょ、この時!!」

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▲雄大な富士山を背景に新幹線が走る様をパチリ。

石田「確かにここで距離を稼ぎましたよねぇ~」
加藤「50km近くは走ったのかな。で、新富士川橋を渡り切ったところで、バトンタッチしてまた石田さんが走り始めますが、この時にハプニングがあったんでしょ?」
石田「そうね、あれはホントに怖い体験でした……」

後編に続く


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6日連続更新! 本誌連動企画『PowerShot SX280 HS』の魅力 4日目:座談会【その1 ~後編~】

 [デジタルカメラ]

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初日は小田原まで! 約93kmを走破!!

加藤「で、川崎は特に何事もなく過ぎて……」
石田「横浜ですね。川崎から1時間ぐらい走ってみなとみらいに到着です」
加藤「ここでは日本丸メモリアルパークでお決まりの写真を」

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▲船長&船員でニコパチGET!

石田「この頃はまだ余裕があったんだよなぁ。このあと中華街に寄って昼食もして……、あっ、ちなみにその時は言わなかったけど、僕が食べた春雨丼の中に毛が混入してまして……」
加藤「ええ! 言ってくださいよ! 僕も少しもらったじゃないですか!!」
石田「うん、最後の方で見付けちゃった。でも、疲れてたしここは言わない方がいいかなって……」
加藤「最悪だこの人! 二度とアンタとは食事しないぞッ!」
石田「いや、だから別に僕が悪いわけではないでしょ。お店の問題であって……」
加藤「もういいです! でッ、ここから国道1号線に入って、ひたすら走り出しましたよね!(怒)」
石田「は、はい。1日目はアップダウンがそんなになかったけど、唯一、戸塚の原宿一丁目近辺を頂点とする長い上り坂がきつかったです」

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▲戸塚駅を越えてから現われる上り坂でパチリ。

加藤「ハイハイ、で戸塚を越えて藤沢駅を通り過ぎながら、この旅初の海に向かいます」
石田「そうそう! ここはかなり感動した! この時、僕が先行しちゃって一回はぐれたんですよね」
加藤「ケータイで連絡取り合って烏帽子岩が見えるサザンビーチモニュメント『茅ヶ崎サザンC』の前で待ち合わせにしましたよね」
石田「17時半を回っていてちょっと薄暗くなってたんですけど、目の前に海が広がった時にはテンション上がりましたねぇ~。別に初めて見る景色でもないのに、鮮度が違った! やっぱ自転車でここまで来たからでしょうか、この旅最初の感動ポイントでしたわ!!」
加藤「まぁ、確かに。この海岸は長いサイクリングロードもあって走りやすかったのも印象的でした」

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▲烏帽子岩を光学20倍でパチリ。

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▲茅ヶ崎サザンCの前で疲れている2人。

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▲海岸をあとにしてまた走り始める。

石田「茅ヶ崎を出発してからは小田原まではノンストップでしたね。134号線を走りつつ、大磯で1号線に改めて入って」
加藤「1日目の宿場に設定していた小田原には、20時過ぎに到着」
石田「僕が先に宿に着いて、加藤さんは10分ぐらい遅れてのゴールでしたよ」

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▲20:25、やっと本日の宿場・小田原に到着。膝、尻、手の平が痛む。

加藤「もう身体が痛いのなんのって。走行距離は初日で約93kmでした」
石田「加藤さん、ホテルに着いてから真顔で明日も本気で走るんですか? って聞いてきましたよね(笑)」
加藤「ええ、石田さんは微笑むだけでしたけどね。この人壊れちゃったんじゃないかと思いました」
石田「ハハハ。で、ルール改正を行なうわけですけど、それはまた明日のお楽しみということで。ちなみにこの旅は、2日目以降が事件なんで! 明日も絶対見てね!!」

旅行記座談会その2はこちら

撮影協力

車両:ライトウェイプロダクツジャパン(問い合わせ:03-5950-6002)
ソノマ D/価格:6万7200円
シェファード アイアン F/価格:6万3000円)

バッグ:レベレイトデザイン
(オルタナティブ バイシクルズ http://altbikes.jugem.jp/
タングルバッグS/価格:1万650円
ピカ/価格:1万7800円
スイートロール/価格:1万3600円

サイクルコンピュータ:いいよねっと(問い合わせ:049-267-9114)
ガーミンEdge800J/価格:6万4800円

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6日連続更新! 本誌連動企画『PowerShot SX280 HS』の魅力 4日目:座談会【その1 ~前編~】

 [デジタルカメラ]

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座談会参加者

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石田竜洋(本誌副編集長)
地図やスマホのナビ機能を一切使用せず、直感と根性で走り抜いた本誌副編。

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加藤修(本誌デジカメ担当)
慢性的な運動不足ながらも、デジカメ担当として今回の旅への参加を志願。

日本橋・麒麟像前から走り始めた二人

石田「いやー、改めてヘビーな取材でしたねぇ、加藤さん」
加藤「思い返したくもないですね。でも、座談会方式にしているってことは、あえて思い返せと?」
石田「だって、せっかく280kmも走ってきたのに旅の思い出は本誌でほとんど語れなかったじゃないですか。ここで2泊3日の旅の全容を、『PowerShot SX280 HS』で撮った写真とともにお伝えしようかと思って。ハプニングや出会い、いろいろあったじゃないですか」
加藤「ハイハイ、わかりました。じゃあ、まずは初日からですね」

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▲10:41、日本橋・麒麟像の前でパチリ。

石田「なんだかんだ準備してて遅くなり、日本橋の麒麟像を出発したのが10時半過ぎでしたね。この日は快晴ですごく走りやすい陽気でした」

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▲280kmの旅に出発する二人。

加藤「確かにコンディションは良好でしたけど、走り出しはお互いにビクビクしてましたよね(笑)」
石田「そう! スポーツバイクってもんに乗ったことがないから、勝手がわからず……。基本、車道の端を走ることになるんだけど、都心部は特に交通量が多いから素人には結構怖いもんなんだと……」
加藤「中央区・日本橋から始まり、港区、品川区、大田区と走って行くわけですが、都内はまず走るのに慣れる! がテーマでしたね」

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▲南蒲田の交差点でパシャリ。

石田「ええ、そうこうしている内に大田区に入った辺りで、既にお尻が痛くなり始めました(涙)」
加藤「そう、これはこのあと3日間ずーっと悩まされることになります。編集部の乗り物担当・増谷さんも言っていましたが、初心者はまず尻に来る!っていうのを走り始めて1時間で実感できちゃった(笑)」
石田「初日終わってからシャワー浴びている時にお尻触ったら、大変なことになってましたよね。サドルが当たるところにもう一つお尻っぺたができちゃった感じ。漕いでる時に接地する箇所が腫れてしまって、お尻 ON お尻みたいになるんですよ」
加藤「石田さん、この旅の座談会そんな話でいいんですか? もう少し実のある話をした方が……」
石田「確かに! まぁ、ずっと尻が痛かったということですね」
加藤「加えて膝もね……」
石田「そう! 膝もぶっ壊れましたねぇ~。もちろん両膝! バンテリン貼ってサポーター巻いて、2日目以降は歩くのもままならないほど……、まっ、いいですよね、そんな苦労話なんか……」
加藤「時間を進めていきましょう。身体は悲鳴をあげつつありましたが、都内は割と早々に突破できましたね」
石田「正午を回った頃には多摩川を越えて川崎に入りましたよ」

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▲12:20、神奈川県川崎市に突入した橋の上で。

後編に続く

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6日連続更新! 本誌連動企画『PowerShot SX280 HS』の魅力 3日目:プラスα機能編

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こんにちは!デジカメ担当の加藤です。

世間はゴールデンウィーク真っ盛りだとは思いますが、今日も『PowerShot SX280 HS』の魅力をお伝えしていきますよ! 当然のことながら、皆様におかれましてはデジモノステーション6月号P.62~65に掲載の「Advanced動画デジカメPowerShot SX280 HS」および「PowerShot SX280HSと280km自転車撮影旅行」はもうご覧頂けましたよね?

さて、1日目は“ファーストインプレッション”、2日目は“動画性能”について紹介してきましたが、3日目は『PowerShot SX280 HS』の多機能ぶりをご案内します!

当たり前のことですが、カメラは写真(最近では動画も)を撮るための道具です。しかし、『PowerShot SX280 HS』にはそれ以外にも、撮影した写真や動画を楽しむための機能がぎっしり詰まっています。個人的におすすめしたい機能が3つありますので、それぞれの魅力について紹介していきましょう!

【1】プラスムービーオート

「プラスムービーオート」とは、シャッターを切る直前4秒を動画で記録し、1日分のダイジェストムービーとして記録する機能です。1日の出来事を簡単に振り返ることができるので、例えば旅行から帰ってきて、家族や友人に旅の様子を伝えるのにも最適。実際、僕も自転車旅行2日目にこの機能を使って撮影していたので、どんな風に記録されるのかお見せしますね。

プラスムービーオート
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▲「プラスムービーオート」を利用するには、モードダイヤルで同モードを選ぶだけ。前モデル『PowerShot SX260 HS』にも「ムービーダイジェスト」という同様の機能がありましたが、メニュー画面を辿っていかないと本機能に切り替えられなかったので、ずいぶんと手軽に利用できるようになりました。

プラスムービーオート 写真
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▲こちらは「プラスムービーオート」で撮影した写真の数々です。通常のオートと同様、写真と同時にダイジェストムービーを自動的に作成しているだけで、そもそもは写真を撮るためのモード。だからシーン認識やマルチシーンISといったキヤノン自慢のフルオート撮影にもばっちり対応しています。けっこうきれいに撮れていますよね。

プラスムービーオート 動画

▲こちらは「プラスムービーオート」で撮影した動画です。上記の写真とほぼ同じ内容になっていることがおわかり頂けるかと。ちなみに60pのフルHD(1920×1080ドット)ではなく30pのHD(1280×720ドット)で記録されます(本ブログでは音声部分をカットして、711×400ドットにリサイズして公開しています)。

さらにWi-Fi機能を使ってダイジェストムービーをスマートフォンやタブレットに転送する場合、トランスコード処理が行なわれるのでオリジナルデータの約1/10までファイルサイズを圧縮できます。僕も試してみましたが、オリジナルデータの736.3MB(再生時間は2分33秒)からなんと77MBまで圧縮されていました! しかもトランスコードおよび転送にかかった時間は3分45秒程度。これなら旅先でもためらうことなくYouTubeやSNSなどに投稿できますよね!

【2】GPS

数日前にもこのブログで同じようなことを語らせてもらいましたが、今やデジカメにGPS機能は必須だと個人的には思っています。しかも今回の自転車旅行ならばなおさらです! 例えば、自転車を必死でこいでいる途中に感動的な光景と巡り会ったとします。当然、その光景を写真に収めるわけですが、GPSがなければそれでおしまいですよ。でも、GPSがあればその写真をどこで撮影したのかか自動的に記録されます。「もう一度、あの光景を見たい」という気持ちになった時、GPSの正確な位置情報を基に再訪できるわけです。思い出の地を地図上に残せるのって素敵なことですよね!

アシストGPS
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▲『PowerShot SX280 HS』のGPS機能は測位時間が従来の約1/3にまで短縮されています。その理由は、あらかじめカメラ側にアシストデータ(衛星軌道情報)を取得しておくからです。GPS機能って、シャッターを切る直前に測位するため、位置情報が取得されるまで待たされることがしばしば。せっかちな僕はこの待ち時間にストレスを感じるのですが、『PowerShot SX280 HS』ならサクッと測位してくれるのでシャッターチャンスを逃すこともありませんでした。

写真とジオタグ
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▲この写真は、自転車旅行2日目の午後、国道360号線を走っていると近くから波の音が聞こえてきたので、海岸線に出て撮影したものです。GPS機能のおかげで、撮影位置が北緯35度7分25.46秒、東経138度47分25.22秒であることがわかります。「場所を確認」ボタンをクリックすると、Googleマップに移動します。

Googleマップで場所を確認
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▲緑の矢印が撮影場所になります。改めて地図を見ると、JR東海道本線の原駅が近くにあったことがわかります。自転車をこいでいる時は、すぐそばを電車が走っているなんて全く気付きませんでした……。こういう新しい発見があるのもGPSのすばらしさです!

さらに『PowerShot SX280 HS』にはGPSロガー機能も付いているので、撮影場所だけでなく自分が辿ってきたルートも記録できます。辿ったルートの話は明日以降、石田副編集長が熱く語ってくれるはずなので、次の話題に移りますね。

【3】Wi-Fi機能

Wi-Fi機能は、最近のデジカメではすっかりトレンドとなっていますね。僕なんかはFacebookに投稿して、みんなから「いいね!」ボタンを押してもらうために写真を撮っているようなものです。「だったらスマホで撮ればいいじゃん?」というツッコミが入りそうですが、スマートフォンには光学20倍ズームレンズなんてありませんし、動画性能だって『PowerShot SX280 HS』に遠く及びませんからね!

Wi-Fi機能
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▲Wi-Fi機能は、スマートフォンやタブレットへの転送だけでなく、キヤノンの写真共有サービス『CANON IMAGE GATEWAY』経由でのパソコンへの転送やSNSへの直接投稿にも対応しています。履歴メニューが用意されているので、再接続も簡単。複数のデバイスやサービスを利用しているユーザーは重宝すること間違いなし。

スマホへ転送
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▲スマートフォンへ写真を転送するには、まず写真再生モード中に『PowerShot SX280 HS』の「Wi-Fi」ボタン(赤丸の部分)を押します。

デバイスに接続
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▲接続先のデバイス(ここではスマートフォン)を選ぶと、接続を開始します。この時、事前に『Canon Camera Window』という連携アプリをインストール&起動しておく必要があります。

写真を転送
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▲「この画像を送信」を選ぶと、その写真がスマートフォンに転送されます。複数の写真をまとめて転送したり、画像サイズをリサイズして転送したりできます。またカメラ側だけでなく、スマートフォン側からも同様の操作が可能です。

あとはスマートフォンのFacebookアプリやTwitterクライアントを使って写真を投稿するだけです。『PowerShot SX280 HS』の高画質に慣れてしまったら、きっとスマートフォンのカメラ機能では物足りなくなるはず。そうなるとこのWi-Fi機能がますます重要度を増してきますね!

『PowerShot SX280 HS』には、この他にも「クリエイティブフィルター」機能や、僕のようなカメラオタクには欠かせないマニュアル撮影にも対応して、多機能コンパクトカメラの名に恥じない充実ぶりです。読者の皆様にもうまく伝わるといいのですが、明日から石田副編集長にバトンタッチしますので、彼にうまいことだめ押ししてもらいましょう! 残り3日間もよろしくお願いします!

4日目の記事はこちらから>>>

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6日連続更新! 本誌連動企画『PowerShot SX280 HS』の魅力 2日目:動画検証編

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どもども、デジカメ担当の加藤です。


読者の皆様、昨日発売のデジモノステーション6月号はもうご覧になりましたでしょうか? 本誌P.62~65に掲載されている「Advanced動画デジカメPowerShot SX280 HS」および「PowerShot SX280HSと280km自転車撮影旅行」をまだチェックしていない人は、近くの書店かコンビニで即ゲットしてくださいね!


ちなみに1日目からご覧になりたい方はコチラをクリック。


さて2日目は、『PowerShot SX280 HS』の最大の目玉である“動画性能”をチェックしていきます。本誌でも何度も繰り返していますが、この機種で初めて新世代の映像処理エンジン「DIGIC 6」が採用されました。一眼レフやミラーレスカメラを差し置いてですよ! それだけキヤノンが『PowerShot SX280 HS』に対して本気を出しているってことでしょう。


飛躍的な進化を遂げた動画性能について、もう一度おさらいしておきましょう。「DIGIC 6」を搭載することで、前モデル『PowerShot SX260 HS』から下記のアップデートが施されています。

【1】5軸手ぶれ補正
【2】60pのフルHD動画記録
【3】MP4形式を採用

これだけではピンと来ないと思いますので、作例を見ながらこれらの進化をチェックしていきましょう。


【1】5軸手ぶれ補正

光学補正と電子補正を組み合わせて、従来の回転軸補正に加えて、上下左右の平行移動や水平回転、縦回転の歪みも補正してくれます。キヤノンが「動画に強い多機能コンパクト」と謳うだけあって、この手ぶれ補正機構は本当に強力でした。論より証拠、『PowerShot SX260 HS』との比較検証用の動画を箱根の関所で撮影してきましたので(本誌P.64参照)、その効果の程をご覧ください!


なお、今回の検証動画は全てオリジナルサイズ(1920×1080ドット)から720×400ドットにリサイズしています。


5軸手ぶれ補正
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5軸手ぶれ補正の概念図。回転軸に加えて、上下、左右、水平回転、縦回転の5軸のぶれと歪みに対応。専用機に匹敵する手ぶれ補正効果を実現しています。

PowerShot SX260 HSで撮影

▲まずは『PowerShot SX260 HS』の動画を見てください。ゆるやかな坂道を歩きながら手持ち撮影をしているせいか、かなりぶれているのがわかります。

PowerShot SX280 HSで撮影

▲同じく坂道を歩きながら『PowerShot SX280 HS』で手持ち撮影してみたところ、まるでビデオスタビライザーを使ったかのような安定した映像! ここまで手ぶれを防げるなんて感動モノです。

【2】60pのフルHD動画

毎秒60コマのプログレッシブ記録に対応したので、映像も非常に滑らかになりました。『PowerShot SX260 HS』が毎秒24コマのプログレッシブ記録だったので、情報量は2倍以上になりました。これが実際の映像にどれくらいの影響を及ぶすのかを見ていきましょう。芦ノ湖沿いを自転車で駆け抜ける僕の勇姿をとくとご覧あれ!

PowerShot SX260 HSで撮影
http://www.digimonostation.jp/canon_blog/260.mp4
※こちらからファイルをダウンロードしてください[約1.79MB]
▲24pで撮影。自転車が手前に向かって来るにつれて「ドッドッドッドッ」という感じで、ちらつきが目立ってきます。この映像、本来のフルHDサイズで再生するとさらに粗が目立ってしまいます。

PowerShot SX280 HSで撮影
http://www.digimonostation.jp/canon_blog/280.mp4
※こちらからファイルをダウンロードしてください[約1.34MB]
▲60pで撮影。自転車が手前に来ても、『PowerShot SX260 HS』のようなちらつきはほとんど感じられません。2倍以上のコマ数で再生しているだけあって非常に滑らかな映像です。

上記の動画ファイルは期間限定でのダウンロードとなります。ダウンロードしていただいた動画は、なるべく高いスペックのPCでご覧になることをお薦めします。PCのスペックよっては若干見え方が異なる場合があることをご了承ください。


今回のテストは広角端で、さほど早く動かない物体(僕のことです・汗)を撮影していますが、それでもこれだけの差が出ています。ちょこまかと動き回る子供やペットを寄りで撮影したら、その差はさらに顕著なものとなるはずです。この検証動画を見比べたら、もう動画は60p記録しか考えられませんよね……。そう痛感して頂けたら、何度も撮り直した甲斐があったというものです。

【3】MP4形式を採用

前モデル『PowerShot SX260 HS』では、動画データはMOV形式で記録されていましたが、実はこのMOV形式というのはMacユーザー向けのファイル形式なんですよね。『PowerShot SX280 HS』ではより汎用的なMP4形式を採用しています。こうすることで、このカメラで撮影した動画をより多くのパソコンやタブレット、スマートフォンで再生可能になるわけです。しかもフルHD記録時のファイルサイズが従来比で約40%、HD記録時は約60%も小さくなっているので、SDカードやハードディスクの節約にもつながりますね。

以上、今日は『PowerShot SX280 HS』の動画性能を中心に話を進めてきました。簡単にまとめると「デジカメに動画性能を求めるなら、5軸手ぶれ補正と60p動画は欠かせない!」ということになりますね。動画の検証は本誌ではなかなか伝えきれないので、今日のブログが参考になれば幸いです。


次回は「プラスムービーオート」やGPS、Wi-Fiといったプラスα機能についてお話しします。ではまた来週の火曜に会いましょう!

3日目の記事はこちらから>>>

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